プラスチックの製品が世の中にあらわれるまで、竹は日常生活のあらゆる場面で利用されていました。
しかし、今では竹は日常生活でみられることはほどんどなく、ほとんどがプラスチック製品に変わってしまっています。
再び竹のぬくもりを感じ、竹との暮らしを今の時代にあった状態で取り戻す・・・そんな思いから生まれたのが今回紹介するLED照明器具です。
LED電球を使い、竹という自然素材からあらわれる自然な影。暗闇の中灯りを灯すことにより一本の竹と共にあらわれるアクリルのエッジ。
竹とアクリルがおりなす新たな灯り、時を重ねて風合いを増す光。それがKAGUA カグア(LED照明器具)です。
なんでもKAGUA カグアという名前は、光を放つ一本の竹の姿が、竹取物語にて、竹取の翁が竹林で出会った光を連想させることから名付けられたそうです。
竹は国産の真竹を使用しており、製造は日本で行っており、完全受注生産のため、時間がかかりなかなか手にいれることが難しいよう。
自然素材である竹と、人工物のアクリル、それに時代の最先端を行くLED電球が見事に折り重なり、暗闇に見事な光の演出を施してくれます。
独特な形状の竹のシェードも、幻想的な空間をつくり出してくれます。
下から見ると、それはまるで花火のよう。あらゆる部分で日本の「和」が活かされています。
こちらは実際に取り付けられている様子。なかなか明るい光の演出。竹の素材感が素晴らしく美しいデザインとなっています。
ホームページには以下のようにかかれています。
一本の竹を通して放たれる光。それは竹取の物語にて、竹取の翁が竹林で出逢った光を連想させる。そんなかぐわしい光を感じる、一本の竹と一枚のアクリルからつくられたLED照明器具 カグア。
かぐわしい光・・・言われてみれば確かに・・・と思います。「かぐわしい光」という表現が染み渡ります。
ひとつひとつ丁寧につくられているLED照明器具。値段は決して安いものではありませんが、時と共に変化する竹の経年変化を楽しめることを考えると、妥当な値段なのではないでしょうか。
日本人デザイナー籔下聡希(Toshiki Yabushita)によってデザインされたLED照明器具KAGUA カグア。
KAGUA カグア(LED照明器具)を購入されたい方は下記から問い合わせてみるといいかもしれません。
KAGUA カグア(LED照明器具) – indevor(http://www.indevor.jp/index.html)