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注文住宅で3階建て住宅を建てる12のメリットとデメリット

注文住宅で3階建て住宅を建てようと検討している方は必ずこの記事を読んでください。

なぜなら3階建て住宅にはメリットもあればデメリットもあり、3階建て住宅を検討する上で3階建てにすることのメリットとデメリットをしっかりと知っておくことが必要となるからです。

3階建て住宅は25坪程度の狭小地など狭い土地に家を建てる際、採用されることも多いですが、3階建て住宅を建てる予定の方は、必ず今回の記事を読んでおくことをお勧めします。

今回は3階建て住宅にはどんなメリットがあり、デメリットがあるのかについてお話ししていきます。

3階建て住宅を検討している方はぜひこの記事を読んでいただいて、あなたの家族のライフスタイルにあっているのかを確認してから間取りを検討することをお勧めします。



3階建て住宅を建てるメリット

3階建て住宅のメリットは下記の通りです。

【3階建て住宅を建てるメリット】

1:狭小地でも十分な床面積を確保できる
2:土地代をおさえ建築費にコストをかけられる
3:様々な間取りに対応したプランを立てられる
4:屋上を取り入れた間取りに対応しやすい
5:眺望が良くなる
6:店舗併用住宅にも対応できる

3階建て住宅を建てるメリット1:狭小地でも十分な床面積を確保できる

3階建て住宅は狭小地でも十分な床面積を確保することができます。

そしてこの狭小地でも十分な床面積を確保できることが3階建て住宅の最大のメリットとなります。

例えば20坪の土地で建ぺい率が60%の土地に家を建てる場合2階建て住宅と3階建て住宅では床面積に下記のような違いが生まれます。

【20坪=66m2の土地で建ぺい率が60%とした場合の床面積の違い】

2階建て住宅=79m2(床面積23坪分に相当)
3階建て住宅=118m2(床面積35坪分に相当)

つまり、3階建て住宅では横に広くするのではなく縦に伸ばして床面積を広げられるメリットがあ流のです。

これを利用すると都市部などの狭小地であっても、狭さをそれほど感じさせない広い床面積の家にすることができます。

3階建て住宅を建てるメリット2:土地代をおさえ建築費にコストをかけられる

3階建て住宅には土地代(土地の取得に関わる費用)をおさえ、建築費用にあてられるメリットがあります。

都市部などの住宅密集地では、建物よりも土地代のほうが高くなってしまうということはよくあります。

そこで狭小地を取得することで土地の取得費用をおさえ、その上に3階建て住宅を建てるというプランを検討することで土地取得の費用をおさえて建物にコストをかけられるようになるのです。

つまりあえて狭小地を購入し、その上に建てる住居部分を3階建てにし居住面積を確保するのです。

すると、同じ3,000万円の家(土地と建物の取得にかかった費用)でもトータルとして見れば同じコストでも、建築コストに費用をかけられる分グレードの高い家を建てることができるというわけです。

>>>狭小住宅はいくらで建てられる?狭小住宅の価格についてお答えします

3階建て住宅を建てるメリット3:様々な間取りに対応したプランを立てられる

3階建て住宅では、2階建て住宅ではあまり積極的に採用されないプランを検討する機会が多くなります。

例えば狭小地などの狭い土地に家を建てる場合、スキップフロアを利用して空間を広く見せるといったような工夫が試みられたり、思い切って屋上の活用を検討してみると言った形で、間取りを考える楽しみも増えると思います。

>>>スキップフロアの間取り27のメリットとデメリットと7つの活用実例

また3階建て住宅では1階部分にビルトインガレージを持ってくることも多く、狭い土地であっても車の駐車スペースを確保できるようにプランを検討することも多いです。

>>>ビルトインガレージの家の11のメリットとデメリットと間取りの注意点

ガレージの広さは普通乗用車1台なら5坪、2台なら10坪

車を1台おきたいのであればおよそ5坪、車を2台おくのであれば10坪程度の広さが必要となりますが、ビルトインタイプにすれば雨の日なども濡れずに車の乗り降りができますし、何より、生活をする上での利便性がグンと高まります。

都市部では駐車スペースを敷地内に確保することが難しく、車は近くの月極の駐車場に駐車しておくというケースも多いですが、車がガレージにあるというだけで生活が非常に楽になることを感じてもらえると思います。

>>>ビルトインガレージはいくらかかる?費用相場を坪数や収容台数ごとに徹底解説

3階ともなるとフロアごとに生活圏を分けることもできますし、何より家づくりをする上でプランを考える楽しみも増えると思います。

2世帯住宅にも対応している

3階建住宅を建て2世帯住宅にし、2階にLDKをつくり両世帯の共有スペースとし親世帯は1階、子世帯は3階と言ったプランにすることもできます。

フロアで生活圏を分けて間取りをつくることで。世帯間のプライバシーも守られるというメリットもあります。

※二世帯住宅については下記リンク先の記事を参考にしてください。二世帯住宅のポイントや注意点などについてわかりやすくまとめてあります。

>>>二世帯住宅を建てる前に知っておきたい4つの間取りと38のメリットとデメリット

>>>二世帯住宅で気をつけたい失敗しがちな間取りの話と税金などのお金の話

3階建て住宅を建てるメリット4:屋上を取り入れた間取りに対応しやすい

3階建て住宅は、屋上を有効活用した間取りに対応しやすく、特に都市部の狭小地などで庭を持てない場合、都市型の住宅として屋上を庭がわりにするという間取りを取り入れやすいメリットがあります。

高さがあるので気持ちの良い屋上庭園とすることができるのです。

>>>屋上のある家ってどう?家づくりで屋上のある家のメリットとデメリット

注意点:屋上は利用できる季節が限られる

屋上にするときに注意していただきたい点が1点。

屋上は利用できる季節が限られるということです。

気持ちの良い気候でないと利用は不可能で、夏場は暑く、冬場は寒くなります。

具体的に言えば本州であれば4月、5月、6月、10月、11月が屋上で気持ちよく過ごせる限度だと思います。

ヘーベルハウスは屋上の使い方がうまい

三階建住宅では屋上をルーフバルコニーとして整備する間取りは、ヘーベルハウスの家づくりが参考になると思います。

屋上は作っただけで上手に活用しない例も多いものですが、ヘーベルハウスの家づくりはこの点がしっかり考慮された間取りとなっています。

ヘーベルハウスは屋上を庭として有効活用するための提案が非常に上手で、家づくりの参考になります(ヘーベルハウスで建てなくても参考になることは多いです)。

例えばROOF TOP(ルーフトップ)は、いわゆる屋上スペースをアウトドアとして利用する間取りを提案しており、屋上を多目的スペースとして利用することができるように設計されています。

ヘーベルハウスについては下記リンク先の記事にわかりやすくまとめてありますので参考にしてください。

>>>ヘーベルハウスの評判や口コミと、家づくりのプロから見た17の特徴とオススメできる人

3階建て住宅を建てるメリット5:眺望が良い上にプライバシーも確保できる

3階建て住宅とすることで、建物に高さが生まれますので眺望もよく、プライバシーも同時に確保できるというメリットがあります。

3階建て住宅を建てるメリット6:店舗併用住宅にも対応できる

あまりないとは思いますが、商業系の地域では1階を店舗として活用し、2階と3階を居住空間とした3階建住宅もあります。

このような店舗と併用している住宅を店舗併用方住宅と言いますが、3階建て住宅はこうした店舗併用方住宅にも、対応しやすいメリットがあります。

店舗併用住宅はハウスメーカーで言えば、パナソニックホームズのビューノが有名です。

ビューノはまだ実績こそ浅いものの都市型住宅を検討する上で、参考にしたい住宅だと思います。

>>>パナソニックホームズの評判や口コミと、家づくりのプロから見た13のポイント

3階建住宅を建てるデメリット

続いて3階建て住宅にするデメリットについてお話ししていきます。

3階建て住宅のデメリットは下記の通りです。

【3階建て住宅を建てるデメリット】

1:建築コストが高い
2:階段の昇り降りが大変
3:間取りが複雑になりやすい
4:動線が複雑になりやすい
5:土地によっては風通しや採光計画が難しくなる
6:部屋によって温度差が激しくなる

3階建住宅を建てるデメリット1:建築コストが高い

3階建て住宅は建築コストが高くなる傾向にあります。

平たく言えば、一般的な2階建て住宅と比べて家を建てるためにお金がかかりるのです。

3階建て住宅は建材が多く必要になったり構造計算が必要になったり、地盤が弱いケースだと地盤改良費用がかかることがあるため建築費用は高くなります。

どれくらいのコストを見ておけばいいのかについては別記事で詳しくお話しする予定でいますが、ここでは、3階建て住宅は建築コストがかかるという認識でいてもらえればいいと思います。

3階建住宅を建てるデメリット2:階段の昇り降りが大変

3階建て住宅では移動するのに階段を使いますが、この階段の昇り降りが想像以上にきつい、大変だという声は3階建て住宅にお住まいの方からよく聞きます。

そしてこの階段の昇り降りの大変さこそが日常的な生活を営む上での3階建て住宅の最大のデメリットだと言えましょう。

健康な体であれば問題が生じないことも多いのですが、例えばインフルエンザなどにかかってしまい、フロアを移動しなくてはならなくなった時に、階段の昇り降りが非常にキツかったという話を聞くこともあります。

インフルエンザの症状のときは階段はもちろん、歩行の際のちょっとした振動でも体に響くからです。

3階建住宅を建てるデメリット3:間取りが複雑になりやすい

3階建て住宅は一般的な2階建て住宅と比べると間取りが複雑になりやすいデメリットがあります。

例えば階段が多くなる上に、建物に対して階段が占める割合も大きくなりますから、無駄な廊下ができてしまったりします。

3階建て住宅は家事動線を意識してフロアごとに機能を詰め込むことも多いので、部屋の形状も変わった形になりやすく間取りが複雑になりやすい傾向があります。

3階建住宅を建てるデメリット4:動線が複雑になりやすい

3階建て住宅は動線も複雑になりやすいデメリットがあります。

間取りが複雑になりやすいのはもちろん、階段や廊下が複雑になり、動線が交錯したりすることもありますので間取りと合わせて動線も複雑になりやすい傾向にあることは覚えておいてください。

3階建住宅を建てるデメリット5:土地によっては採光計画が難しくなる

3階建て住宅は採光計画が難しくなりがちなデメリットがあります。

なぜなら3階建て住宅は狭小地に建てることが一般的だからです。

3階建住宅では周りの家も狭小住宅ということケースも多く、建物の周りが3階建住宅だらけだということもあります。

そのため、土地によっては風通しが悪くなってしまったり、隣家との距離が近く採光計画が難しくなりやすい傾向があるのです。

特に都市部などの住宅密集地で家を建てる場合で、土地の形状が旗竿地である場合、3方向を建物で囲われた形になりますから、どうしても日当たりが悪くなってしまいます。

3階部分はなんとか採光が確保できても、特に1階部分と2階部分は採光が難しくなりがちなので注意が必要になります。

3階建住宅を建てるデメリット6:部屋によって温度差が激しくなる

3階建て住宅は間取りや動線が複雑になりやすいデメリットがあることはすでにお伝えしましたが、これにより部屋によって温度差が大きくなりやすいデメリットを抱えることになります。

また暖かい空気は上へ上昇し、冷たい空気は下へ下降しやすい性質を持っていますから、冬場は1階が寒くなりやすく、夏場は3階が暑くなりやすいというデメリットが生じてきます。

また3方向が建物に囲われていると、冬場に日陰となってしまう1階や2階は底冷えし、逆に夏場は風通しが悪くてジメジメと蒸し暑い状態が続き、カビが生じやすくなってしまう傾向にありますので土地によって通風の問題、採光の問題などを十分に検討してクリアしていく必要があります。

3階建て住宅は冷暖房効率も悪くなりやすい

3階建て住宅ではスキップフロアや吹き抜けの間取りを採用することも多いですが、そうした間仕切りのない(壁のない)オープンな間取りは視線が抜けて気持ちの良い空間とすることができる一方で、容積率が上がるので、冷暖房効率は悪くなってしまうデメリットがあります。

 

これらのデメリットを改善する方法については、別記事の「狭小地で快適な3階建て住宅を建てるための4つのポイント」にまとめておきましたので、3階建て住宅を検討されている方は合わせて読み進めていただくと、快適な間取りにすることができると思います。

まとめ

今回は3階建住宅のメリットとデメリットについて解説してきました。

3階建て住宅のメリットとデメリットは下記の通りです。

【3階建て住宅を建てるメリット】

1:狭小地でも十分な床面積を確保できる
2:土地代をおさえ建築費にコストをかけられる
3:様々な間取りに対応したプランを立てられる
4:屋上を取り入れた間取りに対応しやすい
5:眺望が良くなる
6:店舗併用住宅にも対応できる

【3階建て住宅を建てるデメリット】

1:建築コストが高い
2:階段の昇り降りが大変
3:間取りが複雑になりやすい
4:動線が複雑になりやすい
5:土地によっては風通しや採光計画が難しくなる
6:部屋によって温度差が激しくなる

以上、3階建住宅を検討する前にしっかりとメリットとデメリットをおさえていただいて、住んでいて気持ちの良い家づくりを目指してください。



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