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部屋の一点を明るく照らし出す、光ファイバーの原理を利用した間接照明「POLE LIGHT」




何度か紹介しているデザイナーにPaul Cocksedge(ポール・コックセッジ)さんという方がいますが、ポールさんのデザインは身近にあるものの道具を使い、シンプルなモノの中に美しさを感じる、まさしく言葉通り、洗練されたデザインばかりです。

そんなポールさんがデザインしたライトに、POLE LIGHTという非常にシンプルな設計の間接照明があります。

P.Cocksedge_POLE LIGHT2

こちらがそのPOLE LIGHTです。ご覧の通り設計自体は非常にシンプルで、コンクリートのベースから光が発せられ、それが棒状のアクリルを通り、その先から光が発せられるという仕組みになっています。

要するに光ファイバーと同じ原理ですね。

P.Cocksedge_POLE LIGHT

POLE LIGHTはご覧のように、棒状のアクリルが向く方向を中心に、そのまわりを浮かび上がらせるという間接照明です。

P.Cocksedge_POLE LIGHT3

このガラスのアクリル棒の先から光が発せられます。ただ、難点なのは固いアクリル棒のため自由に光を当てる方向を変えることができません。

P.Cocksedge_POLE LIGHT4

光をつけたときの写真です。先の方だけが光を帯びているのがわかります。

P.Cocksedge_POLE LIGHT7

光を帯びているアクリル棒の向く方向だけぼやっと光っています。中心部以外の光量はそこまで強くないようですね。

P.Cocksedge_POLE LIGHT8

光の屈折を利用した見事な作品に仕上がっています。中心部だけが明るくなる光のビームのようです。

P.Cocksedge_POLE LIGHT9

角度をかえてみると、光の集積具合がよくわかります。

P.Cocksedge_POLE LIGHT10

こんな風に光を浴びることも出来ます。ただ、それが何を意味し、どのような効果があるのかは残念ながらわかりません。

P.Cocksedge_POLE LIGHT11

大きさは2種類。フロアランプと卓上ランプです。

P.Cocksedge_POLE LIGHT12

しかし、こうみると綺麗な光ですね。これだけ光量があるのに一部分だけが光るなんてわかっているけれども不思議です。

寸法は以下の通りです。

長さ(フロア):L 1770 × ベース直径250 × ケーブル2000mm
長さ(卓上):L 750 × ベース直径140 × ケーブル1500 mm
材質:透明アクリル棒、樹脂ベース
カラー(ベース):ナチュラル
重量(フロア):7800グラム
重量(卓上):2200グラム

POLE LIGHTの購入は以下から出来ます。

Paul Cocksedge Shop  •  Pole Light

 

▼参考:(外部サイト)

Pole by Paul Cocksedge – Dezeen

Pole: Is This the Most Minimal Lamp Ever?




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