自然素材を生かした建築や、格子を多用したデザインが特徴的な作品を多く手がける隈研吾氏。
そんな世界的に有名な建築家である隈研吾氏が東京大学にユビキタスコンピューティング研究所の施設をデザインしたのが今回紹介する作品。
なんでもコンクリートや金属、石などの硬質材料からなるキャンパスのイメージを払拭し、木と土などの天然素材でつくられたソフトな建物をということで設計されたのだそう。
隈研吾氏らしい自然素材を生かした建築や、格子を多用したデザインが目をひくファサード。
また、建物の中心には柔らかい膜で覆われた臓器のような開口部が内包されているよう。
背面には日本庭園があります。
格子配列が、キャンパス内に光と風の穏やかな有機的な流れを発生させる素敵な研究所のデザインですね。
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▼参考:(外部サイト)
kengo kuma clads campus building with layered timber slats
kengo kuma and associates | Architecture