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ビルトインガレージの平屋にするならおさえておきたい5つの間取りの注意点

平屋のビルトインガレージでは特に間取りに注意する必要があります。

平屋では間取り同士が干渉し合ってしまう事が多く、平屋にガレージを併設してしまうと間取りによっては、とても住み心地の悪いものとなってしまうからです。

今回は平屋をビルトインガレージの間取りにしたい時に、特に注意したい5つの注意点についてお伝えしていきます。



平屋をビルトインガレージにする5つの注意点

平屋にガレージを併設し、ビルトインガレージの平屋とする場合は下記の点に注意して間取りプランを検討して下さい。

【平屋をビルトインガレージにする時の5つの注意点】

1:寝室の近くにガレージを配置しない
2:家の形による費用の違いに注意する
3:十分な換気が取れるように設計する
4:振動や音を感じさせない間取りにする
5:動線を考えてドアの位置を決める

基本的にはビルトインガレージをつくるときに注意したい点と変わりはありませんが、平屋のビルトインガレージにする際は、それらの注意点に加えて以上のことに気をつけて間取りを検討していただくと、より住み心地の良い快適な間取りにしていただく事ができると思います。

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ビルトインガレージの平屋の注意点1:寝室の近くにガレージを配置しない

平屋をビルトインガレージにする際は、ガレージの近くに寝室を配置しないように注意してください。

意外と盲点なのですが、ガレージを開け閉めする時の音はうるさいものだからです。さらに、車種によっては出入りするたびにエンジン音がうるさくてしょうがないということも起こりえます。

また平屋の場合は一般的な2階建てのタイプのビルトインガレージと違い、寝室の隣にガレージを置いてしまうと、車が出入りをするたびに車の音や振動が寝室に響きわたってしまいやすく、安心して眠る事ができない寝室になってしまうリスクが高くなってしまいます。

平屋の場合は特に寝室の近くにガレージを配置すると、朝の早い時間や夜遅い時間に車を使うたび、家族に迷惑をかけてしまう間取りになってしまいがちですので、寝室とガレージの部分はできるだけ離して配置することがポイントになります。

できるだけ居住エリアに影響しない間取りを検討する

ビルトインガレージは居住空間と車との距離が近くなりますし、車に興味がある人にとっては大変魅力的な間取りだと思います。

ただ、平屋でビルトインガレージの間取りを検討される方は、居住空間に悪影響を及ぼすことも多いことをしっかりと認識しプランを作成してください。

平屋でビルトインガレージを検討されている方は、実用性重視というよりかは趣味の空間として利用することを目的としている方も多いと思いますので、できるだけそこに住む家族に迷惑をかけないような間取りの配置にする事が平屋のビルトインガレージを建てる上では大事なことになります。

平屋のビルトインガレージでは生活空間との間にクッションスペースを挟むことが大事

繰り返しになりますが、平屋でビルトインガレージを検討する際は、ガレージと寝室との距離をできるだけ遠ざける工夫が必要になります。

例えば間にリビングを挟んだり、書斎などの諸室を挟んだり、キッチンや浴室、洗面室、トイレなどを挟んだりすると音や振動を軽減させる事ができます。

【平屋のビルトインガレージでは寝室と距離を置く】

「ビルトインガレージ」→「キッチン」「浴室」「洗面室」「トイレ」→「寝室」

キッチン横の勝手口からガレージ部分に出入りできる動線は便利

平屋のビルトインガレージでは、居住部分から直接ガレージの部分にアクセスできる動線をつくっておくと買い物帰りなどに効率の良い動線となることが多いです。

この辺りは、平屋を建てる方のライフスタイルによっても変わってくるかと思いますが、キッチン横の勝手口から直接出入りできるような動線を用意しておくと、買い物帰りに買ってきた食材を玄関を通らずに直接家の中に持ち運ぶ事ができるので便利な動線となります。

ガレージと玄関ホールを行き来できるように配置するのもあり

また平屋では、ガレージに車をとめ、玄関ホールへ直接抜けられる動線を確保しておくとより利便性を高める事ができますので、ビルトインガレージの平屋の間取りを考える際は合わせて検討してみて下さい。

ビルトインガレージの平屋の注意点2:家の形による費用の違いに注意する

平屋のビルトインガレージではガレージをつけるだけではなく、平屋ならではの家の形を楽しむ方が多いように思います。

例えば家の形を「コの字型(U字型)」にしたり、「L字型」にしたり「ロの字型」「連棟型」といった形です。

>>>平屋の間取りに差が出る、知っておきたい5つの平屋の形とメリット、デメリット

それぞれの形にメリットもあればデメリットもありますが、この中で最も大きく影響を及ぼすのは費用です。

平屋に限りませんが、家は形が複雑になればなるほど、必要となる建築資材をはじめ、家の強度を高めるために特殊な工事をする必要が出てきます。

そのため、複雑さをますほどに家の価格は高くなると思って下さい。

>>>家づくりで覚えておきたい家の形とお金のかかる家とかからない家の違い

ビルトインガレージの家の費用はどれくらいかかるのか?

ビルトインガレージは車を収容する台数ごとに費用が異なり、収容台数が多くなればなるほど価格が高くなっていきます。

ビルトインガレージの費用の目安をまとめておきますので参考にして下さい。

【ビルトインガレージにかかる費用の目安】

1台 250万円〜400万円
2台 500万円〜800万円
3台 1,000万円〜1,600万円
4台 1,500万円〜2,400万円

もちろんこれは一般的な広さの家で、さらに標準的な装備のガレージのおおよその価格です。

家をビルトインガレージ仕様にすると、平屋の建物本体価格とは別に、これだけの費用がかかるものと思って下さい。

さらに、家を建てる場所が特殊な地形であったり、ガレージを特殊な仕様にした場合はより費用が高くなりますので注意して下さい。

下記リンク先の記事ではビルトインガレージの広さによる費用の違いなどについて詳しく解説してあります。

ビルトインガレージにかかる費用について詳しくまとめてありますので、この記事と合わせて参考にしていただくとより理解を深めていただけると思います。

>>>ビルトインガレージはいくらかかる?費用相場を坪数や収容台数ごとに徹底解説

ビルトインガレージの平屋の注意点3:十分な換気が取れるように設計する

平屋に限りませんが、ビルトインガレージの間取りを検討する際は、必ず十分な換気が取れるような設備を取りつけてください。

ビルトインガレージの平屋にすると居住空間との距離が近くなりますので、家の中に排気ガスが入ってきやすい環境にあり、ガレージ部分に十分な換気が取れるようなシステムが整っていないと、車の出入りのたびに排気ガスが家の中まで入ってきてしまい健康に害を及ぼすリスクが高くなります。

ガレージ内部は密閉空間になりますから、換気扇をつけることは必須で、換気扇をつけずにいると車のエンジンをかけるたびにガレージ内に排気ガスが溜まってしまい、それが居住空間にまで影響を及ぼしてしまうのです。

特に寒い冬場は、車を温めるためにエンジンをかけっぱなしにすることも多いでしょうから、換気を怠るとガレージ内にすぐに排気ガスが充満してしまいます。

このように平屋の場合は、ガレージからのアクセスを良くするために、すぐ隣に玄関やキッチンなどの居住空間を配置した間取りにする事が多いので、車の排気ガスが問題になるケースが多くなります。

換気扇の設置はそこまで高いものではありませんから、平屋のビルトインガレージにするのであれば換気扇はコストをケチらずにできるだけ良いものを必ず設置して下さい。

ビルトインガレージの平屋の注意点4:振動や音を感じさせない間取りにする

建物とガレージを一緒にするビルトインガレージでは、車が出入りする時の振動が直接建物に伝わり、振動が居住空間に影響を及ぼす事があります。

またガレージ部のシャッター開閉時に振動はもちろん音も伝わりますので、車が出入りするたびに不快感を感じてしまう家になってしまうこともあります。

そのため、できるだけ、音や振動が少ないものを選ぶようにして下さい。

平屋をビルトインガレージにする上で音と振動の対策は必須だと考えてもらって構いません。

シャッターは開閉が静かなオーバースライダー方式にする

平屋のビルトインガレージではシャッターの開閉音が最も静かなオーバースライダー式のシャッターにすることをお勧めします。

巻き上げ式のシャッターもありますが開閉音がうるさくなる上に、シャッターを開け閉めする時の開閉音もガラガラとうるさいものになりますのでお勧めしません。

できれば自動式のシャッターを選ぶ

またできれば自動式のシャッターを選ぶと良いでしょう。

車から降りずに車内からリモコン操作によりシャッターの開閉ができるので、非常に便利です。価格は高くなりますが、手動式と比べて開閉音が静かなのも自動式の特徴の一つです。

シャッターは実用性を重視する

平屋のビルトインガレージに備え付けるシャッターにも様々な種類があります。

その種類は、素材はもちろんデザイン性を高めたものや耐久性を追求したものまで色々です。

ですができれば、シャッターには錆びにくく維持コストがかからないステンレス性のものを選ぶと良いと思います。

ステンレス製のシャッターの特徴はサビに強い、耐久性がある、デザインも豊富、けれどもコストが高くついてしまうことにあります。

ステンレス製にするとイニシャルコストは高くついてしまうかもしれませんが、シャッターが長持ちする上に日々のメンテナンスも楽になりますので、それほど気を遣わずに済むメリットがあります。

きちんと素材を見極めて選ぶ

もちろんシャッターにかかる費用が高ければ良い安ければ良いというわけではなく、きちんと素材ごとの特徴を見極めて購入することも大事です。

また、ステンレス製と言っても幅広く様々に特徴の異なったステンレス製のシャッターがありますので、あなたの家にあったものを選ぶようにして下さい。

ビルトインガレージの平屋の注意点5:動線を考えてドアの位置を決める

平屋をビルトインガレージにする場合はきちんと動線を考えてドアの位置を決めるようにして下さい。

平屋をビルトインガレージにするメリットは車から室内へ直結できることにありますから、このメリットを存分に活かせるような間取りを意識して下さい。

理想は車から降りた時に入り口がすぐ近くにあることです。

ただあまり近すぎても、駐車時に大変ですしあまり良くありません。

車を駐車した時に程よい距離にあるよう、入り口までの距離を計算して間取りを設計するようにして下さい。

ガレージの動線を便利にする方法は主に2つ

玄関の近くまたは勝手口と直結するようなプランにすると使い勝手の良いビルトインガレージになると思います。

玄関の近くにガレージを配置する場合は、出来るだけ玄関を駐車スペース側につけることを意識して下さい。

キッチン横の勝手口の近くやパントリーに直接入れるような間取りでガレージを配置すると、買い物時に便利になります。

他にもそれぞれのご家族のライフスタイルによって、ガレージの隣にどんな部屋を置くのか間取りのタイプは違うと思いますので、各自工夫してプランを考えるようにして下さい。

ただ、「1:寝室の近くにガレージを配置しない」でもお伝えしましたが、寝室の近くには絶対にガレージは配置しない事がポイントです。

これは平屋であっても一般的な二階建て住宅であっても同じ事です。

平屋は特に間取りが干渉し合う事が多いので意識して部屋の配置をどこにするのかを検討する事が必要だと思って下さい。

まとめ

今回はビルトインガレージの平屋の注意点についてお伝えしてきました。

もう一度言わせていただきます。

平屋にビルトインガレージの間取りを取り入れるときは下記の5つに注意を向けて間取りを作成するようにして下さい。

【平屋をビルトインガレージにする時の5つの注意点】

1:寝室の近くにガレージを配置しない
2:家の形による費用の違いに注意する
3:十分な換気が取れるように設計する
4:振動や音を感じさせない間取りにする
5:動線を考えてドアの位置を決める

以上を守っていただければ、随分と住み心地が良いビルトインガレージの平屋にできるはずです。

平屋にビルトインガレージを取り付けるときは、今回お伝えしたポイントをおさえて、あなたとあなたの家族にとって住み心地の良いビルトインガレージの平屋にしていって下さい。

最後に、ビルトインガレージの家はイニシャルコストがかかるため高くなりがちですが、家づくりはポイントをおさえていただくだけでコストをおさえて建てることができます。

大きくコストを削減できるコツは全部で7つあり、それについては下記リンク先の記事にまとめさせていただいておりますので、これから家を建てることを検討されている方は是非参考にしてあなたにとって良い家を建てて下さい。

>>>家を安く建てる方法とコストダウンの7つの基本



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