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【家づくり用語集】家づくりで役立つ!間取りデザインの住宅用語を丁寧に解説します

家づくりの専門用語って複雑でわからないし難しい!わかりやすく説明して!

実際に打ち合わせを進めてみるとわかりますが、確かに家づくりの現場では日々専門的な言葉が飛び交っていますし、どれもわかりづらく難しい言葉のように思います。

そこで今回の記事では家づくりをする上で大事な用語をまとめていきます。

今回の記事では間取り・デザインについての住宅用語や専門用語をまとめていきます。

しっかりと家づくりに関連する用語をおさえていただき、あなたの家づくりにお役立ていただければと思います。



家づくりの現場で役に立つ!【間取りの用語集】

スキップフロアって何?

スキップフロアとは、床の高さを半階ずらして、部屋を配置した間取りプランのことを言います。

スキップフロアは小上がりやステップフロアと呼ばれることもあります。

スキップフロアでは、間仕切りとなる壁を使わずに床の高さをずらし、空間を緩やかに分けていくプランになります。

床の高さを変えることで平面の空間が立体的になり、空間全体に動きが生まれ、リビングやダイニング、ラウンジスペースなどのそれぞれの間取り同士で緩やかな繋がりを持たせることができるようになるのです。

スキップフロアのメリットとしては、居室の独立性を高め、動線を短縮し、空間的な横の広がりを感じられるなどがあります。

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DEN(デン)って何?

DEN(デン)とは小部屋のことを言います。

書斎または趣味を楽しむ小さな小部屋のことを指すことが多いですが、どれくらいの広さから、どれくらいの広さまでがDEN(デン)というのか、またどのような部屋の形がDEN(デン)というのかそこに明確な定義はありません。

納戸やサービスルームとの明確な区別はないので、DEN(デン)は家づくりにおいては納戸やサービスルームと同等の扱いをされることがあります。

ちなみにDENとは英語で、英語では動物の巣穴だったり、巣窟、隠れ場所と言った意味があります。

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ユーティリティスペースって何?

ユーティリティスペースとは、家事をスムーズに行うために設けられた作業部屋のことを言います。

簡単に「ユーティリティ」と略されることもあります。

ユーティリティスペースは家事室とも呼ばれることがあり、その多くはキッチンや洗面所に隣接してつくられます。

要するに家事をスムーズに行うための作業部屋のことで、スペースの広さ大きさに明確な定義はありませんが、ユーティリティスペースを設ける場所はキッチン、またはパントリーに併設してつくられることが多い空間です。

キッチン(またはパントリー)、ユーティリティ、洗面室、浴室、などの順番で間取りをとることで家事の合間に洗濯物を畳んだり読書をしたり様々な用途として使える部屋にできるからです。

簡単に言えば家事を円滑に進めるための多目的スペースとして、ユーティリティスペースを作ることで家事動線が良くなり、利便性を高めた間取りにすることができるのです。

ちなみに半屋外など屋外に設置されたユーティリティスペースはユーティリティテラス(UT)と呼ばれます。

小屋裏って何?

1階や2階の屋根との間にできた空間のことを小屋裏と言います。

小屋裏は空間の高さが1.4m以下で、かつ下層の床面積の1/2未満であれば床面積に参入しなくても良いと建築基準法で定められています。

小屋裏収納とは

小屋裏の空間を利用した収納スペースのことを小屋裏収納と言います。

ただし小屋裏収納は熱や寒さに弱いモノを収納するのには適していません。

もともと小屋裏には熱や湿気などを外部に排出する役割があるため、特に2階の小屋裏は夏場に非常に暑くなるからです。

もちろん屋根裏で断熱を施す外断熱もしくは屋根断熱で建物全体をすっぽりと覆っている場合は、この限りではありませんが、居住空間だけ断熱される内断熱となっていることも多いので、基本的に熱や寒さの影響を受けるものは収納できないと考えてください。

小屋裏換気って何?

小屋裏の空間を利用して熱や湿気などを建物の外に排出する換気の仕組みのことを言います。

夏場は小屋裏は非常に暑くなり、60度以上の熱をため込むこともありますから、小屋裏換気をすることでたまった熱を逃し、建物内部の温度を快適な温度に保つ役割があります。

小屋裏換気には妻面で換気をする「妻面換気」と軒下で換気をする「軒下換気」もしくは「妻面換気と軒下換気の併用」と言った方法がとられますが、機械などを設けることなく自然換気に任せる方法が一般的な小屋裏換気になります。

ちなみに住宅ローンのフラット35を利用する場合は小屋裏換気をつけることが必須条件となっています。

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妻面換気って何?

切妻屋根や入母屋屋根などで三角形になっている部分の壁に換気口をつけ自然換気を行うことを妻面換気と言います。

妻面換気は略して「ツマカン」と呼ばれることもあります。

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軒下換気って何?

軒裏天井に換気口を取り付けて換気する小屋裏換気の方法を軒下換気と言います。

換気口は軒裏天井専用の換気口以外にも、仕上げ材として使われる軒天有効ボードなどもあります。

軒下換気は軒先に天井面の1/250以上の換気口を2カ所以上、換気に有効な一に取り付けるように定められており、「軒裏換気と妻換気の併用」では小屋裏の天井面に対して1/900以上の軒裏換気口を設けるように定められています。

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エアーサイクルシステムって何?

エアーサイクルシステムとは小屋裏と床下を繋ぐ空気の通り道をつくり、温度調節ができるように設計された換気システムのことを言います。

暑い夏場は小屋裏と床下に設けられた換気口を開け、暑く熱せられた空気を小屋裏から逃し、床下から冷たい空気を取り入れ空気を循環させ、家の温度を均一なものに保てるように調整していきます。

寒い冬場は小屋裏と床下に設けられた換気口を閉じ、冷たい空気の侵入を防ぎ、太陽により温められた屋根や壁面の熱を家全体に循環させ、家の温度を均一なものに保てるように調整していきます。

またエアーサイクルシステムでは、外壁と断熱ボードの間に空気の層をつくるため、内部結露を防ぐ役割もあります。

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ロフトって何?

ロフトとは屋根裏部屋のことです。

ロフトは天井を高くして部屋の一部を2層式にした上部スペースのことを指します。

建築基準法では、ロフトを作るときにロフトの高さが1.4m以下、さらに直下の部屋の床面積の1/8未満であれば床面積に参入しなくても良いとしています。

ロフトの用途としては物置、簡易的な書斎、子供部屋、または映画などを楽しむ多目的スペースなどがありますが、建築基準法上ロフトは居住空間と認められていない空間になります。

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グルニエって何?ロフトとグルニエはどう違うの?

グルニエも屋根裏部屋のことを指します。

実は、フランス語では屋根裏部屋のことをグルニエと呼ぶのです。

ただしグルニエという場合は屋根裏を利用した収納スペースのことを言うという違いがあり建築基準法では小屋裏物置等という扱いがされ、面積はグルニエ直下の階の1/2以下、天井高は1.4m未満、グルニエに出入りするための梯子は固定式にしないことなど規則があります。

この点においてロフトとは明確に違い、取り外し可能な梯子や折りたたみ式で収納できる梯子を取り付ける必要があります。

アティック(attic)って何?ロフトとどう違うの?

ロフトと似たような屋根裏部屋にアティックがあります。

アティックも屋根裏部屋ですが、アティックは屋根裏を利用した「収納スペース」のことを指します。

建築基準法上の扱いは小屋裏物置等になり、直下の階の1/2以下、天井高は1.4m未満、グルニエに出入りするための梯子は固定式にしないことなど規則があります。

つまりグルニエとアティックは言葉が違うだけで同じものだと思ってもらって構いません。

家づくりの現場で役に立つ!【水回りの間取りの用語集】

3in1(スリーインワン)って何?

3in1(スリーインワン)とは、浴室と洗面室、それにトイレが同じ場所にあるスペースのことです。

3in1(スリーインワン)にすることで、狭いスペースでもオープンな空間づくりができます。

バスコートって何?

バスコートとは、浴室や洗面室に隣接してつくられた屋外にある囲われたスペース、または屋外の風景を楽しむために設けられた「坪庭」のことを言います。

バスコートは、樹を植えたりウッドデッキやタイルを敷き詰め、すずむための空間として活用するケースが多く、同時に採光し浴室内を明るいものとしたり、広く一般的には浴室内の開放感を演出する用途として浴室に隣接した場所につくられます。

また目隠しの壁をつくり近隣の視線を考慮したバスコートをつくれば自宅にいながら露天風呂の感覚で入浴を楽しむことができたり、実用的な用途では洗濯物を干すスペースとして利用することができます。

アイランドキッチンって何?

アイランドキッチンとは、調理台や作業台、シンクの部分を壁から離して、キッチンスペースの中央に配置し設置されたキッチンのことです。

壁から離され、独立した島のような形に見えることからアイランドキッチンまたはアイランド型キッチンと呼ばれます。

アイランドタイプ(島型)のキッチンにすることで、キッチンの周りを両サイドから人が歩けるような回遊動線になるので動線が良くなり、キッチンでの多人数での作業がしやすくなるメリットがあります。

ただし調理時の油が飛び散りやすくなったり、汚れが目立ちやすくなったり、広いスペースが必要になるなどのデメリットもあります。

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オープンキッチンとどう違うの?

壁やカウンターなどの間仕切りがないタイプのキッチンのことをオープンキッチンと言います。

空間の広さを強調するために、オープンキッチンの多くはダイニングやリビングと一体化した間取りになります。

オープンキッチンでは、リビングやダイニングにいる家族と顔を合わせながら調理ができるメリットがあります。

オープンキッチンに対して、調理専用の部屋として独立して設けるキッチンを独立式のキッチンだとか、クローズドキッチンと呼ばれます。

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対面式キッチンって何?

対面式キッチンとはリビングやダイニングに対面して作業ができるようにレイアウトされたスタイルのキッチンのことを言います。

キッチンとダイニングの間にカウンターがついていることが一般的で、対面式キッチンの多くはカウンターを通してダイニングやリビングにいる家族とお皿の受け渡しができるように配膳の工夫がされています。

対面式キッチンは、調理時や後片付けの際の家事動線が良くなるメリットがあります。

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壁付けキッチンって何?

壁付けキッチンとは壁に対面してレイアウトされたスタイルのキッチンのことを言います。

壁に沿ってキッチンがレイアウトされるため空間が広く使えたり、調理に集中できたり、油の飛び散りがおさえられるため掃除が楽になり、さらに一体感のあるデザインにすることができます。

サーキュラー階段って何?

サーキュラー階段とは、いわゆるまわり階段のことです。

サーキュラー階段は輸入住宅でよく見られる階段ですが、階段の形状や手すりは建物の建築様式にしたがってデザインされることが一般的です。

ニッチって何?

ニッチとは壁をくり抜いてつくられたくぼみのことで、多くは飾り棚として利用されます。

絵や花瓶、草花や写真などを飾ったり、照明を当てて空間のアクセントを作るなど、活用の幅は広く、使い方次第で多彩な表情を演出できます。

リビングなどの居室や寝室などの諸室はもちろん、廊下やホールに設けて空間にアクセントを加えていきます。

家づくりの現場で役に立つ!【窓の用語集】

腰高窓(こしだかまど)って何?

腰高窓(こしだかまど)とは、天井付近から腰までの高さに設置された窓、または床から80センチから100センチほどの腰ぐらいの高さに取り付けられる窓のことを言います。

採光よりも換気を目的として取り付けられることが多い窓です。

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腰高窓と出窓との違いは?

出窓は外壁から外に突き出した窓のことを言います。

腰の高さであることが多く腰高窓と混同されることも多いですが、腰高窓が採光よりも換気を目的とするのに対して、出窓は採光を目的として設置されます。

ちなみに建築基準法では外壁から外側に突き出た長さが50センチ未満であれば突き出し部分を床面積から除外していいことになっています。

掃き出し窓(はきだしまど)って何?

掃き出し窓とは床面に接した窓のことを言います。

ホウキで掃いて窓からホコリを掃き出していたことから掃き出し窓と名前がつけられたと言われています。

掃き出し窓は人が出入りしやすいバルコニーに面した場所やリビングなどに設けられることが多く、別名「テラス窓」と呼ばれることもあります。

地窓(じまど)って何?

地窓とは床面に接して設置される窓のことを言います。

採光よりは通風目的で設置されることが多く、対角線方向の窓と組み泡えることで、自然換気の効果を期待できます。

高窓(たかまど)って何?

高窓とは天井の近くなど高い位置に設置する窓のことです。

高窓はハイサイドライトと呼ばれることもあります。

高窓は採光(あかりとり)はもちろん換気目的でも設けられ、プライバシーを確保しながら外の光を室内に取り込めるメリットがあります。

また高い位置から光を取り入れることで、室内の隅々まで光を届けることができるメリットもあります。

天窓(てんまど)って何?高窓(たかまど)とどう違うの?

天窓とは天井や屋根に設けられる窓のことを言います。

天窓はトップライトと呼ばれたりルーフウインドウと呼ばれたりもします。

採光目的で設置され住宅密集地などで採光しづらい地域であかりとりのために設置される窓となります。

高窓(ハイサイドライト)との違いは壁面に設置するのか、それとも天井に設置するのかの違いで、高窓は壁の高いところ、天窓は天井や屋根に設けられた窓のことを指します。

>>>注文住宅の窓で失敗しないために抑えておきたい21種類の窓と配置のコツ

バーゴラって何?

パーゴラとは、庭や軒先などにある、木材で組んだ格子状の棚、またはその空間のことを言います。

イタリア語のぶどう棚が語源だと言われ、つる性植物をパーゴラに絡ませて夏場の日差しを遮り室温の上昇を緩和させる目的で設置されます。

プロバンス・スタイルって何?

プロバンス・スタイルとは、外壁は塗り壁で、屋根はテラコッタなどの瓦屋根、室内は塗り壁、そして床にはタイルや石が用いられているスタイルのことを言います。

スペインなどの地中海に面した地域、南欧によく見られる建築様式であることから、南欧スタイルと呼ばれることもあります。

ファサードって何?

ファサードとは建物を正面から見た時の外観のことを言います。

ただし建物だけではなく、門扉やフェンス、植栽などのエクステリアも全て含めて指す場合もあります。

建築デザインでは建物の一番見せたい、その建物を象徴する部分なのでそれぞれの建物のこだわりや特徴が詰まった外観的景観と言っても過言ではありません。

家づくりの現場で役に立つ!【屋根のデザインに関する建築用語集】

切妻屋根(きりづまやね)って何?

切妻屋根とは、本を開いて伏せたような形をしている山形の屋根のことを言います。

2つの屋根面が山形にあったシンプルな形をしている屋根のことで最も標準的でいて代表的な屋根の形となります。

>>>注文住宅に使われる11種類の切妻屋根の特徴とメリットデメリット

片流れ屋根(かたながれやね)って何?

片流れ屋根とは一方向だけに勾配がつけられた屋根のことを言います。

雨水の流れがよく採光もとりやすいというメリットがありますが、風の影響を受けやすかったり、壁に当たった雨が屋根裏部に侵入しやすくなるなどのデメリットもあります。

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寄棟屋根(よせむねやね)って何?

寄棟屋根とは4方向に傾斜する屋根面で構成された屋根のことです。

日本では様々な外観スタイルで用いられ、切妻屋根と並んで代表的な屋根となります。

>>>もう、屋根の形で悩まない!寄棟・方形屋根の特徴と押さえておきたい5種の形

陸屋根(ろくやね・りくやね)って何?

陸屋根とは屋根面にほとんど傾斜が設けられていないフラットなタイプの屋根のことを言います。

シャープな佇まいの外観になるためモダンな外観の住宅でよく使われる屋根になります。

まとめ

以上、今回は家づくりの際に、家の間取りやデザインで使われる用語についてまとめて解説してきました。

家づくりをしていると、なんとなく頭の中に思い描いているイメージを伝えたいけどどう伝えていいかわらかないなどの問題が出てきますが、こうした建築用語を事前におさえておけば、打ち合わせの際にもスムーズに話を運ぶことができます。

是非、建築用語を覚えて使いこなし、あなたの理想とする家づくりを目指していただければと思います。



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