この時計、ものすごく未来を感じませんか。Apple社から来年度2015年に、スマートウォッチが発売されますが正直、スマートフォンでもう十分だよと思っている人も少なくはないのではないでしょうか。
この時計はある意味とってもスマートな時計で、文字盤とベルトの部分に電子ペーパーを使用しており、なんと時計を見る動作や操作で直感的に柄が変わるという非常に未来を感じるスマートな時計となっています。
この時計はFES Watchといい、さまざまな柄が投影される時計として受け入れられる中立的な存在のデザインを目指したそうです。
まっさらなキャンバスのようでいて、それでありながらも時計としての存在感を感じられ円形の文字盤と矩形のベルトで構成された腕時計の原形的なシルエットが目立つデザインに仕上がったそうです。
シンプルなデザインだからこそ、その変化する柄がよりいっそう際立ち存在感が溢れるシンプルさと複雑さ、一見すると矛盾するふたつの事象が見事に組み合わさったデザインに仕上がっています。
文字盤や柄の変化は写真のようにリュウズをタッチすることでも変えることが可能なようです。
FESWatchは変化が著しいとってもスマートな時計ですね。では一体どのような柄が用意されているのか。
まずはこちら。ベルトの部分は白く、文字盤の部分は黒いというシンプルな柄。
続いて、ベルトに柄が組み込まれたもの。
角度をかえてみるとこんな感じ。
続いてこちらは、ベルトの部分が黒を基調とした柄。文字盤の部分は白色。
角度をかえてみるとこんな感じ。
ベルトの部分がシンプルな黒に、文字盤がシンプルな白色のバージョン。
この他にも上の写真のように全部で24通りの柄が組み込まれているようです。
この時計FES Watchはスタートアップ企業 Fashion Entertainmentsの第1弾製品としてプロジェクトが組まれ、TAKT PROJECT(http://www.taktproject.com)によりデザインされた時計です。
TAKT PROJECT(http://www.taktproject.com)は、佐藤オオキ氏率いるデザインオフィスnendo出身の吉泉聡氏、宮崎毅氏、本多敦氏、伊藤義隆氏により2011年より活動が開始され、2013年にTAKT PROJECTとして法人化されたたデザインファームです。
クラウドファインディングMakuake(マクアケ)により資金が資金を集めることに成功し、支援者には2014年12月頃にプロトタイプ、2015年5月以降に量産品を届けることになっているようです。
残念ながらこの記事を書いている今日現在、支援の申し込みは打ち切られてしまっていますが、実際に市場に出回ったら手元においておきたい一品であることには間違いがありません。
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▼参考:(外部サイト)
FES Watch|PROJECTS|TAKT PROJECT(http://www.taktproject.com/projects/archives/29)
takt project puts fashion in motion with morphing FES watch
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