一瞬目を疑いたくなってしまう建築物。
あたかもそこに存在しているかのように見えますがもちろん、嘘の建物。しかしながらこの作品には人々の心をつかんで離さない何か特別な魅力を感じます。
これから紹介する作品は世界中に実在する建物をベースにして新たな作品として昇華したものです。
これらの建築物の写真は、スペインのアーティスト兼フォトグラファーVictor Enrich氏によりつくられた作品です。

ちょっとみただけではわかりませんが、よくみてみると中央の建物が横になってしまっています。
屋根の方が道に突き出し、ており側面の窓が空を向いている、いったいどこから建物の中に入るの?と思いたくなってしまうユニークな作品。

続いて、映画のセットかのように正面から見ると建物が建っているかのように見えますが、斜めからみると、ハリボテという建築物。

何かがおかしい・・・中央部分から左右に建物表面が巻かれていっている建物。

海岸に城のようなものが。

建築物の上層階に行くほど、マクドナルドのポテトのように四方八方ににょきにょきと伸びてしまっている建物。

建築物が道路に飛び出してしまっています。

橋なのですが・・・直角になってしまっているため、いつまでたっても渡ることが出来ません。

建物から滑り台。でもかなり急です。

左側に伸びていっている建物。
もし本当にこのように設計されていたら建築物として成り立つのでしょうか?

外の階段が途中からとんでもない方向に伸びてしまっています。

まるで音楽を奏でているかのようなビル。

奥から手前に向かい段々となっています。

くねくねと曲がるビル。中の人はいったいどうやって過ごしているのでしょうか?

・・・と思ったら、今度は右に折れてしまっています。

花が咲いたかのように美しいデザインの建築物。

おしゃれな建築物。

広大な砂漠の岩の上に建築物が。一体どうやって昇るのでしょうか。

なんだか本当にありそうな気がする建築物。

途中からスパッと割れてしまっています。

違うか角度からみるとこんな感じ。
実際に上の写真のような建築物は成り立たない建物となりますが、なんだかとても夢のある建物ですね。
ありそうだけど、ないという部分をついているところがまたこの作品の魅力なのかもしれません。
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