ベトナムのホーチミン市に竹で出来たドーム状のホールがあります。ドーム状のホールに一歩足を踏み入れるとまるで異世界にでもきたかのような感覚に包まれるこの施設は、2006年に設立されたベトナムを拠点として活動する建築事務所Vo Trong Nghia Architects（VTN）により設計された施設です。
ダイヤモンドアイランド・コミュニティホールの場所はベトナムのホーチミン市郊外に位置しており、周りには高層マンションが立ち並んでいます。
ドームは８個あり、地域で会議、ミーティング、宴会など地域のイベントスペースとしても使用され、レストランとしても使用される事を想定してつくられているようです。
上の写真が今回紹介する「Diamond Island Community Hall」。直径が２４メートルのベトナムらしい、竹で造られた構造となっています。
ドームの中に入ると、その竹の隙間から覗き込む太陽がとても明るく、ホール全体を照らし出します。
中心部で空を見上げるとこんな感じ。空の青とのコントラストがとても素晴らしいですね。
写真ではまだ建設中のため2棟しか立っていませんが全部で８棟建設されました。
太陽によって照らされた竹の模様がホールの地面に写し出されています。
竹という素材は建物に限らず椅子や机など様々な用途に使用できる万能な素材。またしなやかな素材でもあり、視覚的にも涼しくとても奥深い素材ですね。
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