薄く、熱が少なく、紫外線を出さない新しい光源である「有機EL」を使い、フロアランプやシャンデリアにもなり、まるで布や網のように自在に変化するデザインをうみだしたのはデザイナーの小泉忍氏。
この照明は照明「indefinite」と呼ばれ、「有機EL」を使用することにより、用途はもちろん気分に合わせて様々な形状に変化させることができるようになったそうです。
「indefinite」のトップの部分を引っ張っている図。細長い三角形になります。こちらはシャンデリアとしての使用方法です。
写真のように丸みを帯びた照明にすることも可能。
はたまた写真のように、さらに丸みを帯びた形状にすることも可能。
もちろん畳むことも可能という、面白い照明。こちらはフロアランプとしての使い方。
そこから写真のように広げていくと・・・
様々な形状に変化させることが出来ます。
照明自体は側面についています。
なんだか不思議な光源。
照明自体が生き物のようでもありますね。
ちょっと気分を変えたい時には写真のような形状にすればシャンデリアとして使用することができます。
下から見るとこんな感じ。
有機ELなので光源自体も調整することが可能です。
「有機EL」を用いた照明「indefinite」をうまく使用すれば、何でもないお部屋が一気にオシャレなお部屋に返信しそうです。
またストアなどで使用しても非常に面白いデザインの照明だと思います。
この「有機EL」を用いた照明「indefinite」は有機EL照明デザイン2008の優秀賞に選ばれた作品のようです。
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▼参考:
indefinite, Works, Shinobu Koizumi