ちょっと変わったハンモックの紹介です。
ハンモックといえば通常両端にスタンドを必要としますが、今回の作品はなんと天井からハンモックを吊るしてしまうという作品です。
しかも作品自体も非常に簡潔につくられており、ハンモックの特徴である部分をしっかりと押さえておきながら、不必要なものは排除しているという、ハンモックの本質の部分だけをうまく表面化させたような作品です。
このミニマルデザインの特徴を兼ね備えているハンモックは中村竜治さんによって制作されました。
こちらが”bench between pillars”です。
細長いシートを天井から吊るしただけの作品なので非常にシンプルな形態をしています。
実際に人が座るとこのような感じになります。シートがピーンと貼っているのがよくわかり。
近くからみるとよくわかりますが。隣の人の顔は全くみえなくなっています。そのためプライベートな空間として、一人だけの良い意味での殻に閉じこもることが出来ます。
横から見ると脚だけがみえる・・・奇妙な感じです。
せーの!で、はい!一斉に脚があがりました。
隣の人をみるには少し前屈みにならないといけないようですね。
座るだけではなく、上の写真のようにハンモックの上に立ってもいいかもしれませんね。
このシート、通常のハンモックと違って隙間が一切ありません。
よくみると天井の接続部分ににボルトを挟み込んでいますね。
ハンモックの接続部分は左右にふたつあり、そこからぶら下げているだけのようです、
東京都にある西武池袋の7階を利用して展示された作品のようです。
ハンモックbench between pillarsは、中村竜治さんらしい作品ですね。過去の作品と一貫してうつるものがあります。
実際に乗っている様子は以下から確認頂けます。
▼参考:(外部サイト)
・Bench Between Pillars by Ryuji Nakamura Architects – Dezeen
・Sans Stand: Modern Free-Hanging Chair + Hammock Design | Designs & Ideas on Dornob
URL:https://dornob.com/sans-stand-modern-free-hanging-chair-hammock-design/