>>>「家を安く建てる7つの基本」はこちら

円形の扉を「転がして」使う棚「rotating-glass shelf」




円形のガラス板で出来た扉が開閉するというユニークな発想の棚。円形の扉を右へ左へと転がすことで中にものを収納することが出来るこの棚の名前は「rotating-glass shelf」。

円形の扉を「転がして」使う棚rotating-glass shelfは佐藤オオキ氏率いるnendoによってデザインされたユニークな棚です。部屋においておくだけでも満足してしまいそうなデザインです。

円形の扉を「転がして」使う棚「rotating-glass shelf」

コロコロと右へ左へ回転する扉は見ているものを楽しくさせてくれます。

円形の扉を「転がして」使う棚「rotating-glass shelf」

こちらが実際の円形の扉を「転がして」使う棚rotating-glass shelf色合いがとても美しいと思いませんか。円形の扉の大きさ、色も一種類だけではなく様々な色と大きさがありデザインにより一層磨きをかけています。

さらに色がついた透明なガラス板の為、円形の扉が重なった部分は色が濃くなりさらに様々なグラデーションを楽しむことが出来ます。

円形の扉を「転がして」使う棚「rotating-glass shelf」

近くで見てみるとガラス板の質感がとても美しいことがわかります。

円形の扉を「転がして」使う棚「rotating-glass shelf」

こちらはさらにアップにした写真。完全に透明ではないところがデザインに重量感を与えアンティークな雰囲気をかもし出しています。

円形の扉を「転がして」使う棚「rotating-glass shelf」

中央に空いた穴もとてもいい感じ。

この丸穴は取手(とって)代わりだそうで、この丸穴の中に指を入れて右へ左へと転がし開閉することが出来るようにデザインされています。

円形の扉を「転がして」使う棚「rotating-glass shelf」

角度をかえてみてみるとまた違った雰囲気を生み出します。

また透明なガラス板の為、日のあたる角度によって印象が変わるため1日の時間の経過による色合いの変化も楽しむことが出来そう。

円形の扉を「転がして」使う棚「rotating-glass shelf」

公式ホームページによると「板ガラスを円盤状に成型したガラスから切り出して製作していた歴史的背景から着想したものであり、職人の手作業による表面の凹凸感によって、中に置かれたものが柔らかく歪むことを考えた。 」そうです。

円形の扉を「転がして」使う棚「rotating-glass shelf」

ガラス板が重なることにより色の緩急が生まれ、それに伴い奥行き感ができ、みるものに優しい印象をもたらしてくれます。

円形の扉を「転がして」使う棚「rotating-glass shelf」

縦型のタイプの棚もあるようです。

円形の扉を「転がして」使う棚「rotating-glass shelf」

こちらは縦型と横型の棚を並べた写真。

円形の扉を「転がして」使う棚「rotating-glass shelf」

こちらは円形の扉だけを取り出したもの。

取っ手が円形になるだけでこんなにもデザイン的な変化が生まれるなんて・・・nendoがデザインするデザイン全般に言えることですが、nendoの手がけるデザインは本質を見失わずに、そのものをより魅力的に魅せる力がありますね。

▼関連記事:

イタリアの老舗ガラスメーカー「GLAS ITALIA(グラスイタリア)」とnendoが協業して出来た、深海のような奥行き感をもつ棚「deep-sea」 | ONE PROJECT

合計80本の線で出来た本棚「rain」 | ONE PROJECT

本の間に挟む本の形をした植木鉢”THE LIFE OF PLANTS” | ONE PROJECT

椅子が壁にめり込んでしまったようにみえる便利なナニカ「Wallhax」 | ONE PROJECT

▼参考:

rotating-glass shelf | nendo(http://www.nendo.jp/jp/works/rotating-glass-shelf/?release)




Facebook にシェア
[`evernote` not found]