やはりいつみても、佐藤オオキ氏率いるnendoのデザインする作品は素晴らしいですね。今回紹介するのは何の変哲もないマガジンラックなのですが、一見すると普通のマガジンラックにみえながらも、ちょっとした工夫を施し新たなデザインのマガジンラックとして生まれ変わっています。
なんと、はさみから着想を得てこのマガジンラックを思いついたとのこと。
上の写真はラフスケッチ。はさみのように雑誌を収納できるマガジンラックはできないだろうかというところがそもそもの発端のようです。
そして出来上がったのがこちらのマガジンラック。
マガジンラックと言うよりかはなんというかふすまのような・・・そもそもマガジンラックには見えませんね。
一体どうやって使うのかというと・・・
上の写真のようにして本を挟み込むようにして使います。
仕組みは単純で、実はこのマガジンラック斜めにかけられたスチール製のフラットバーが前後方向にわずかにずれて配置されておその隙間に雑誌を固定することができるというもの。
左が雑誌を固定したもの、右が雑誌をマガジンラックにのせていない状態のもの。どちらの状態でもインテリアとしてお部屋に飾ればとてもはえそう。
アップにしてみるとこんな感じ。遠くからみるとひとつの線としてみえますが近くでみると確かに前後にわずかにずれています。
雑誌をのせるとこんな感じ。
こんなおしゃれなマガジンラックなら、どんどん雑誌をのせたくなってしまいます。素敵です。
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▼参考:
scissors | nendo(http://www.nendo.jp/jp/works/scissors/?release)