優れたデザイナーはあらゆる者から刺激を受け、デザインとして昇華します。今回紹介するデザイナーのSeungji Mun氏もそんなデザイナーの一人。
なんと人間の背骨にインスピレーションを受け、便利かつ素敵なデザインの、実用性も兼ね備えたテーブルをデザインしました。
こちらがそのインスピレーションを受けた背骨。この背骨をモチーフに素敵なテーブルをデザインすることに成功しました。どうやら、この見事な曲線にそのデザイン性を見いだしたようです。
そして実際に出来上がったのが上の写真のテーブル。背骨の隙間には、なんと本を挟むことが出来ます。実に見事としか言いようがありません。
この背骨のデザインのテーブルは、上の写真のような金属のプレートを溶接することでつくられています。
なんだかとってもわくわくするデザインだと思いませんか?
背骨のテーブル「communication」は、デザインの曖昧さをうまく利用してつくられた素敵な作品だと思います。
小さな椅子にもこれらのデザインは適用できるよう。素晴らしいですね。
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▼参考:
Seungji Mun