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東京にある建坪が11坪の屋内のリビングルームで高さ5.2メートルのボルダリングを楽しむことが出来る家「アウトドアハウス」




以前、家の中にクライミングウォールがある家として、「3way house」をご紹介致しました。

階段・はしご、そして・・・3つの方法で昇り降りすることが出来る東京にある日本の家屋「3way House」

そして、今回ご紹介する東京にある「アウトドアハウス」は住居でありながら屋内のリビングルームでボルダリングを楽しむことができる家屋です。

クライミングとはロープなどを使い、自力で岩などを昇って行くスポーツの総称ですが、その中でもボルダリングとは、ロープに頼ることなく、比較的小さな岩を昇る行為をさします。

リビングでボルダリングを楽しめる「アウトドアハウス」の外観

アウトドアハウス

こちらが、東京都にある屋内リビングルームでボルダリングを楽しむことができる住居「アウトドアハウス」です。

ここからの角度では、とてもじゃないですが、屋内にボルダリング施設があるとは思えません。

アウトドアハウスはbe-fun design(URL:http://be-fun.com)とEANAによってデザイン設計されました。

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正面入り口の写真です。ずいぶんと特徴的な形をしていることがわかります。一体この建物の中はどうなっているのでしょうか。

大きな窓にある入り口からお邪魔してみましょう。

アウトドアハウスの内観

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玄関前の写真です。

正面には全面ガラス張りのバスルームがみえます。向かって左側には2階リビングへと続く階段があり、その下には倉庫兼寝室の部屋が顔をのぞかせます。

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こちらが倉庫兼寝室のお部屋です。アウトドア好きのご夫婦の意向から1階入り口部分から床レベルを二つ下げることでこの部屋を実現したそうです。

よくみると、バスルーム下の壁にドアが設けられており、そこにも収納できる仕組みになっています。

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ここが倉庫兼寝室から1階へと続く階段です。白を基調とした壁にコンクリート打ちっぱなしの階段がとても映えます。

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それでは玄関左手の廊下、2階リビングへと続く階段を渡って行きましょう。

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2階のリビングルームが吹き抜けとなっている為、階段にトップライトからの光がもれる明るいつくりとなっています。

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また2階リビングへと続く階段の横にはさきほどのトイレ兼バスルームがみえます。全面がガラス張りのため、天井からのあかりがバスルームにも輝きわたります。

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入って手前がトイレ、右側がバスルームとなっているようです。

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全面ガラス張りの、こちらのお部屋からは先ほどの倉庫兼寝室の部屋ものぞむことができます。

おや・・・アウトドア好きのご夫婦ということもあって、早速室内でテントをはっているようです。

リビングの壁に高さ5.2mほどのボルダリングの壁が

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トップライトの光が漏れる階段をのぼりきると、高さ5.2メートルほどのボルダリングの壁があるリビングルームへとたどりつきます。

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リビングとダイニング、それにキッチンはひとつの部屋として繋がっており、とても開放的な空間がそこには広がっています。

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キッチン奥からリビングルームを見た写真です。外から見た、建物のでっぱりの部分はどうやらここのようです。

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屋内にあるボルダリングの壁です。こうしてみると一般住宅としては随分と大きな壁だということがわかります。

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リビングということもあり、落ちると危ないので、ロープを使用していますね。

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リビングルームの全体図です。トップライトとハイサイドライトからのひかりが部屋中に溢れかえっています。やはり一番に目がいってしまうのはボルダリングの壁ですね。

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この壁は、厚さ9mmの合板にOSBという厚さ8mmの木質ボードを貼りつけてできているようです。

ガラス板の下は先ほどあがってきた玄関からリビングへ続く階段になります。

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ボルダリングの壁を背にしてたってみました。

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リビング全体の写真です。右にもはしごがあり屋上へと続いているようです。

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先ほどのはしごをあがってくるとこんな高さまで。

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夜のアウトドアハウスです。とても美しい外観ですね。

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まわりにある民家は瓦屋根の日本古来の伝統的な形をした家屋ですが、「アウトドアハウス」だけがその中でも異彩をはなっていることがわかります。

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こちらはCGでつくったイメージ図です。

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実際に完成した写真とほとんど変わりありません。すごいですね。

アウトドアハウスの平面間取り図と断面図

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1階の見取り図です。

(1) 土間
(2) バスルーム
(3) 倉庫兼寝室

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続いて2階の見取り図。

(4) リビングルーム
(5) キッチン
(6) 縁側

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続いて屋上。

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縦の断面図。

(1) 土間
(3) 倉庫兼寝室
(4) リビングルーム
(6) 縁側

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横からの断面図

(2) バスルーム
(4) リビングルーム

アウトドアハウスは、名前の通り、アウトドア好きの方にとってはたまらないつくりの住居だと思います。こんな家に住んでいたら、家に帰ることが楽しみで仕方なくなってしまいそうです。

建築設計事務所:

・2011年 アウトドア・ハウス | BE-FUN DESIGN|一級建築士事務所ビーフンデザイン

URL:http://be-fun.com

岩﨑浩平+阿部任太/Enjoy And Architecture EANA

 

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▼参考:

ボルダリング壁のある空間“アウトドア仕様”で家でもキャンプ気分 | 100%LiFE




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