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失敗しないハウスメーカーの選び方!住宅会社選びの9つの基本

注文住宅の依頼先にはハウスメーカー、工務店、そして設計事務所があります。

しかし、実際に注文住宅を建てようと検討しはじめた際に、真っ先に依頼先候補として上がるのは、そのうち「ハウスメーカー」と「工務店」が多い印象を受けます。

高度経済成長期の頃から根強い人気の「雰囲気重視」のハウスメーカー、また価値観の多様化によって最近依頼先候補として増加傾向にある、「技術力の高いイメージ」の工務店。

では、ハウスメーカーと工務店、それぞれの依頼先を選ぶ際は、何を比較しながら、どのように依頼先を選べばいいのでしょうか?

ハウスメーカーと工務店、それぞれの依頼先の特徴をはっきりと答えられる人は意外と少ないように思いますし、案外ぼやっとしたまま、雰囲気やイメージだけで依頼先を決め、家づくりを進めてしまっている人が多いように思います。

よくわからないまま、家を建てるための大事な依頼先を、見た目の雰囲気だけで選んでしまうから、後から家づくりを失敗したと後悔してしまう方が後をたたないのです。

そこで今回は、注文住宅で家づくりを行うにあたってハウスメーカーと工務店、どちらを選べばいいのか、依頼先の選び方の基準や、家づくりの依頼先の探し方についてお話ししていこうと思います。

それぞれの依頼先における失敗しない住宅会社の選び方についても触れていきますので、これから注文住宅で家づくりを進めようと検討されている方はぜひ一読していただき、理想の家づくりを迷いなく進めていってください。

【いい家を安く建てる方法ってないの!?】

予算内で、あなたがのぞむ理想の家を建てるためには、依頼先に全てを一存するのではなく、依頼する側がしっかりと家の価格がどのようにして決まっているのか把握し、家を安く建てるためのコストダウンのコツを最低限把握しておく必要があります。

実際、注文住宅を依頼する際に「家の価格はどのようにして決まるのか」「家を安く建てるためのコツ」この2つをおさえておけば、コストを上手にコントロールして予算を管理できるようになります。

予算内で理想の家を建てるために大事なことを、下記の3つの記事にまとめておきましたので、これから家づくりをされる方は一読しておくことをお勧めします。

1:家を安く建てるためには具体的に何をしたらいいの?

注文住宅ではほとんどの場合、当初の予算を上回ってしまいます。それだけ、予算内で家を建てるのは難しく、希望の家を予算内におさめるにはコツがいります。

予算内でいい家を建てるための7つの基本は下記リンク先の記事を参考にしてください。

>>>家を安く建てる方法とコストダウンの7つの基本

2:お金のかかる「家の形」とお金がかからない「家の形」の違いについて教えて!

家は「大きさ」によって価格が大きく変わることは知られていますが、「家の形」によって価格が変わることはあまり知られていません。

では、どのような家の形はお金がかかり、また、どのような形にすればお金をかけることなく家を建てることができるのでしょうか?

それぞれの家の形の特徴については下記リンク先の記事を参考にしてください。

>>>家づくりで覚えておきたい家の形とお金のかかる家とかからない家の違い

3:依頼先ってどうやって決めたらいいの?

注文住宅が成功するか失敗するかは最終的には依頼先で決まります。

だからこそ、依頼先は慎重に検討したいところですが、検討するにはまずはどんな家を建てたいのかを知らなくてはなりません。

無料で住宅会社から請求できる住宅カタログを請求して理想の家を建てる方法については下記リンク先の記事を参考にしてください。

>>>無料で貰える住宅カタログを使いこなし賢く家を建てる6つのステップ




失敗しないハウスメーカーの選び方「9つの基本」

写真:三井ホームの住宅商品「フィル・コート」

ここからは、失敗しないハウスメーカーの選び方として下記の9つの点についてお話ししていきます。

【失敗しないハウスメーカー選びの9つの基本】

1:ハウスメーカーとは何か
2:ハウスメーカーが建てる注文住宅の特徴
3:ハウスメーカーに注文住宅を依頼するメリット
4:ハウスメーカーに注文住宅を依頼するデメリット
5:ハウスメーカーに注文住宅を依頼する際の注意点
6:ハウスメーカーの保証とメンテナンスについて
7:ハウスメーカーで注文住宅を建てることが適している人
8:ハウスメーカーの値引きについて
9:失敗しないハウスメーカーの選び方

つまり、ハウスメーカーとはどんな住宅会社のことを言うのか、ハウスメーカーの特徴や、注文住宅をハウスメーカーに依頼するメリット、デメリット、注文住宅をハウスメーカーに依頼する際の注意点、ハウスメーカーが適している人、ハウスメーカーでの値引きの仕方や考え方、最後にハウスメーカーの選び方についてお話ししていこうと思います。

※今回の記事は3つの記事に分けて構成されています。

「ローコストメーカー」と「工務店」それぞれの住宅会社の選び方については下記リンク先の記事をご覧ください。

ローコストメーカーの選び方については下記のページを参考にしてください。

>>>失敗しないローコストメーカー選びの9つの基本(現在編集中)

工務店の選び方についてはこちらのページを参考にしてください。

>>>失敗しない工務店選びの14の基本(現在編集中)

1:ハウスメーカーとは何か

一般的に、ハウスメーカーとは、積水ハウス、パナソニックホームズ、ヘーベルハウス、ダイワハウスなどのように全国規模の広範囲で展開している住宅会社のことを言います。

多くの場合、住宅展示場などにモデルハウスを持ち、テレビCMを大々的に打つなどをし、住宅の販売促進を行なっている、比較的大きな規模で家づくりを行なっている住宅会社がハウスメーカーにあたります。

大事な点は、ハウスメーカーは、立ち位置としては「メーカー(製造業者)」にあたるため、自社で家を建てているわけではなく、設計を外部の設計事務所に依頼したり、施工を外部の工務店に依頼したり、必要な材料を建材メーカーや住宅設備機器メーカーから購入して、下請けの職人に依頼し家を建てているということです。

つまり、ハウスメーカーが独自に住まいのテーマや雰囲気、ライフスタイルなどから家のコンセプトを企画し、家のテーマやコンセプトに沿って大まかな方向性を決めた住宅を「商品」として販売しているのがハウスメーカーとなります。

ここを勘違いしてしまうと、ハウスメーカーという存在がわからなくなってしまい、どこに依頼しても結局同じだと思い込んでしまったり、工務店と大して変わらないと感じてしまうので注意してください。

※ただし、工務店でもハウスメーカーと同じような方法をとって、住宅を商品化し、販売している会社もあります。

また、部材や設計、下請け業者など、できるだけ外部に委託せずに内製化しているハウスメーカーもありますが、外部に依頼し、家を建てているハウスメーカーの方が一般的です。

この辺りの複雑さが一般の方に注文住宅をわかりにくくさせている要因となっています。

2:ハウスメーカーが建てる注文住宅の特徴

【ハウスメーカーの家づくりを一言で説明すると?】

「住まい方」や「暮らし方」、「好みのライフスタイル」から家を選び、予算をかければ誰でもテーマに沿った家づくり(注文住宅)が出来るのがハウスメーカーの家づくりの魅力です。

ハウスメーカーによって、ある程度決まった予算を用意できれば狙った通りの家を建てることができるのも魅力の一つです。

はじめに住まいの原型となる「コンセプト」を選び、細かい部分は好みに合わせてオーダーしていく家づくり

ハウスメーカーで建てる注文住宅の特徴は、商品ごとに住まいのコンセプトが企画されており、一定の住まいのテーマに沿って家づくりを進められるところにあります。

ハウスメーカーを選んだ場合、住宅のテーマやコンセプトなどをゼロから草案するのではなく、ハウスメーカーが用意した家のコンセプトやテーマに沿って、コンセプトやテーマの枠からはみ出さないように範囲が定められて家づくりが進められていきます。

具体的には、まず住宅会社が提案する住まいのテーマを選び、住まいのテーマごとに用意されたパーツを選んでいく形で家づくりを進めて行く特徴があります。

それぞれのテーマにそって注文住宅が建てられるのが家づくりの大きな特徴

ハウスメーカーで家づくりを進めてみるとわかりますが、家を建てるにあたって、ある程度「住まいの軸」となる本筋を示してくれるところに大きな特徴があります。

つまり、ハウスメーカーとの家づくりの特等は、どんな家に住みたいのかが明確になっていなくても、誰でもオーダー次第で、テーマに沿った家づくりが出来る様に作業工程などが工夫されているところにあります。

例えば、積水ハウスの「イズ・ロイエ:ファミリースイート」では、「家族とのつながりを密にする住まい」を提案しており、柱や壁を極力なくし大広間での「家族での団欒」を大切にしたコンプセプトの家づくりを提案しています。

そして、本筋のテーマに沿った家づくりができるように、「標準仕様」として基本的な設計をあらかじめ設定しておき、後から「オプション」として追加注文を加えていき理想の家に近づけていく方式で家づくりが進められていきます。

ハウスメーカーでは、こうしたように、家づくりの工程を「標準化」し、「規格化」することで、誰でも一定のテーマに沿った家づくりができるように「間取り(空間の取り方)」や「仕様(設備機器など)」が一定のものとして定められるなど、注文住宅を効率よく建てられるように工夫されています。

メーカーによって得意とする「家づくりのテーマ」や「住まい方のデザイン」は違う

また、パナソニックホームズの多層階住宅ビューノ(Vieuno)では、家づくりのテーマとして、主に好立地の都市部に家を建てようと検討している方への「土地と建物の有効活用案」を提案しており、多階層にすることで下の階にはテナントを入れ、上の階を住居にするといった賃貸併用住宅という暮らし方を提案しています。

もちろん、積水ハウスには他にも和風の邸宅を提案する「縁の家(ゆかりのいえ)」や木造住宅シャーウッドの工法を採用した平家の住まいである「里楽(りらく)」などがありますし、同じようにパナソニックホームズでもCASART(カサート)シリーズのような先端技術を取り込んだデザインコンセプト型の住宅が展開されています。

つまり、ハウスメーカーの注文住宅は、住宅会社が、「こんな暮らし方はどう?」「こんな暮らし方をしませんか?」と提案し、その提案を「いいね!」「そういう家に住みたかった!」と思う方に向けて販売している注文住宅になります。(こうした注文住宅をデザインコンセプト型の注文住宅ということもあります。)

ハウスメーカーは企画立案者

※ここでお話しした、ハウスメーカーでの注文住宅はどのような家なのかを理解しないまま、家づくりを進めると、ハウスメーカー側と「注文住宅」という根本的な部分での解釈が異なり、注文住宅を失敗する確率が高くなりますので注意してください。

その他「注文住宅とは何か」の詳細については下記リンク先の記事を参考にしてください。

>>>注文住宅って何?依頼する前に知っておきたいイマドキの注文住宅の3つのタイプとは

対応できる家づくりに限界がある特徴を持つハウスメーカーの注文住宅

もちろん、注文住宅ですから、内外装を含む細かい仕様や間取りなどは好みに応じて選ぶことができます。

つまり、それぞれが選んだ住宅会社や「テーマ」「コンセプト」「デザイン」の中で、家族の好みにあった家を注文して建てることができます。

ただし、一般的なイメージの注文住宅と違い、ハウスメーカーとの家づくりは、全てを自由に決められるわけではありません。

現実には、どのハウスメーカーも住まいのテーマごとに厳しい制限が設けられていることが一般的だからです。

また、依頼先の住宅会社、または工法(木造なのか鉄骨造なのか)によっても可変性(間取りを含む家づくりの自由度)は大きく異なりますので、何でもかんでも自由に設計できるというわけではありません。

ハウスメーカーの場合は、効率化を優先させて家づくりの工程全体がデザインされているため、対応できる家づくりには限界があるといっても過言ではありません。

ハウスメーカーで対応できる幅は工務店に依頼するよりも、かなり狭く限定的になってしまう点は、注文住宅と聞いて連想する「家づくりのイメージ」とのギャップから来る「家づくりの失敗」を生まないために、特に依頼前に押さえておきたい点だと思います。

また、ハウスメーカーに家づくりを依頼すると、多くの場合は、直接の依頼先はハウスメーカーでも、実際に家を建てているのは委託先の下請けの工務店などであり、同じブランドの家でも、地域や工務店ごとの現場の体制によっても家の品質が変わってくることがある点も留意しておくべき点だと思います。

家づくりは現場作業の技量によって品質を大きく左右するため、同じハウスメーカーでも同等の品質というわけではありません。

同じ設計でも、作り手が違えば、出来上がる家は違うという当たり前の現実をしっかりと認識しておく必要があります。

※ハウスメーカーが公表している住宅性能は、一定の条件下で建てた場合の数値に過ぎません。実際は現場で作業する大工などの熟練度や技量によって数値は大きく変わることがほとんどですので、あまり鵜呑みにし過ぎないことです。

ハウスメーカー同士で家の性能を比較すると、確かに細かい部分に様々な違いは見られるものの、現在はどこも横一列に過ぎず見せ方の違いに過ぎないというのが現状です。

3:ハウスメーカーに注文住宅を依頼するメリット

写真:積水ハウス シャーウッド マキシオのラウンドウォール

ハウスメーカーに注文住宅を依頼する最大のメリットは、家づくり全体を通しての「総合力」にあるといっても過言ではありません。

また、それぞれのハウスメーカーで独自開発している工法(型式認定工法)を用いた家は、そのハウスメーカーでしか建てることはできないという、ブランド価値もあります。

ヘーベルハウスがいいという人は、やはりヘーベルハウスを選ぶでしょうし、積水ハウスがいいという人は、やはり高くても積水ハウスを選びます。

それがハウスメーカーのブランド価値だからです。

さらに、ハウスメーカーは家づくりを限りなく効率化しているため、短期間で家を建てることができ、住宅会社のテーマやコンセプトによっては、最初の打ち合わせ段階からおよそ6ヶ月程度(早ければ4ヶ月という短期間)で家を建てることができるのも大きなメリットといえるでしょう。

ハウスメーカーに依頼するメリットをまとめると下記のようなことが挙げられます。

【ハウスメーカーに注文住宅を依頼するメリット】

1:高い認知度と圧倒的なブランド力
2:短期間で家を建てられる
3:一定の品質が保たれている安心感
4:どのような家が建つのかを事前に確認できる
5:面倒なことは任せられる
6:ハウスメーカー独自の特典を利用できる
7:値引きができる

下記からハウスメーカーに依頼する7つのメリットについて詳しくお話ししていきます。

ハウスメーカーのブランド価値を生む型式認定工法については下記リンク先の記事に詳しく書いてありますので、型式認定について知りたい方はご覧下さい。

>>>型式認定工法って何?メリットとデメリットをわかりやすく説明します

メリット1:高い認知度と圧倒的なブランド力

ハウスメーカーが建てる家の価値は、多額の研究開発費による最先端の技術を使用した家づくりや、時代の流れを的確に捉えたマーケティングによりそのブランド価値が支えられています。

TV-CMをはじめとしたメディアへの露出、大々的な広告宣伝は数ある住宅会社の中でも、ハウスメーカーにしかできない価値を生む家づくりといっても良いと思います。

メリット2:短期間で家を建てられる

ハウスメーカーの建てる家は、可能な限り効率よく家を建てるノウハウによって支えられています。

部材を規格化したり、型式認定を取得し検査にかかる手間を短くしたり、打ち合わせの工程ごとに、その道の専門家が参加したり、住宅設備機器は製造メーカーから購入し最先端のものを用意するなど、工程ごとにできるだけ面倒な作業を省き、良質な家を安定して供給できるように、家づくりが無駄のないように徹底的に仕組み化されています。

そうした企業努力もあって、工務店に依頼するよりも短期間で家を建てることができ、早いところでは打ち合わせから半年程度で家を建てることができます。

メリット3:一定の品質が保たれている安心感

ハウスメーカーの建てる家は、ある程度の品質が担保されています。

工務店の建てる家は、職人の技術に依存する度合いが大きく、それぞれの工務店によって技術力にバラツキがありますが、大手ハウスメーカーの建てる家は、職人の技術に出来るだけ依存しないよう家づくりが標準化されているため、施工技術のバラツキが少なく一定の品質が担保されています。

ただし、一定の品質は担保されているものの、つくり手の力量によって家の品質には、ばらつきが生まれます。

メリット4:どのような家が建つのかを事前に確認できる

ハウスメーカーの建てる家は、モデルハウスを見て回ることで、どのような雰囲気の家が建つのかを家を建てる前に確認できるメリットがあります。

もちろん、実際に家を建てる際の土地や予算などの条件は違うため、全く同じ家が建つわけではありませんが、家が完成する前に、ある程度、どんな家が建つのかなどの雰囲気はつかむことができます。

家の雰囲気は、カタログからでも掴むことができます。

下記リンク先の記事ではカタログを利用して賢く家を建てる方法についてお話ししていますので、これから注文住宅を建てようと検討されている方は、参考にしてください。

>>>無料で貰える住宅カタログを使いこなし賢く家を建てる6つのステップ

メリット5:面倒なことは任せられる

ハウスメーカーは、役所などに届け出が必要な書類などの面倒な手続きなどを代行してくれます。

そのため、家づくりにかかる手間を極力省くことができ、面倒な書類関係など最後まで滞りなく家づくりを進めることができます。

メリット6:ハウスメーカー独自の特典を利用できる

ハウスメーカーを通して注文住宅を依頼すると、様々な特典を利用することができます。

例えば、ハウスメーカーと付き合いのある指定の金融機関から借り入れることで様々な特典や優遇が受けられますし、住宅ローンを組む際に金利が優遇されることもあります。

さらに、ハウスメーカー独自の特典が用意されていたりと、ハウスメーカー経由で申し込むと様々な特典を受けることができます(※特典の詳細については、各ハウスメーカーにお問い合わせください)。

また、ほとんどのハウスメーカーでは、10万円ほどする敷地調査や地盤調査も無料でやってくれます(大手ハウスメーカーでは住友林業は有償での調査となります)。

この調査費用は、もともと販売管理費の中に含まれているため、無料だからと言って家の価格が高くなるわけではありませんので安心してください。

また調査費用が無料であろうと、内容は有料のものとは全く変わりません。

>>>無料で敷地調査を依頼する方法も!注文住宅の敷地調査の15の視点

ハウスメーカーは、様々な関連業界に顔が効きます。

横のつながりが強いため、ハウスメーカーを通して話を進めることで各機関での面倒な手続きなどを円滑に進めることができます。

この顔効き要素の総合力は、ハウスメーカーならではの大きな特典で、依頼先にハウスメーカーを選ぶ一つの理由になると思います。

メリット7:値引きができる

あまり大きな声では言えませんが、多くのハウスメーカーでは値引きされることを前提にプランが組まれており、値引き額の大小などあるものの、大抵のハウスメーカーでは大幅な値引きが期待できます。

ただし、あからさまに値引きとは言わず「キャンペーン」などの適用や、「決算前だから」「イベント中だから」といった形で姿をかえ、値引きが行われます。

※あまり積極的に値引きを行うと、手抜き工事につながり欠陥住宅を建てられてしまうのではないかと思われる方もいらっしゃるようですが、ハウスメーカーは家の価格を決める「材料費」「工賃」「販売管理費」のうち「販売管理費」の粗利率で値引きを行なっていることもあり、値引きをしたからと言って、それが理由で手抜き工事がされることはありません。

もちろん常識の範囲内での値引きについての話で、常識を超えた値引きについてはこの限りではありません。

ハウスメーカーでの値引きの方法については、下記リンク先の記事にまとめてありますので、詳しくは下記リンク先の記事を参考にして値引きを進めてください。

>>>ハウスメーカーで最も注文住宅を安く建てるために値引きをする6つの方法

4:ハウスメーカーに注文住宅を依頼するデメリット

写真:積水ハウス シャーウッド「縁の家」の玄関

ハウスメーカーに依頼するメリットがある一方で、やはり依頼する上でのデメリットも存在します。

一番のデメリットは、広告宣伝費や研究開発費などが原因で上乗せされる、家の価格の高さだと思いますが、下記のデメリットがハウスメーカーに依頼する代表的なデメリットとしてあげられます。

【ハウスメーカーに注文住宅を依頼するデメリット】

1:家の価格が高い
2:設計の自由度はあまりない
3:標準仕様では満足のいく家が建てられない
4:誰が担当につくのかで家づくりが大きく左右される
5:ハウスメーカーの都合に流されやすい
6:現場責任者が1人で複数棟の現場を兼任しているため、現場がきちんと管理されない
7:工務店の技術力にばらつきがあり、選ぶことができない
8:家を建てた後もメーカーに囲い込まれる

ここでは箇条書きでデメリットについて並べさせていただきましたが、ハウスメーカーに注文住宅を依頼するデメリットの詳細については下記から具体的にお話ししていきます。

※家づくりを失敗する大きな原因は3つあります。

家づくりを失敗する大きな原因は「住宅業界についての知識が不足している」こと、「建築に関しての知識が不足している」こと、「家のコンセプトが不明確なまま家づくりを進めてしまう」ことです。

注文住宅で失敗しないためには、住宅業界のことを依頼前に十分に理解する必要があり、不必要なトラブルに巻き込まれないように注意してください。

デメリット1:家の価格が高い

ハウスメーカーが建てる注文住宅は高額です。

なぜ、高いのか。

それは、ブランドの認知度を上げたり、ブランドの価値を維持するための広告宣伝費をはじめ、住宅展示場への出店費用、社内で働くスタッフの人件費、研究開発費などの販売管理費、それに販売利益が家の価格に費用として上乗せされるためです。

それらの必要となる経費が工務店に比べると大きな金額が必要となるため、自ずとハウスメーカーの建てる家は高額になります。

※ハウスメーカーの建てる家の原価ってどれくらいなの?

あまり大きな声では言えませんが、実はハウスメーカーの建てる家は、家の原価だけを見てみると大抵は建物本体価格の4割〜5割程度です(一般的な規模の住宅の場合)。

つまり建物本体価格で3,000万円の家を購入した場合の原価は1,200万円から1,500万円程度の原価の家だという計算になります。

こうした数字だけを見てみると、ハウスメーカーの建てる家を購入するのはハウスメーカーの利益だけを買っているという見方もありますが、そこにブランド価値が乗っかっているため一概に原価だけでは判断することはできません。

例えば、あまり一般的に知られていませんが、ルイヴィトンもほとんどの製品で、本革ではなく「トアル地」と呼ばれる合皮を使用していますが、ブランド価値が高いためブランド力を維持しており、世界的に注目される製品を数多く輩出しています。(ルイヴィトンは多くの製品でエジプト綿に塩化ビニール(PVC)加工した合成皮革素材を使用しています)

デメリット2:設計の自由度はあまりない

ハウスメーカーの建てる注文住宅は、もともと家不足だった時代に大量に住宅を供給するために生まれた工業化住宅という背景もあり、それぞれのメーカーが打ち出す住宅コンセプトで家づくりの仕様が規格化されています。

ハウスメーカーの注文住宅は、まずはハウスメーカーの提案する家のコンセプト(暮らし方)の中から一つだけ型を選び、そのテーマに沿って家づくりが進められていきます。

例えば先の項目で紹介した、積水ハウスのファミリースイートは「家族での団欒」をコンセプトにしており、柱や壁のない大広間をつくることが仕様となっています。

パナソニックホームズ、ダイワハウス、ヘーベルハウス、三井ホーム、ミサワホームなど代表的なハウスメーカーでは住宅ブランドごとに特徴的な家のコンセプトが企画され、それぞれの家でしっかりと仕様が定められています。

注文住宅だから自由に設計できると勘違いされている方も多いですが、ハウスメーカーでの家づくりは、一般的に注文住宅と聞いて誰もが想像するような、ゼロから要望を伝えてプランを作成する方式で進めるのではなく、あらかじめ住まいのテーマとして「標準仕様」が決まっている中で進められていきます。

つまり、ハウスメーカーで家づくりを進める場合、まずはメーカーの提案する住まいのコンセプトやテーマから「住宅商品」を選択する形になり、その段階でそれぞれの家の標準仕様(家づくりの方向性)が決まることになります。

あとは予算に応じて内外装を選択して住まいを暮らし方にフィットさせるといった進め方で家づくりが進められていくため、注文住宅と聞いて連想する想像よりも設計の自由度はありません。

大雑把にまとめると下記のような順番で進められていきます。

【ハウスメーカーでの大雑把な家づくりの流れ】

1:ハウスメーカーの選択(予算、ブランド、コンセプトなどで選択)
2:コンセプトやテーマ(住宅商品)の選択(暮らし方やライフスタイルを選ぶ)
3:内外装を含む細かい仕様の選択(細かい部分に手直しを加えていく)

この辺りはハウスメーカーに依頼する上での肝となる部分ですので、十分に理解してから依頼するようにしてください。

※設計の自由度やプラン制限については、木造よりも鉄骨造の方が制限されます。

また、ハウスメーカーが生まれた背景や工業化住宅についてはリンク先の記事に詳しく書いてありますので参考にしてください。

>>>注文住宅って何?依頼する前に知っておきたいイマドキの注文住宅の3つのタイプとは

デメリット3:標準仕様では満足のいく家が建てられない

ハウスメーカーの建てる家は「標準仕様」が設定されていますが、標準仕様のままで家づくりを進めた場合、かなり安っぽい家しか建てられず、選択の幅もかなり限定された中で選んでいくこととなります。

つまり、ハウスメーカー側が指定する標準仕様のままだと、床材や壁材などの内外装を決める際の素材選びの際も2・3種類の中から選択することしかできないケースがほとんどだということです。

標準仕様とは聞こえはいいですが、要は必要最低限の内容を詰め込んだ暮らしに必要となる最低限の仕様のことであり、標準仕様のままでは、注文住宅とは呼べないような家づくりになってしまうハウスメーカーがほとんどですので注意する必要があります。

こうした事実を知らずに、ただ広告イメージだけに惑わされて家づくりの依頼先を決めてしまうと、ハウスメーカーでの家づくりを失敗する原因になりますので注意してください。

テレビCMを代表とした広告はイメージに過ぎませんので、実際に建てられる家と大きなギャップがあることを事前に理解しておく必要があります。

「木のにおいがする家」という広告イメージとブランドで展開するハウスメーカーもありますが、実際にその住宅会社で「木のにおいがする家」を建てようと思った場合、ハウスメーカーの指定する標準仕様ではまず不可能です。

オプションとして予算を投入し、かなり大掛かりな変更をかけないと一般的なイメージの「木のにおいのする家」は建てられません。

(「木のにおい」を「木の雰囲気」と解釈するなら話は別ですが、「木の香り」という意味で「木のにおい」と解釈すると多くの予算が必要になります)

こうした部分で広告イメージとの乖離(かいり)があると家づくりに違和感を覚え、「騙された」「依頼先選びを失敗した」と感じられる方が多いような印象があります。

デメリット4:誰が担当につくのかで家づくりが大きく左右される

ハウスメーカーで注文住宅を建てる場合、最初の窓口となるのは担当となる営業マンになりますが、担当となる営業マンがどのような人物なのか(性格や会社内での立ち位置)によって、家づくりは大きく変わってきます。

そしてこの担当者が誰となるのかは、モデルハウスでの訪問をのぞけば選ぶことができず、運次第という要素が非常に強いです。

また、担当営業が一度決まると変更を申し出ても、よっぽどのことがない限り担当者が変更となるケースはなく、本格的に家づくりを始めてから完成するまでずっとお付き合いしていく必要がある点は大きなデメリットになると思います。

※ちなみに、モデルハウスに訪問した際、担当者がモデルハウス内を案内してくれることになりますが、その際、アンケートの記入を求められます。担当者が営業担当だった場合、このアンケートに記入した時点で、その人が担当者となります。

ですので、あまり深く考えずに促されるままにアンケートに記入している方は注意が必要です。

ハウスメーカーで家づくりをした人に、何をきっかけとして依頼先を決めたのかアンケートを取ってみると、「営業マンの印象」、「広告イメージ」が昔から2大決定要因となっています。

この2つの印象だけで依頼先を決めてしまうと家づくりを失敗する確率が高くなりますので、冷静に判断する必要があります。

デメリット5:ハウスメーカーの都合に流されやすい

ハウスメーカーで注文住宅を建てる場合、ハウスメーカーに主導権を握られることが多いです。

一つ例を挙げるとすると、ハウスメーカーの決算期が3月の場合、売上を確保するために無理な工事日程を組まされて、引き渡しも3月になることが多々見受けられます。

なかには2月着工、3月引き渡しというとんでもないスケジュールを組まれる現場も散見されます(とてもじゃないですが人間業ではないです)。

これの何が問題かというと、売り上げを立てたい3月期に工事が集中することになりますから、職人の手が回らず、どこの現場でも外部から応援を頼むことになります。

外部からの応援は、その日限りの現場の方が多くいらっしゃいます。

それぞれの現場には、現場ごとの段取りや流れがありますから、外部からの応援に頼ってしまうとその流れをうまく組むことができず、現場での統率が乱れてしまい、ただでさえせわしない時期のハウスメーカーの家づくりの現場では、その時期に集中して非常に混乱をきたすことになります。

すると、あちこちで施工不良が生じ、結果、欠陥住宅とは行かないまでも、本来の性能を十分に発揮できない家ができてしまう可能性が非常に高くなります。

ここで全てのハウスメーカー都合の例を挙げることは不可能ですが、この他にもハウスメーカー都合はたくさんあります。

デメリット6:現場責任者が1人で複数棟の現場を兼任しているため、現場がきちんと管理されない

ハウスメーカーの現場にも現場責任者はいますが、一人で複数棟を兼任しているケースがほとんどです。

ハウスメーカーの現場担当者は、1人あたり10棟の現場を兼任することもあります。

これは物理的に考えて管理不可能です。それにも関わらず、そうした現場が多く散見されます。

そのため、一つの現場でトラブルが起こると、トラブルのあった現場に付きっきりになり、他の現場をきちんと見ることができなくなってしまいます。

また、普段から、忙しく、現場に足を運ばない、もしくは現場に足を運べない責任者も多く、責任者不在で施工をすることになるため、常に大きなトラブルが起こりやすい現場となってしまっています。

デメリット7:工務店の技術力にばらつきがあり、選ぶことができない

ハウスメーカーで注文住宅を建てる場合は、施工をお願いする工務店を選ぶことができません。

ハウスメーカーが抱えている工務店といっても、それぞれの工務店によって技術力には差があります。

つまり、いい工務店もあれば悪い工務店もあり、松竹梅、玉石混合入り混じっているということです。

運よくいい工務店に当たれば、問題が起こらないこともありますが、逆を言えば、よくない工務店に当たると、よくない結果に終わってしまうこともあるということです。

家は設計がどんなに良くても施工に問題があると、ハウスメーカーが住宅性能として公表している理論値のような品質の良い家を建てることができないからです。

こうしたこと全ては、施主の意向とは関係なくハウスメーカーが主導となり会議などで決定し、ハウスメーカー側の都合と、ハウスメーカー側の判断で勝手に決まってしまうデメリットがあります。

※施工時に担当する工務店はどうやって決まっているの?

施工時に、顧客にどの工務店をあてるのかは、ハウスメーカーの「営業会議」で決まります。

細かい要注意客には、クレームの少ない優良工務店をあて、あまり口出しをしない顧客にはそれ以外の工務店をあてるなどをしています。

つまり、口うるさい客として徹するとハウスメーカーから要注意客だと認識され、いい工務店をあてられることが多いようです。

参考にしてください。

デメリット8:家を建てた後もハウスメーカーに囲い込まれる

ハウスメーカーで注文住宅を建てると、リフォームやリノベーションを行う際も、依頼先の住宅会社を通さなければ工事ができないことがあります。

ハウスメーカーの建てる住宅は型式認定工法のため、他の会社では構造計算ができず、工事の許可をもらうことができないからです。

つまり、家を建てた後もハウスメーカーに囲い込まれる形になり、リフォームやリノベーションの価格は相見積もりができず、ハウスメーカーの独占状態となります。

その結果、リフォームやリノベーションの際にも、価格が高く見積もられてしまうことがほとんどです。

リフォームやリノベーションの見積書は、酷い場合では、相場の2倍近くの値がつけられている見積書もあります。

5:ハウスメーカーに注文住宅を依頼する際の注意点

写真:旭化成ヘーベルハウス の家「GRANDESTA(グランディスタ)」

ハウスメーカーに注文住宅を依頼するメリットとデメリットを十分に把握した上で、次に見ていきたいのは、ハウスメーカーに注文住宅を依頼する際の注意点です。

ハウスメーカーで家を建てる場合は、注文住宅を依頼する際の注意点をしっかりと押さえておき、家づくりの過程においてトラブルが起きないよう、臨機応変な対応が求められます。

【ハウスメーカーに注文住宅を依頼する際の注意点】

1:担当する営業マン次第で家づくりが左右される
2:見積もりのトラブルが多い
3:契約のトラブルが多い
4:絶対に営業マンや広告イメージで依頼先を選ばない
5:モデルハウスそのままの家が建つわけではない
6:情報伝達ミスが起こりやすい
7:標準仕様に気をつける
8:設計ミスがよくある
9:住宅性能表示は机上の数値に過ぎない
10:ハウスメーカーで建てる注文住宅を十分に理解する必要がある

家づくりを失敗しないためにも、必ず上記の注意点をしっかりと理解した上でハウスメーカーに依頼するようにしてください。

注意点1:担当する営業マン次第で家づくりが左右される

ハウスメーカーとの家づくりは、担当する営業マンによって決まるといっても過言ではありません。

では、担当する営業マンはどのようにして決まるのかというと、モデルハウスに訪問した場合は、案内してくれた営業マンのアンケートに記入した時点で決まります。

つまりアンケートを提出した人、モデルハウスを案内してくれた人があなたの担当となります。

相性が悪いと思われた場合や、営業マンの力量が怪しい、会社内での立場が低そうだと感じた場合は、アンケートに記入せずに別日に再訪するか、近くにある別のモデルハウスに来訪し、相性が良い、または確かな力量があると判断できた時点で、はじめてアンケートに記入し情報をオープンにするなどの対策が必要です。

(短時間で営業マンの力量を測るのは難しいですが・・・)

また、アンケートにはおおよその建築時期、建築予算、家族構成、現住所、建築地住所、競合他社の有無などを記入する箇所がありますが、ハウスメーカーは予算ピッタリに見積書を提出してくる傾向があるので、多くとも予算の8割程度の金額を伝えておいたほうが後々いいと思います。

(最終的な見積もり金額は、打ち合わせを重ねるごとに必ず上がるので資金的な余力は残しておいたほうがいいです)

※【できない営業マンに当たるとどうなるの?】

営業担当によっては、約束した資料を提出しなかったり、打ち合わせ記録を取らずに情報伝達ミスが起きてしまったり、進め方が杜撰(ずさん)で、ただでさえ決めなければならないことが多いストレスフルな家づくりの現場において、普段以上にストレスが溜まります。

さらに、きちんと確認もせずに軽々しく「できる」と言ったり、設計上、家具が搬入できないように見られるのにも関わらず見過ごしてしまい問題ないと嘯(うそぶ)いたり、しっかりと仕様の確認を実物を見せずに口頭や写真だけで済ませてしまったり、挙句の果てには見積もりが甘く照明器具や外構などの付帯工事の打ち合わせを先送りにしたりし、後から金額を上乗せされたりします。

契約が決まるまでは熱心に口説くものの、契約が決まると途端に態度が変わる営業マンもいますので注意してください。

注意点2:見積もりのトラブルが多い

ハウスメーカーで注文住宅を建てる際は、見積もりのトラブルが非常に多いので注意してください。

ハウスメーカーとの家づくりの現場では、様々なところで、予算内で建てられると思ったから契約したのに、契約後にそれだけでは満足のいく家が建てられないと知った・・・、契約後にオプションとして追加していったら、とんでもなく金額が跳ね上がってしまった・・・、当初の予定よりもかなり高額になってしまった・・・という話を耳にします。

こうした見積もりのトラブルに合わないためには、概算見積書(一式見積書)の状態で契約を結ぶのではなく、工事の内訳がわかる「明細見積書」を契約前に必ず提示してもらい、必要であれば専門家に見積もり内容を見てもらうなど内容を確認して、漏れがないかを確認し、金額が決まってから必ず契約を結ぶようにしてください。

※「詳細な打ち合わせは仮契約後に行うので安心してください」が、ハウスメーカーの常套句ですが、きちんと詳細な内容が決まっていないのに契約を結ぶのは本来変な話です。

また、契約に「仮」はありません。しかし、住宅業界ではそれが常識のようになっていますので注意してください。

つまり表向きは「仮」契約となっていますが、「本」契約と内容は変わらないということです。

必ず家を建てるための見積もり内容に過不足がなく、その内容できちんとした家が建てられるとわかった時点で契約を結ぶようにしてください。

こうしたことは一見すると当たり前のことですが、はじめての家づくりとなると雰囲気に飲まれてしまい、当たり前のことが、当たり前でなくなってしまい流されやすくなってしまいますので注意してください。

注意点3:契約のトラブルが多い

ハウスメーカーでは見積もりトラブルの次に、契約に関するトラブルを多く聞きますので注意してください。

実は、ハウスメーカーの提示する契約書は、注文住宅を建てるハウスメーカー側に一方的に有利な内容になっている事が多くあります。

実は、契約は双方の合意のもとに行われるもので、契約前であれば、契約する側も契約に対して注文をつけることができます。これはご自身の身を守る上でも、必ず覚えておいてください。

納得できない箇所があった場合は、覚書などで訂正してもらうなどの対処が必要になります。

例えば、工事が遅延した場合などの取り決めもなどしっかりと確認しておく必要があります。

また、契約トラブルを防ぐためには、契約前に必ず「工事請負契約約款」を隅々まで読み、専門家の確認を仰ぎ、契約内容に問題がないかを確認してもらってから契約を結ぶ事が大切になります。

※契約の際の取り決めは非常に大事です。

例えば大幅に予算がオーバーしてしまった場合、契約を解除すると、違約金として20%を支払わなければならないなどの契約が、知らず知らずのうちに結ばされていることもあります。そうなってしまった場合、契約を解除したくても、その金額を支払う必要があるため泣く泣くその住宅会社で家を建てるしか選択肢がなくなってしまう恐れがあります。

そして、こうしたトラブルは珍しいことではなく、ごくごく一般的なものとして聞きますので注意してください。

こうしたトラブルを未然に防ぐためにも日弁連住宅建築工事請負契約約款(外部リンク)などに目を通しておき、参考にしてください。

注意点4:絶対に営業マンや広告イメージで依頼先を選ばない

「依頼先を決める際の理由」の上位にランクしているのは昔から変わらず、営業マンの人柄、そして住宅広告イメージです。

それはハウスメーカー側も把握していますから、営業マンもきちんと教育され非常に真摯な対応であることがほとんどですし、モデルハウスは見栄えを優先して、お金をかけグレードの高い豪華な造りとなっています。

ただ、どんなに親切に対応していても、腹の底では営業マンは「数字を取って会社に認められたい」から、またモデルハウスは「グレードの高い仕様でつくられているから魅力的に見えるだけ」だということをきちんと理解しておくべきだと思います。

実際ハウスメーカーの営業マンは数年で転勤してしまうことがほとんどですし、ハウスメーカーに注文住宅を依頼して家づくりを失敗した経験の方に話を伺うと、営業マンに頼り切った家づくりが失敗の大きな原因となってしまっているように思います。

●●さんが営業だからと言った理由で、その住宅会社を選ぶのはいいですが、営業マンと付き合っているようでも、背景には住宅会社があり、結局は背景にある住宅会社を選んで契約を結んでおり、家を建ててからもその住宅会社とお付き合いしてく必要があることは十分に理解しておくべきです。

つまり、どんなに営業マンの対応が良くても、住宅会社が不誠実であればお付き合いするのはやめたほうがいいでしょう。

また広告イメージは、所詮広告にすぎません。その広告通りの暮らしが得られるのかどうかは別問題だということをしっかりと認識するべきです。

そうした点をよく注意し、鑑みた上で依頼先を選んでください。

現場で働く営業マンはあなたを対応してくれる窓口となる人物ですが、経営に関する決定権は何一つ持っておらず、家を建ててからも長期にわたって担当してくれるわけではありません。

どんなに頼もしく見えても、家を建てたら営業マンとの付き合いは終わり、あとはアフター担当に引き継がれます。また、ハウスメーカーでは転勤は数年以内に頻繁にありますし、転職などによって会社自体を離れることも珍しくありません。

そうした背景にある事実に目を向け、どんな時も会社としてどうなのかで判断するようにしてください。

注意点5:モデルハウスそのままの家が建つわけではない

ハウスメーカーのモデルハウスは、玄関の広さや天井の高さ、廊下の広さ、階段の仕様に至るまで、全体的に広くゆとりを持って設計されています。

実際に建てる注文住宅は、モデルハウスのような広くゆったりとしたつくりで建てられるわけではありません。

モデルハウスは多くの方が来場することを想定して、廊下などでお客様同士がすれ違っても窮屈にならないような広さで設計されているため、全体的にゆったりとしたつくりとなっています。

現実的なことを言えば、モデルハウスは実際建てられる家よりも1.5倍から2倍程度の広さでつくられているので、開放的なのは当たり前で、実際に建つ家とは、規模感が大きく相違しますので注意してください。

つまり、モデルハウスのイメージで、そのままの家が建てられると思ったら大きな間違いです(もちろん、予算が許せばそのままの家を建てることはできます)。

モデルハウスが気に入り、モデルハウスのイメージから依頼先を決めてしまうと家づくりを失敗する可能性が高くなってしまいますので、必ずどこからどこまでが標準仕様の家なのかを確認してから、話を前向きに進めてください。

※住宅展示場にあるモデルハウスと同じ家を建てるにはいくらくらい必要になるの?

住宅展示場に設営されている一般的なモデルハウスは建物だけで、だいたい6,000万円から8,000万円程度の予算で建てられています。

もちろん、住宅展示場が高級住宅街の近くに建てられていると狙いは富裕層になるので、建物の金額が高くなったり、モデルハウスが建てられている場所によっても金額は変わりますが、概ね6,000万円から8,000万円程度の予算があれば同じ家を建てられます。

注意点6:情報伝達ミスが起こりやすい

ハウスメーカーは窓口として、基本的には営業が担当しますが、工程ごとに専門として担当するメンバーがかわっていきます。

つまり、設計、インテリア、施工、アフターと工程ごとにメインとなる担当者が変わるので、非常に情報伝達ミスが起こりやすい体制になっています。

全ての打ち合わせに営業マンが同席すれば問題が起こらないケースもありますが、ハウスメーカーは効率化を図るため分業体制で家づくりを進めていきますので、それは期待できません。

コロコロと順番に担当が変わるため、その引き継ぎの過程で高確率で情報伝達ミスが起き、「記憶違い」や、「言った、言わない」と言った初歩的なトラブルが起こりがちな環境が整ってしまっています。

これを防ぐためには、しっかりと、打ち合わせ記録を取ってもらい、打ち合わせ後にメールで送ってもらうなどの対処が必要です。またこちらからも、打ち合わせごとに打ち合わせ記録のメールなどを送り、双方の認識に間違いなく確認しながら進めていく対処が必要です。

ハウスメーカーとの家づくりの現場では、口約束は絶対に行わないことです。

※営業マンで住宅会社を決めても、契約後に一緒に家づくりを進めるのは、それまで話したこともない人ばかりですので、「はじめに担当した営業の方が最後まで担当してくれると思ったのに・・・」と思って、がっかりされる方もいるようです。

注意点7:標準仕様に気をつける

ハウスメーカーの建てる注文住宅は、はじめに住まいや暮らし方のコンセプト(軸)があり、予算ごとに「標準仕様」という形で、あらかじめ「家づくりの型」が決められています。

実は、この「標準仕様」がくせ者で、標準仕様のままで家づくりを進めた場合、標準仕様というには程遠い、非常に安っぽい家ができてしまいます。

つまり、ハウスメーカーのいう「標準仕様」で注文住宅を建てた場合、モデルハウスとは似ても似つかないほどの、本当に最低限の設備仕様の家となってしまいます。

モデルハウスを入り口としたケースで、モデルハウスが気に入って家づくりを進めた場合は、このあたりの違いが顕著に現れてしまい、実際に建てられる家とのギャップに苦しむこともあります。

ですから、特にモデルハウスが気に入り住宅会社を選ぶ場合は、どこからどこまでが標準仕様なのかを、事前にハッキリとさせてから本格的に家づくりを進めていく必要があります。

特に素材を見る際は、写真ではなく、実際のモノを見るようにしてください。写真では手触り、色感、質感などが伝わりづらいからです。

提案を受ける際は、数種類の切り抜きされパッケージングされたボードや、冊子などを見て素材を選択していくことになりますが、綺麗に切り抜きされたボードや冊子では綺麗に見えていたのに、壁一面に貼ってみるとイメージと大きく違ったり、ギャップが起こることがありますので注意して慎重に選ぶようにしてください。

※ハウスメーカーの建てる注文住宅は、住まいや暮らし方のテーマごとに、あらかじめ標準仕様という家づくりの型を決めておき、ある程度選択の幅を絞ってもらうように計画することで、より多くの利益を確保できるように計画しています。

これは多品種少量生産よりも、部材の選択の幅を絞り大量に生産することでコストダウンをはかるためです。

契約を結んだ時の予算で建てる場合、素材や色などの選択の幅が非常に限定されてしまっていることも多く、それがトラブルの原因となる事があります。選択の幅を広げたい場合、予算を上げ追加変更をする事で対応可能になることもありますが、ちょっとした変更でも数十万円から数百万円と金額がつり上がるケースもあるので注意が必要です。

また、こうしたトラブルを回避するためにも契約を結ぶ際は、必ず実物を確認してから締結する事が大事です。

注意点8:設計ミスがよくある

信じられないかもしれませんが、ハウスメーカーは、それなりに設計ミスを起こします。

図面上の小さなミスから、家具の搬入経路を考えていないなどの大きなミスに至るまで、様々です。

原因としては、業務を依頼された現場の設計士は業務量が多く、寝る間を惜しんで様々な案件をこなしているため、単純なミスが起こりやすい環境が整っていることにあると思います。

いくつもの案件を兼任している為、多忙を極め、打ち合わせの際の内容が飛んでしまったり、一つ一つの図面のチェックを時間をかけてできず、チェック体制が甘いために起きるようです。

プロとしては許されないミスではありますが、こうしたミスが多発しているのがハウスメーカーとの家づくりの現場ですので、防衛策として打ち合わせ記録を依頼者側もしっかりととっておき、打ち合わせ後にきちんと内容の確認を、しつこいくらいに入れておく必要があります。

なかには、実際の図面と、工事現場の工務店が持っている図面が違うという信じられないミスもあるとききますので、しっかりと図面の突き合わせチェックを行うことが大事です。

注意点9:住宅性能表示は机上の数値に過ぎない

ハウスメーカーは、どこも「住宅性能」をウリにしていることが多いですが、住宅会社が掲げる住宅性能表示は、あくまでも机上の計算上の数値に過ぎないということには注意してください。

例えば、断熱性能を測っている数値は基本的に断熱材の熱抵抗値で計測しており、つまり「熱を伝えにくい部材を、どれだけの厚みで、どれだけ使用し設計しているから、計算上、数値としての断熱性能はこれだけあると予想できる」といった具合で計算されています。

同じように、気密性を測る数値も机上のものであり、家の気密性とは「家にどの程度隙間が存在するか」という目安としての数値ですが、実際に計算をするときには、「換気口などの隙間を塞いでから計算します」から、実際に住む家とはかけ離れた数値になってしまっています。

こんなことを言うと身も蓋もない話になってしまいがちですが、住宅会社がここに掲げる数値とはその程度のもので、実際の住環境と同じ状態にして測っているわけではない、と言うことをよく理解して選ぶべきだと思います。

【住宅性能表示ってどうして使われているの?】

「本当のところの正しい数値はよくわからないところがある」と言うのが正しい解釈ですが、ハウスメーカーに限らず住宅会社はそうした「住宅の性能」を売り(めだま)にして営業をしている現実があります。

では、なぜどこもこんなに、住宅性能を売りにしているのでしょうか。

答えは簡単です。

住宅性能表示は数値として現れるため、人にものを伝えるときに理解してもらいやすいからです※。一度、住宅性能はどのように測っているのかを聞いてみれば明らかになると思います。

みんな数値をそのまま信じてしまっていますので、どのように測っているのか、それは正しい数値であるのかまでは追求しないことが多く、あまりこんなことを聞く人は珍しいと思いますので、担当者が正確に答えてくれるかはわかりませんが聞く価値はあると思います。

ハウスメーカーに限りませんが、依頼先を選ぶ際は、住宅の性能ばかりを基準にするのではなく、より本質的な実際の「暮らし方」や「生活のしやすさ」を基準にして、依頼先を選んでいくと良いと思います。

※住み心地は数値化できないですが、性能は数値として測ることができる為、わかりやすいのです。

注意点10:ハウスメーカーで建てる注文住宅を十分に理解する必要がある

一般的に注文住宅といえば、「要望次第でどんな家でも建ててもらえる」と考えている方も多いですが、これまでもお話ししたように、ハウスメーカーとの家づくりは「注文住宅」という言葉が使われていても、「なんでも自由に設計できる」わけではないことを十分に理解して進めていく必要があります。

ハウスメーカーの建てる家は工業化住宅です。その名の通り、同じような品質で一定の基準をクリアした者なら誰もが建てられるように、特別な技術が必要となる部分を工場で生産した家です。

つまり、持ち家を大量生産するために、あらゆる工夫がこらされた家であるということを、前提として理解する必要があります。

なんどもお伝えしているように、ハウスメーカーでの家づくりは、まずハウスメーカーが提案する「暮らし方」や「住まい方」のコンセプト(テーマ)を選び、コンセプトに沿った形で家づくりが進められていきます。

初めからコンセプトに合致するように素材感や、材料が限定されており、より快適性を追求したり、選択の幅を増やすためには、予算を吊り上げていかなければなりません。

標準仕様の家は、本当に最低限の仕様ということも多く、標準仕様とは聞こえはいいものの最低基準を満たす家であることがほとんどですので、言葉に騙されないように注意する必要があります。

※ハウスメーカーでの家づくりは、イージーオーダー型、またはパターンオーダー型の注文住宅に分類されます。それぞれの依頼先での注文住宅の違いについては下記リンク先の記事にまとめてありますので参考にしてください。

>>>注文住宅って何?依頼する前に知っておきたいイマドキの注文住宅の3つのタイプとは

6:ハウスメーカーの保証とメンテナンスについて

旭化成ヘーベルハウスの住宅商品「SOFIT」の玄関

家は建てて、それで終わりではありません。

家の安全性を含めて、家の性能をしっかりと保つためには、家を建ててからも定期的に点検やメンテナンスを繰り返し実施し、傷んだ部分は数年ごとにきちんと修繕していく必要があります。

家を建ててからメンテナンスにかかる費用は、それぞれの住宅会社によって違いますので、どのようなアフターメンテナンス体制になっているのかは事前に確認して、しっかりとした修繕計画を建てておく必要があります。

ハウスメーカーは長期保証をうたっており、だいたい30年の保証期間を示しているハウスメーカーが多いですが、いずれのハウスメーカーも定期的な点検や実費でのメンテナンスを継続して行うことが条件として義務付けられているので、「長期保証30年」という言葉だけを信用して話を進めてしまうと痛い目を見ることもあるので注意してください。

※一般的な木造住宅は、平均すると30年間で600万円ほどの費用がメンテナンスにかかると言われています。つまり、一年に直すと大体20万円程度、修繕積立金として予算を確保しなければならない計算になります。

それぞれの家にかかる具体的な費用については、それぞれのハウスメーカーのホームページなどを参考にしてください。

ハウスメーカーのアフターサービスで注目すべきは2点

ハウスメーカーのアフターサービスを見るときに気をつけたいのは2点で「保証内容」「企業体質」です。

【ハウスメーカーのアフターサービスで確認したい点】

1:保証内容
2:企業体質

ハウスメーカーの「保証内容」で確認しておきたい点とは

ハウスメーカーの保証内容で確認しておきたいことは、どこからどこまでを保証してくれるのかということです。

保証内容については、「建築工事請負契約」の中の条項「保証内容」の欄に詳しく書かれていますので、契約前にしっかりと目を通しておくことが必要になります。

もしもハウスメーカー側が提示する「保証内容」が、依頼主である施主側に不利な内容になってしまっているようであれば、注文をつけるなどをし契約前に書き直してもらうことが必要になります。

※契約前であれば、契約内容に注文をつけられることを絶対に忘れないでください。

ハウスメーカーの「企業体質」で確認しておきたい点とは

ハウスメーカーでは、家に不具合などの問題が起きてアフター窓口に相談しても、きちんとした調査をせずに、ごまかされてしまい、適当な内容で取り繕い、保証期間が切れるまで放って置かれることがよくあります。

そうした、アフター対応で泣かされないためには、依頼先の住宅会社は、誠実な対応をしてくれる企業体質であるのかを事前に調査をする必要があります。

どのような対応をしてくれるのかはハウスメーカーごとに違いますので、実際に依頼先候補のハウスメーカーで家を建てた人に話を聞いてみるなどをして確認しておくと良いと思います。

ネット上に溢れる口コミも参考にできることはありますが、業者が書き込んでいたり、エリアによっても対応状況などは大きく違うため、全体としてみた場合、信頼性に欠ける内容のこともありますので、そうした内容の書き込みは話半分で聞くほうがいいと思います。

7:ハウスメーカーで注文住宅を建てることが適している人

パナソニックホームズのVieuno PROでは下層に店舗をつくれる|

続いて、ハウスメーカーを選び、注文住宅を建てることが適している人は、どのような人なのかについてお話ししていきます。

ここで挙げた条件が当てはまる数が多いほど、よりハウスメーカーで注文住宅を建てることに適していると思ってください。

【ハウスメーカーで注文住宅を建てることが適している人】

1:住みたい家のコンセプトが合致する人
2:ブランド志向が強い人
3:ハウスメーカーでの家づくりを理解している人
4:最新の性能や設備を求めている人
5:アフターや建ててからのサポート体制を重視している人
6:より倒産リスクが低い住宅会社を求めている人

それぞれの内容について、下記から詳しく説明していきます。

1:住みたい家のコンセプトが合致する人

「住みたい家」や「暮らし方」が、ハウスメーカーの提案するデザインコンセプト住宅と合致する場合は、ハウスメーカーで注文住宅を建てる事が選択肢にあがると思います。

特に、建てたい家のコンセプトが、建てたい家の方向性とマッチングする場合は、それだけで満足のいく家を建てられる確率が高くなるかと思います。

ただし、住みたい家のコンセプトが合致する場合でも、ハウスメーカーに依頼する際の注意点でお話ししたように、担当者選びは慎重に行ってください。

2:ブランド志向が強い人

ハウスメーカーが建てる家は一種のブランド住宅です。

周りの友人・知人に、「どこの住宅会社で建てたの」と聞かれた時、●●ハウスなどのブランド名を言えば「●●ハウスさんね」などと、大抵わかってくれるでしょう。

これが、名も無い住宅会社でしたら、「どこ?そこの会社。大丈夫なの?」となるケースもあります。

つまり、ハウスメーカーに家づくりを依頼すれば、誰もが知るようなブランド力のある家を建てることができます。

誰もが知るブランドなどの、ブランド価値から生まれる充足感を得たい方は、注文住宅の候補先としてハウスメーカーが上がると思います。

3:ハウスメーカーでの家づくりを理解している人

ハウスメーカーは万能ではありません。

これまでお話ししてきた内容を含めて、ハウスメーカーが建てる家にはどんな特徴があり、どんなメリットとデメリットがあり、何に対して注意すべきなのか、そうした住宅業界の事情や、建築に関しての知識がある人で、総合的に考えた結果ハウスメーカーに決めたという人の場合、ハウスメーカーで注文住宅を建てるという事が選択肢に上がると思います。

今回の記事で挙げたような、ハウスメーカーで建てる「いい面」と「悪い面」をしっかりと天秤にかけ、十分に検討した結果、ハウスメーカーに依頼したというとことであれば、大きなトラブルに巻き込まれることなく、満足のいく家を建てられる可能性が高いと思います。

ただし、どんな時も相見積もりを取ることは忘れないでください。

相見積もりは下記サービスを利用すると便利ですので注文住宅を検討し始めたら一度利用してみるといいと思います。

>>>注文住宅の依頼先探しや、見積もり、プランの一括依頼はこちらのページで詳細を確認していただけます(プランの依頼や見積もり依頼は、無料で行えます)。

4:最新の性能や設備を求めている人

ハウスメーカーの建てる家は、性能だけで比較すると、現在ではどこのハウスメーカーに依頼しても大差がなく、よっぽどのことがない限り横一列の住宅性能のような気がしますが、それでもなお最新の設備や、最新の性能を備え付けていることに変わりはありません。

ハウスメーカーはどこよりも性能の良い家になるように、常に時代の最先端を追い求めて日夜研究開発に勤しんでいるからです。

例えば性能のいい家の条件として「高気密」、「高断熱」などのキーワードに反応する人は一度は候補に挙げてみるといいと思います。

※ただし、住宅性能表示での数値は一定の環境下で抜かりなく建物が建てられた時の理論値にすぎません。

実際に建てられる家は、職人の腕や施工する際の品質管理によっても大きく変わってくるということを十分に理解した上で依頼するようにしてください。

5:アフターや建ててからのサポート体制を重視している人

ハウスメーカーで家を建てた場合、家になんらかの問題が起こった場合は24時間体制で電話対応に応じてくれるところもあります。

もちろん、地域の工務店のように連絡が来たらすぐに対応といった即日対応はできませんが、必ず近くの支店に連絡がいき、後日アフターメンテナンスの担当者がきちんと対応してくれます。

そうした家を建ててからの安心感を得たい場合は、ハウスメーカーが家づくりの依頼先の候補として挙げられることになると思います。

ただし、ハウスメーカーによっては、保証期間が切れるまでごまかされてしまったり、適当な対応をされてしまうこともあるので、誠実な対応をしてくれる住宅会社かどうかを事前にしっかりと見極める必要があります。

6:より倒産リスクが低い住宅会社を求めている人

ハウスメーカーは地域の工務店や設計事務所と比べると圧倒的に倒産リスクが低いです。

経営基盤がしっかりしていることは、依頼先選びで大きなアドバンテージになります。

なぜなら、どんなにいい家であったとしても、会社が倒産してしまうと満足のいくアフターが受けられなくなってしまうからです。

現在の住宅業界は、会社同士の合併が続いていますが、よっぽどのことがない限り、倒産しないのがハウスメーカーの強みと言えると思います。

8:ハウスメーカーで建てる注文住宅の値引きについて

パナソニック ホームズ 「Vieuno PRO」のオーバーハング

続いてハウスメーカーで建てる注文住宅の値引きについてお話しします。

実際ハウスメーカーに依頼する上で、どれくらい値引きが期待できるのか気になる方も多いと思います。

多くのハウスメーカーでは、最低ラインとしておおよそ下記のような形で値引きに応じてくれますので、これからハウスメーカーに依頼しようと検討されている方は参考にしていただくと、いい結果を得られると思います。

ハウスメーカーは最初から値引きされることを前提で見積書を作成している

実は、ほとんどの大手ハウスメーカーは、はじめから値引きされることを前提で見積書を作成しています。

驚くことにハウスメーカーの中には、1回目の概算見積書の段階からある程度の値引きを提示してくることもあります。

ただし、あからさまに「値引き」という表示をするのではなく「キャンペーン」などという名目で値引きに応じてくれます。

大体5%〜7%程度の値引きはほとんどのケースで可能で、案外値引率が低いように感じますが、3,000万円の家を建てた場合は、150万円から200万円前後の金額を「普通に値引き」をしてくれる計算になります。

ハウスメーカーの中には10%以上、もしくは、契約をする時期やタイミングによっては、それ以上の値引きに応じてくれることも多いです。

競合できるハウスメーカー同士の条件を揃えて相見積もりをとるのが値引きのコツ

もちろん、大幅な値引きを期待するケースでは、ある程度のコツがいります。

つまり、正しい方法で競合できる住宅会社を選び、相見積もりを取って住宅会社同士で競合させることなどをしなければなりません。

ただ単に、相見積もりを取るだけでは値引きには応じてくれません。必ず条件などを整える必要があります。

そうした値引きの方法や具体的な話の進め方については、下記リンク先の記事にまとめてありますので参考にして進めてください。

【ハウスメーカーで注文住宅を値引きする方法を教えて!?】

ハウスメーカーで建てる場合の、家の価格の詳しい値引きの方法については下記リンク先の記事をご覧ください。

>>>ハウスメーカーで最も注文住宅を安く建てるために値引きをする6つの方法

また、値引き以外でも家を安く建てる方法はあります。十分な性能を維持しながらも家を安く建てる方法については下記リンク先の記事を参考にしてください。

>>>家を安く建てる方法とコストダウンの7つの基本

ただし、値引きには一切応じないという姿勢のハウスメーカーもあります。

また、よくある質問の中に、値引きをしたら手抜きをされてしまうのではないかと心配される方もいらっしゃいますが、大手ハウスメーカーに限っては、値引きをしたからといって材料をあからさまに安いものにされたり、手抜きをして施工不良の家をつくるということはありませんので、心配しないでください。

なぜ上記のような「正当な方法」で、値引きをしても手抜き工事をされないのか具体的な理由についてお話しすると、ハウスメーカーは家の価格を決める「材料費」、「工賃」、「販売管理費」のうち「販売管理費の粗利率」の中で値引き額を決めているため、心配することはないというのが値引きをしても手抜き工事をされない根拠となります。

【えっ!?複数の住宅会社に一気に見積もりを取る方法があるの!?】

注文住宅の見積もりは下記のリンク先のページから複数社に一括して見積もりを取ることができます。

エアコンなどの取り付け工事などと同じように、複数社に一括して見積もりを取ることで手間を省くことができます。

また、複数社に一括して見積もりを取ることで値引き交渉しやすくなりますので、注文住宅を真剣に検討し始めたら一度利用して見てください。

>>>注文住宅の依頼先探しや、見積もり、プランの一括依頼はこちらのページで詳細を確認していただけます(プランの依頼や見積もり依頼は、無料で行えます)。

9:失敗しないハウスメーカーの選び方

ミサワホームの「センチュリー 蔵のある家」

先の項目でお話ししたように、現在の大手または準大手ハウスメーカーの建てる注文住宅は、ある程度の性能は、どこも横一列で期待しているほど大きく変わらないと思ってもらって差し支えありません。

ただし、ハウスメーカーはそれぞれの住宅会社やブランドごとに「売り(めだま)」にしている部分があり、それぞれのメーカーによって細かい特徴は違いますので、そうした違いに注目して、比較しながら選んでいくと依頼先を選びやすいかと思います。

注文住宅の依頼先候補としてハウスメーカーを選ぶときには、具体的には下記の8点を比較して選ぶといいと思います。

【ハウスメーカーを比較するときに重要な視点】

1:工法や構造を比較して選ぶ
2:住まい方や間取りを比較して選ぶ
3:ハウスデザインを比較して選ぶ
4:家の性能を比較して選ぶ
5:素材の特徴を比較して選ぶ
6:金額を比較して選ぶ
7:ブランドを比較して選ぶ
8:保証内容とアフターメンテナンス

下記からそれぞれの項目について詳しく説明していきます。

1:工法や構造で選ぶ

工法とは、素材を含む「家の組み立て方」のことで、家をどのような構造で支えるのか、家づくりの肝となる部分です。

どの工法を選ぶかによって家の断熱性、気密性、耐震性、耐火性、耐久性、間取りの自由度(空間の取り方)などが変わり、ひいては家の特徴や、家の安全性にも繋がる大事な部分となります。

しっかりと、それぞれの工法の特徴を理解して工法を選択する必要があります。

【一般住宅に使われる工法の特徴】

注文住宅には大分類で言うと、木造、鉄骨造、RC造があります。

さらに、中分類で見てみると骨組みに使われる材料ごとに分類することができ、木造の中にも、柱、梁、筋交いなどで家を支える「木造軸組工法(在来工法)」、骨組みにツーバイ材を使い柱の間に合板を設けて面の力で躯体を支える「ツーバイフォー工法(2×4工法)」、工場で壁の内部まで製造してパネル化し、現場で組み立てる「木質パネル工法」などがあります。

【一般住宅に使われる『木造住宅』の工法と構造】

・木造軸組工法(在来工法)・・・柱、梁、筋交いなど線で建物を支える構造
・ツーバイフォー工法・・・ツーバイ材を使い合板を柱と柱の間に貼り付け面剛性を高める壁構造
・木質パネル工法・・・工場で断熱材まで壁に入れた状態で現場で組み立てる工法

また、鉄骨造には軸組工法、ユニット工法などがあります。

鉄骨造には2種類の構造しかなく、柱と梁を一体化(剛接合)するラーメン構造と、柱と梁がピンなどでジョイントされた状態で接合(ピン接合)するブレース構造があります。

【一般住宅に使われる『鉄骨造住宅』の2種類の構造】

・ラーメン構造・・・柱と梁が変形しないように溶接して一体化
・ブレース構造・・・柱と梁をピンでとめ、筋交いなどのブレースで強度を高める

なお、家づくりの工法に「絶対解」を求める方がいらっしゃいますが、それぞれが求める住まい方によって、どの工法が適しているかは大きく違い、工法に絶対解はありません。

メリットやそこから生じるデメリットも違います。

要は、どんな家に住みたいのか、どんな暮らしがしたいのか、家に求めているものはなんなのかによって、人それぞれどの工法が適しているのかは違うということです。

【工法によって家の性能や特徴が変わる】

例えば断熱性についてみていきます。

まず、鉄骨は熱を伝えやすい特徴があるので、断熱性には劣っています。

とすると、断熱性で比較した場合、木造を選ぶ形になりますが、同じ木造でも、「木造軸組工法(在来工法)」よりも「ツーバイフォー工法(2×4工法)」の方が、構造上断熱性に優れています。

けれども、一般的に「ツーバイフォー工法(2×4工法)」よりも、「木造軸組工法(在来工法)」の方が間取りの自由度に優れています。

「ツーバイフォー工法(2×4工法)」は、壁(面)で建物を支える構造のため、構造上の問題で抜けない壁などが出てくるので、線(棒)で支える「木造軸組工法(在来工法)」よりも間取りが制限されてしまうのです。

このように、工法にはトレードオフの関係があり、何を優先として住まいづくりをするのかによって、どの工法が適しているのかが大きく変わってくるのです。

そうした細かい違いがあるので、それぞれに適した工法を十分に検討し選ぶようにしてください。

ハウスメーカーが用いている工法について、詳しくは下記リンク先の記事にまとめてありますので参考にしていただければと思います。

>>>ハウスメーカーが注文住宅で採用している6つの工法のメリットとデメリット

※工法とは「組み立て方」のことで、構造とは「家を支える仕組み(ざっくりというと骨組み)」のことです。

どの工法で家を建てるのかで家の性質や強度、建ててからのアフターメンテナンスなど、家の性能をはじめ、家の特徴に大きく違いが生まれるので、慎重に選ぶ必要があります。

2:住まい方や間取りで選ぶ

ハウスメーカーは、それぞれのメーカーまたは同じメーカーでもブランドごとに、それぞれの理想的な「家の住まい方」や、それに伴う「理想的な間取り」を提案しています。

どのような「住まい方」がいいのだろう、また、間取りはどのようにすれば「暮らしやすい」のだろうなどを、各社比較して選ぶと、よりあなたにフィットした理想的な家づくりができると思います。

そこに住まう家族にとって、それぞれが理想とする住まい方を含めたライフスタイルは違うからです。

各ブランドが提案する、住まい方を含めた住宅コンセプトはあなたの家族にあっているだろうか、今は良くても10年後、20年後の暮らしで見た場合どうだろうか・・・など長期的なスパンで見て検討することも大事です。

3:ハウスデザインで選ぶ

ハウスメーカーは各社、様々なデザインの住宅を提案しています。

ハウスデザインとは目にうつる意匠のことだけではなく、広義では、「計画行為に働きかけるもの」のことをいい、広い意味では「家の設計全般」のことを指します。

つまり、住まいや、そこでの暮らし方を含んだ、感性に働きかける「総合的な家づくりの計画」のことです。

ハウスデザインの観点から見ると、そこでの「暮らし方」が大事となりますので、意匠からはじまり、家全体の雰囲気、家の中の動線、家族構成、20年後30年後を見据えた暮らし、家を建てた直後をピークにするのではなく、どの年齢の時に家のピークを持っていきたいのかなど、様々な点を比較してよりフィットするハウスメーカーを選ぶといいと思います。

4:家の性能で選ぶ

家の性能はそれぞれのハウスメーカーごとに違います。

家の性能を比較する上で注目すべき点は下記の7点です。

【家の性能を比較する上で注目すべき7つの点】

1:耐震性
2:断熱性
3:気密性
4:遮音性
5:耐久性
6:設計の自由度
7:現場の施工力

ただし、今はどこのハウスメーカーを選んでも、ほとんど性能に違いはないと言っても過言ではなく、それよりも、家を建てる際の工事が抜かりなく進められているのかなどの施工力の方が問題になります。

ただし、大手ハウスメーカー以外の中小ハウスメーカーやローコストメーカーはこの限りではありません。

中小工務店、またはローコストメーカーの場合は、予算によって家の性能に大きく違いがうまれることがありますので注意してください。

5:素材の特徴を比較して選ぶ

家に使われる素材は、非常にたくさんあります。

例えば自然素材を使った家でも、どこに、どんな素材を、どの程度使っているのかには大きな違いがあります。

例えば「木の匂いのする家」といっても、実際は骨組みに該当素材が使われているだけで、住んでいて本当に「木の匂いがする」かどうかは別の話です。

本当に「木の匂いのする家」を建てようと考えたら、多くの箇所に「木の匂いを感じられる素材」を使うことが必要になります。

つまり、ここまでくると家の印象や雰囲気の話、言葉をどのように捉えるのかといった解釈の違いといった話になります。

本当にいい家を建てたいと思うのならば、広告などのキャッチコピーや標語に惑わされず、実際の素材の特徴を比較して選ぶことが大事です。

「健康住宅」と「自然素材」を掛け合わせることでブランド価値を高めようとしているハウスメーカーもありますが、中身を見てみると「自然素材」は一部にしか使われておらず、新建材ばかり使われていたりと「健康住宅」をうたっているのにも関わらず「不健康住宅」になってしまっている例も多いので注意してください。

例えば、確かに自然素材を使ってはいるものの、接着剤でつなぎ合わせて使用されており、そのつなぎ合わせるための接着剤に不健康になる問題のもとがあるといった形で隠れて使用されていることもあります。

また、自然にあるものだから自然素材と自然素材の定義をごまかして販売している住宅もあるので、本当に打ち出されている家のコンセプトと言行一致しているのかは厳しくみて選ぶ必要があります。

(本来の意味での自然素材を使った家は決して安くはありません)

※木の匂いがする家というキャッチコピーに惹かれて依頼先を選んだものの、標準仕様では広告イメージのような無垢材を多量に使用した家ではなく、実際は合板ばかりで中身がスカスカだったという方もいらっしゃいます。

特に内装に使われる「扉」はひどいもので、硬い家具をぶつけたら中身が見えてしまい、とてもじゃないが価値が感じられないとおっしゃっていたケースもあったと聞いたこともあります。

6:金額を比較して選ぶ

ハウスメーカーは住宅会社ごと、または展開するブランドごとに異なる金額の家を建てています。

つまりハウスメーカーは住宅会社ごと、またはハウスメーカー内で展開する「住宅ブランド」ごとにメインターゲットとしている層を変えて、より多くの人に共感してもらえる家づくりを目指しており、住宅ブランドごとに金額の違いが生じています。

この金額の違いは、一概に住宅の良し悪しではありません。

その多くは家に求めるものや、住まい方、暮らし方、家の特徴やデザイン、ライフスタイルの違いで、必ずしも金額と家の良し悪しは一致するものではありません。

家のどこにこだわりたいのか、家に対するこだわり次第でも、金額は変わりますので、ハウスメーカーごとに提案する似たような「住まい方」や似たような「家の特徴」を持つ住宅で、相見積もりを取るなどをして、比較し、依頼先を決めていくといいと思います。

複数の住宅会社へ、同時に見積もりを取りたい場合、下記リンク先のページから簡単に見積もりの一括依頼をかけることができます。

便利なサービスですので利用して見てください。

>>>注文住宅の依頼先探しや、見積もり、プランの一括依頼はこちらのページで詳細を確認していただけます(プランの依頼や見積もり依頼は、無料で行えます)。

7:ブランドで選ぶ

ブランドを比較して選ぶとは、ハウスメーカーの名前で比較して選ぶと言うことです。

例えば積水ハウスやパナソニックホームズ、ヘーベルハウスなど、それぞれの住宅会社のブランドで家を買うと言った選び方などがこれにあたります。

8:保証内容とアフターメンテナンス

ハウスメーカーを比較検討し選ぶ上で、大事な点はもう一つ、「保証内容」と「アフターメンテナンス」の違いです。

長期保証には、メーカーが定める定期的な有料点検を受ける必要がありますが、住宅会社によっては、ヘーベルハウスのように定期的な点検でのメンテナンスは最小限にとどめて、30年経った時に一気にメンテナンスをすることで、建物の維持費用を安くする工夫がなされているメーカーなどもあります。

そうした「保証内容」や「アフターメンテナンス」を十分に比較して、それぞれの「暮らし方」にあった選択をするといいと思います。

その他、ハウスメーカーの選び方の注意点など

依頼先選びの際は、ハウスメーカーの注意点でお話ししたようなことを注意しながらしっかりと話を進めていくことが大事です。

また、ハウスメーカーには一部、フランチャイズで運営している住宅会社もあり、フランチャイズで運営している住宅会社に依頼する際は、別途注意しなければならないことがあります。

フランチャイズの住宅会社に依頼する際に気をつける点については、下記リンク先に詳しくまとめさせていただいていますので、検討されている方は必ず確認しておくと、より失敗しない家づくりができるかと思います。

>>>注文住宅の会社選びで失敗しないための、FC型のハウスメーカーに依頼する前に知っておきたい5つの注意点

※ハウスメーカーについてより詳しいことについてより詳しく知りたい方は、下記リンク先の記事を参考にしてください。

>>>ハウスメーカーに注文住宅を依頼する前に知っておきたい特徴と5つのポイント

下記リンク先の記事では代表的なハウスメーカーについての特徴を記しています。

>>>ハウスメーカーの坪単価を比較して、費用や相場、評判や特徴で住宅会社を選びたい方へ

※ちなみに依頼先ごとの集客の仕方には特徴があります。依頼先ごとの傾向は、概ね下記の通りとなりますので依頼先探しの参考になります。覚えておくといいと思います。

・大手ハウスメーカー:気密性や断熱性など【家の性能などの特徴】
・ローコストメーカー:手頃な価格で手が届く【家の価格の安さ】
・工務店:職人の手仕事など【細部にまでこだわった家づくり】
・設計事務所(建築家):他とは違うカッコイイ【住宅デザイン】

ここではそれぞれの依頼先の集客の仕方の特徴や傾向を話しています。実際に建てられる家がその通りの家なのかはわからず、事実と乖離しているケースもありますので依頼先は慎重に選ぶようにしてください。

【まとめ】ハウスメーカーの選び方の基本

ミサワホームの「ハイブリッド BLANC-U40」地下収納にワインセラーが備え付けられている

一言でハウスメーカーの選び方といっても決して簡単ではありません。

それぞれが求める暮らし方によって、依頼先候補として上がるハウスメーカーは変わってくると思いますし、それぞれのハウスメーカーが提供している住宅ブランドによっても、候補先に違いは生まれてきます。

多くの方にとって、家は一生に一度の買い物です。

家は建てたらそれで終わりではありません。家を建てた後も、ハウスメーカーとの付き合いは続きます。

だからこそ、慎重に、十分に時間をかけて依頼先を選ぶようにしてください。

個人的には、現在は家の性能はどこも同じようなものなので、それよりももっと深くの「暮らし方」「住まい方」、つまりは広い意味での「生活デザイン」と10年後、20年後を見据えた中長期的な視点で住宅会社を選ぶことをお勧めします。

よりあなたらしい暮らし方に焦点をおいたほうが、家を建てるということが楽しくなると思いますし、家の性能などにこだわりを持つよりも、住んでいて心地よく感じるはずです。

契約を結ばなければ余計な費用が発生することはありません。

住宅会社もたくさんあり、選択肢はたくさんありますから、家づくりを検討し始めたら勇気を持って、門を叩いてみてください。

書店に足を運ぶ、カタログを取り寄せる、見積もりを依頼してみるでもなんでも構いません。

一歩踏み出すことで、あなたの家づくりは現実的なものとなっていくはずです。




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