世界中の人と連携をとらなくてはならない仕事をしている人にはぴったりの時計かもしれません。
なんと奇妙な形の時針がついており、その時針を読み取ることにより世界のどの場所で今何時なのか調べることが出来る画期的なデザインとなっています。
![世界中の時間がわかる時計「Bent Hands : wall clock showing world times at the same time.」 世界中の時間がわかる時計「Bent Hands : wall clock showing world times at the same time.」](https://one-project.biz/wp-content/uploads/2013/06/b-061.jpg)
こちらがその世界時計です。名前を「Bent Hands」といい、名前そのままに歪曲した時針が印象的な時計となっています。
時計は世界の地名が年輪のように中心部から外側へ書かれています。写真をクリックすると大きくなるのでクリックして頂くとわかりやすいかと思います。
例えば一番上にはイギリスの「ロンドン」と書かれており、一番下にはその地点の地球の裏側にあるニュージーランドの「ウェリントン」の地名が書かれています。
これにより、地球の裏側ではAM(午前)やPM(午後)の反対の時刻であることをしめしています。
わかりやすく例をあげると、上の写真で「ロンドン」がAM12:30である場合、イギリスの裏側にある地点のニュージーランド「ウェリントン」ではPM12:30である・・・というわけです。
よくこんなデザインの時計を考えたものです。
![世界中の時間がわかる時計「Bent Hands : wall clock showing world times at the same time.」 世界中の時間がわかる時計「Bent Hands : wall clock showing world times at the same time.」](https://one-project.biz/wp-content/uploads/2013/06/b-05.jpg)
歪曲した時針が非常に目をひきデザイン性にも非常に優れています。とても印象深い時計として部屋を彩ることができそうです。
![世界中の時間がわかる時計「Bent Hands : wall clock showing world times at the same time.」 b-09世界中の時間がわかる時計「Bent Hands : wall clock showing world times at the same time.」3](https://one-project.biz/wp-content/uploads/2013/06/b-09.jpg)
この世界時計「Bent Hands」をデザインした、デザイナーのGiha Woo and Shingoeunは、電池で分針と時針をあらわす不思議な壁掛け時計をデザインしたものと同一人物。
この不思議な壁掛け時計は以前ONE PROJECTでも紹介させて頂いています。
以前紹介した記事はこちら:電池で分針と時針をあらわす不思議な壁掛け時計「Front & Back」 | ONE PROJECT
ご覧頂ければわかりますが、非常にユニークなデザインを落とし込むデザイナーさんです。
実はこの時計はあるメッセージをはらんでおり、自分が休憩している時でも世界のどこかでは一生懸命に働いていることほのめかしているようです。
![世界中の時間がわかる時計「Bent Hands : wall clock showing world times at the same time.」 世界中の時間がわかる時計「Bent Hands : wall clock showing world times at the same time.」4](https://one-project.biz/wp-content/uploads/2013/06/b-041.jpg)
奥の方にあるのが以前紹介した時計です。非常にシンプル。
対して、今回紹介している世界時計「Bent Hands」は右側にあるもの。二つの時計はそれぞれ特徴があり、否が応でも人目をひくデザインとなっています。
![世界中の時間がわかる時計「Bent Hands : wall clock showing world times at the same time.」 世界中の時間がわかる時計「Bent Hands : wall clock showing world times at the same time.」5](https://one-project.biz/wp-content/uploads/2013/06/b-02.jpg)
こうした発想は一体どこから生まれてくるのだろうか・・・と毎回思ってしまいます。一流のデザイナーたちは頭が非常に柔らかいのかもしれませんね。
そして、何かと何かをくっつけ、あたらしいものに変えて行く発想力が人並み優れている人たちなのかも知れません。