オランダの会社Atelier 010がデザインしたのはクリエイティブなブックケース。名前は 「Bookworm Bookcase」と言います。
この本棚のどこがクリエイティブかというと、独特なデザインの形状の本棚であることはもちろん、本棚と読書スペースが一体化しており、デザイン性、機能性を兼ね備えた素晴らしい本棚となっている点においてクリエイティブであると言えます。
曲がりくねった曲線が魅力的なこの本棚に使われているのは、ステンレススチール、中密度繊維版(MDF)、合板の三種類。
本棚の中央部分にはゆるやかな空間があり、そこに座りながら読書ができるように設計されています。
読み終わった本はサッとすぐに収納することが可能で、また新たに読みたい本があれば移動することなく本を取り出すことができます。
本棚内部の天井からは電球がぶら下がっており、その灯りにより快適に本を読むことが出来るように工夫が施されています。
曲線的なデザインであるということもポイントで、この形状によりゆるやかで優しい時間を過ごすことができるようにデザインされています。
部屋においてみるとこんな感じ。存在感のある本棚であることには違いありませんが、一般的な部屋に置いても特別違和感を感じることなく使うことができそうです。
夜、寝る前の時間にこんなふうにしてゆっくりと本を読む時間をつくることができたらどんなに幸せなことでしょうか。
こちらが電球。丸い形がこの本棚に絶妙にマッチしています。また本以外でも、CDなどをおくことも想定して創られているようですね。
辺りを優しく包み込んでくれるこの白熱級の存在はこの本棚にとって欠かす事の出来ない存在です。
脇役として主張過ぎないところがまた絶妙ですね。
一見すると、斜めのスペースには何をどのように置いたら良いのか迷ってしまいそうですが、一般的な本棚と使い方は同じ。
上の写真のように本がしっかりとはまるように置いていけば何も問題ありません。本の置き方に縛られることなく、自由に自分の好きなように本を置くことが出来ます。
本の置き方によって印象がかわるので、あなた好みにデザインしてくことも出来そうでうす。
Bookworm Bookcase公式デザインページ:ATELIER 010 – architect en meubelmaker – Rotterdam(http://bookworm-bookshelf.nl)
▼参考:(外部サイト)
Creative Bookworm Bookcase by Atelier 010