本来本棚は水平につくられるものですが、そんなことはいったい誰が決めたのでしょうか、と思ってしまうほどユニークな形の本棚があります。
それがオランダのデザイナーfrederik roijéがデザインしたStoryline Bookshelfです。
美しいかたちだと思いませんか。写真黒の部分が本棚の部分です。この本棚は、でこぼことした形になっており、その間に挟むように本を立てかけます。
本を立てない状態だと、上のようなまるで都会に並ぶビルのスカイラインを縁取ったかのような輪郭を覗かせます。この形をみてあるひとはマンハッタンの立ち並ぶビル群のスカイラインのようだといい、またある人は、サウンドウェーブのようだと表現します。
表現の仕方は人それぞれ様々ですが、いずれにせよ、美しい形であることには変わりありません。
二つ並べるとさらに綺麗です。白と黒という色合いも良いのかもしれませんね。
こちらは白のバージョンです。白い色もいい味を出しています。
こちらは青。本棚の青と立てかけてある本の白が組み合わさり、マリンボーダーのような模様になっています。
青い本棚に、本を乗せない状態だとこんな感じに。それにしても実に面白い形をしていますね。みるものを楽しませ、みるものの想像力をかきたてる本棚です。
こちらは灰色。灰色もいい味を出しています。灰色なら後ろの壁が白でも、本棚だけを際立たせ本棚の線を美しく魅せることが出来ます。
実際にモノをたくさん置くとこんな感じに。端の部分に本を置くと倒れて落ちてしまうことが考えられるので、写真のように小物などをおくとおしゃれに着飾ることができますね。
Storyline Bookshelfは写真のように縦にして使うことも出来るようです。ものを置くスペースは限られてしまいますが、その分、みせるインテリアとして使うことができそうです。
改めて、Storyline Bookshelfの黒色の全体図です。あなたならこの凹凸の本棚をどのようにみせるのでしょうか。
公式ストアからの購入はこちら:
・Frederik Roijé ONLINE STORE
http://roije.com/#/shop
寸法:90×28×20(幅×高さ×奥行き)表記はすべてcm
・デザイン設計:Frederik Roijé
http://www.roije.com/#/collection/storylines
▼参考:
STORYLINES BOOKCASE | Inhabitat – Sustainable Design Innovation, Eco Architecture, Green Building