雨の日、傘立てに立てかける際に、水を切ったりわざわざバンドを結んだりするのは非常に億劫なもの。
でも傘立てに立てかける為には、ある意味それは仕方のないことでバンドをしめなければ立てかけられないばかりではなく、後に傘を立てかける人の迷惑にもなってしまいます。
でも今回紹介する葦のかさたてを使用すればそんなことは心配ありません。ばさっと傘を開いたまま立てかけることが出来ます。
上の写真が葦の傘立て。上の写真は横から見ている為わかりづらいですが、剣山のようになっており、さすような形で傘を立てかけることが出来ます。
実際に傘を立てかけると上の写真のようになります。傘をひらいたまま立てかけることができるので非常に便利ですね。
近くで見るとこんな風な感じ。柔軟にしなる茎がしっかりと傘をつかんで、トレイに落ちた雨水は池になるように工夫されています。
この葦の傘立ては、水辺の葦のように林立するABS樹脂製の茎の中に傘を差し入れて用いる傘立てだそうです。
これなら面倒くさがりの方でも、心置きなく傘立てを使用することができそうです。このまま傘を乾かすことができるので、利便性にも非常に優れた傘立てです。
この傘立てのデザインは小泉忍デザイン事務所によってデザインされたものです。
公式ホームページによるとサイズはW720xD150xH510で、ステンレス鏡面仕上となっているようです。
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▼参考:
葦のかさたて, Works, Shinobu Koizumi