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実用性を考えたら逆さまになった、逆さまの傘「UnBRELLA 」




傘と言うものは不思議なもので、その姿形はほとんど進化することなくその原型をとどめたままとなっています。

傘の本質としての機能は「雨よけ」ではありますが、傘がうまれた当初より、その機能はほぼ完成しており、それ以上に進化させる必要がないのか、傘の進化はとまったままとなっています。

もちろんその独特な傘の形に、デザインを加える等、オリジナリティを含み持たせた傘は世の中に多く出回っていますが基本構造は全く変わりはないと言っていいでしょう。

しかしながら冷静に考えてみると、傘にも不便な点は幾つもあります。その傘の不便な点を見直し新たにデザインした実用性を考えた傘が今回紹介する、逆さまの傘「UnBRELLA 」です。

この傘は梶本博司(http://hiroshi-kajimoto.com)によりデザインされうまれました。

デザイナー梶本博司氏がデザインした、実用性を考えたら逆さまになった、逆さまの傘「UnBRELLA 」

上の写真が今回紹介する逆さまの傘「UnBRELLA 」。一見難の変哲もない傘のように見えますが、よくよくみてみるとその不思議なデザインに驚くことでしょう。

何故なら、この傘、それ自身で立っています。一般的な傘はというと、上の写真のように折り畳んでしまうと、それ自身で直立することはできません。

デザイナー梶本博司氏がデザインした、実用性を考えたら逆さまになった、逆さまの傘「UnBRELLA 」2

そして何よりもこの傘の特徴を印象づけているのはこれ。今まさに傘を平光としている瞬間なのですが、どういったことかわかりますか?

そうです。一般的な傘と真逆の構造をしているのです。ですから・・・

デザイナー梶本博司氏がデザインした、実用性を考えたら逆さまになった、逆さまの傘「UnBRELLA 」3

傘をさらに開いていくと上野写真のようになります。そして・・・

デザイナー梶本博司氏がデザインした、実用性を考えたら逆さまになった、逆さまの傘「UnBRELLA 」4

完成です。

傘の構造を真逆にしたことにより、雨の日、傘の濡れた表面が自分にかかることもなく、また、相手に傘についた水滴をかけてしまう心配もなく過ごすことが出来ます。

つまり衣服側の表面はいつでも乾いていると言う訳。素晴らしい発想だと思いませんか。この傘は今までの傘の概念を変えてしまっていると言っても良いでしょう。

デザイナー梶本博司氏がデザインした、実用性を考えたら逆さまになった、逆さまの傘「UnBRELLA 」5

まだまだ、一般的には普及はしていないので周りからの目線は若干きついかもしれませんが、この傘が世の中に出回ることになれば非常に楽しい世の中になると思います。

デザイナー梶本博司氏がデザインした、実用性を考えたら逆さまになった、逆さまの傘「UnBRELLA 」6

こちらが傘が閉じられた状態の時。傘の柄が真逆についていることがよくわかります。

デザイナー梶本博司氏がデザインした、実用性を考えたら逆さまになった、逆さまの傘「UnBRELLA 」7

傘のバンドを開いた状態だと上の写真右下のように自立することが可能。傘立てなしで自立するなんてとても嬉しいですね。

デザイナー梶本博司氏がデザインした、実用性を考えたら逆さまになった、逆さまの傘「UnBRELLA 」8

みようによってはとてもおしゃれな傘のような気がします。

デザイナー梶本博司氏がデザインした、実用性を考えたら逆さまになった、逆さまの傘「UnBRELLA 」9

この傘のプロモーションビデオは以下のYouTubeで視聴することができます。

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感想(3件)

う〜ん、逆転の発想とはいえ、こんな発想思いつきもしませんでした。素晴らしいですね。

▼参考:

・梶本博司 – UnBRELLA(http://hiroshi-kajimoto.com/115/)

・公式ページ:梶本博司(http://hiroshi-kajimoto.com)




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