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おしゃれなストリップ階段にする間取りのポイントと14のメリットとデメリット

階段は家の間取りに大きな影響を与える上に、空間の印象を大きく左右します。

今回はそんな階段の中でもおしゃれで人気の高いストリップ階段について解説していきます。

この記事ではストリップ階段のメリットやデメリットをはじめ、ストリップ階段を選ぶことで空間デザイン的にどのような違いが生まれるのか、ストリップ階段をつくるときのポイントまで解説していきます。

ストリップ階段を検討されている方はぜひ、一度記事を読んでいただいて家づくりの間取りプランの参考にしてください。



Contents

ストリップ階段って何?

ストリップ階段とは「踏み板」と「骨組み」だけでできている階段のことで、階段の「段」と「段」の間に設けられる「蹴込板」と呼ばれる「垂直方向の板」をなくした、デザイン性が高いスケスケの階段のことを言います。

階段として使われる素材も木製、スチール製、アルミ制など様々で、階段のデザインによっては、手すりがないタイプなどがあります。

また、素材やデザインの組み合わせはもちろんですが、階段を設置する場所も普通の階段よりも柔軟に選べるため、工夫次第で非常にスッキリとした印象の空間に仕上げられる特徴があります。

ちなみにストリップ階段は「スケルトン階段」と呼ばれたり、「オープン階段」だと言われたりしますが全て同じ階段のことを指します。

ストリップ階段の特徴

ストリップ階段の大きな特徴は3つです。

【ストリップ階段の特徴】

1:視線の抜けができる
2:窓の近くに設置できる
3:間仕切りがわりになる

1:ストリップ階段は視線の抜けができる

ストリップ階段の最大の特徴は階段を設置する場所に「視線の抜け」ができることです。

ストリップ階段は、いわば「蹴込板」のないスケスケの階段ですから、視線の抜けを利用した空間演出ができるようになります。

これにより部屋を広く見せたり、明るく見せたりすることができるようになります。

2:ストリップ階段は窓の近くに設置できる

実はストリップ階段は普通の階段では設置できない場所、すぐ近くに窓がある場所にも設置できます。

そして窓の近くに階段を設置すれば、通常の階段よりもおしゃれで明るく開放的な階段を演出でき、インテリアとしても見た目に美しい階段にすることができるのです。

このとき素材をアイアン性にしたり、木製にしたり、階段にデザインを加えることで、驚くほどおしゃれな空間に仕上げることができます。

ストリップ階段では、こうした普通の階段ではみられない方法で空間にアクセントを加える演出ができるため、階段一つ設けるだけで部屋全体をおしゃれな印象に仕上げられる特徴があります。

3:ストリップ階段が間仕切りとして機能する

ストリップ階段を利用して間取りをゆるやかに分けることもできます。

無印良品の家などでみられますが、リビングの中央にストリップ階段を設置することでリビングとキッチン・ダイニングの空間をつづきの空間としながらも、機能ごとにゆるやかに分けると言った間取りの取り方もできます。

人気の高いストリップ階段のメリットとデメリット

以上であげた理由から、ストリップ階段を効果的に使えば簡単におしゃれな空間を演出できます。

だからこそ、家づくりで人気が高いプランの一つになりますが、その分、デメリットもあり、デザイン性だけに目が向いてしまうと、家の中で思わぬ事故をひき起こしてしまうこともあります。

ストリップ階段を検討する際は、下記であげるメリットとデメリットや注意点をプランに取り入れる前におさえておいてください。

ストリップ階段のメリット

ストリップ階段を選ぶ主なメリットは下記のとおりです。

【ストリップ階段のメリット】

1:開放的な空間を簡単に演出できる
2:階段の圧迫感がなく部屋がスッキリとして明るくなる
3:階段のすぐ隣に大きな窓を設置できる
4:間取りの自由度が上がる
5:風通しが良くなる

1:開放的な空間を簡単に演出できる

ストリップ階段は、踏み板と骨組みだけの階段です。

そのため、部屋の中に階段があっても自然と視線が抜けるため視界が遮られることがないというメリットがあります。

そして、この「視線の抜け」がストリップ階段の最大のポイントで、視線の抜けができると、部屋が広く感じられるようになり、視線の抜けをつくるだけで実際の面積よりも部屋が広く開放的な空間に見えるようになります。

例えば、リビングが狭い場合で部屋を広く見せようとリビング階段にしたい場合、合わせてスケルトン階段を設置すればより広く開放的な空間に見せることができます。

>>>リビング階段のある家の10のメリットとデメリット

さらに開放的な空間にしたいのであれば吹き抜けを選ぶと良いでしょう。

>>>吹き抜けの家にする13のメリットとデメリット

2:階段の圧迫感がなく部屋がスッキリとして明るくなる

ストリップ階段は踏み板と骨組みだけのデザインのため、階段周りのデザインが非常にスッキリとまとまるメリットがあります。

そして、階段としての圧迫感もそれほどないため、階段をインテリアの一つとしてスッキリとおさめることができます。

また、ストリップ階段は「蹴込板」がないため段と段の間に自然な隙間がうまれます。

この隙間を効果的に使えば窓の近くであっても、自然光を遮ることなく室内に光を通すことができたり、自然光が降り注ぐ明るい空間にできるメリットがあります。

3:階段のすぐ隣に大きな窓を設置できる

ストリップ階段は、すぐ隣に大きな窓を設置することができるメリットがあります。

一般的な階段は「踏み板」を壁に埋め込んで作っていくため窓は階段より上にしか作れませんが、ストリップ階段はそうした制約にしばられることなく、階段のすぐ隣に大きな窓を作ることができるのです。

だから、一般的な階段では絶対にできない、人が出入りできるほどの大きさの引き違い窓や掃き出し窓などの大きな開口部を、階段のすぐ隣に持ってくることができます。

結果的に、部屋を明るくすることができます。

4:間取りの自由度が上がる

すでにお話ししたように、ストリップ階段は掃き出し窓のように大きな窓のすぐ隣に設置することができます。

このように、階段の位置をある程度自由に調整することができるため、結果として間取りの自由度が上がることもストリップ階段の大きなメリットだと思います。

ストリップ階段は光を必要以上に遮らないメリットがあるため、家の中で明るい南側のリビングにも階段を設置できたりと、より柔軟に間取りが検討できるようになるのです。

5:風通しが良くなる

ストリップ階段は空気の流れを遮らないため、風通しが良くなりやすいメリットがあります。

段と段の間にわずかな「隙間」がうまれるため、階段の隙間を風が抜けていくため風の流れを邪魔しないのです。

ストリップ階段のデメリット

もちろんストリップ階段はメリットばかりではなく、デメリットもあります。

【ストリップ階段のデメリット】

1:階段の設置コストが高い
2:落下の危険性がある
3:階段まわりでの事故が起きやすい
4:階段下の用途が限定され無駄が生まれやすい
5:階段の上り下り時に下から覗かれる
6:音が響きやすい
7:冷暖房効率が下がる
8:階段下にホコリが溜まりやすい
9:階段下で頭をぶつけやすい

1:階段の設置コストが高い

ストリップ階段の設置コストは、一般的な階段と比べると高いです。

理由としては、見える場所が多く、隠せる場所が少ないのでいい材料を使う必要があること、それに階段を美しく見せるための加工をするために手間がかかってしまうためです。

一般的な階段と違い、作り方、材料、加工が違ってくるため、その分コストに跳ね返ってきてしまうのです。

2:落下の危険性がある

ストリップ階段の最大の魅力は開放感にありますが、同時に多くの隙間を生み出します。

隙間があるとそこから物が落下する危険があったり、小さいお子様がいらっしゃるご家庭の場合は、階段で遊んでいてストリップ階段の段と段の間から落下してしまうリスクもあります。

それは人に限らず、物も階段の隙間から落下するリスクがありますので、注意する必要があります。

※ストリップ階段に限らず、こうした思いがけない場所にある家の中の「穴」は重大な事故を生む可能性があるので注意が必要となります。例えば「床下収納」なども床の下にかがみ込んで出し入れするタイプの場合、「穴」となりリスクが高くなります。

3:階段まわりでの事故が起きやすい

ストリップ階段では落下の危険性はもちろん、階段周りの事故が非常に起きやすくなります。

モノを落とした時に階下を歩いている人や階段の下にいる人にあたって怪我をしてしまったり、階段の踏み板の角に思いがけず頭をぶつけてしまったり、ストリップ階段の生活に慣れていないと家の中で事故が起きやすくなりますので注意が必要になります。

(事故を起こさないためのストリップ階段の対策についてはこの後の「ストリップ階段を選ぶ上での注意点」でお話しします)

4:階段下の用途が限定され無駄が生まれやすい

実は、ストリップ階段は階段下の使い方も限定されます。

一般的な家庭では収納力をあげるために、階段下の空間を使い「階段下収納」とすることもありますが、ストリップ階段は階段下収納としての使い方がどうしても難しくなってしまうのです。

理由としては、ストリップ階段はものを隠すことができないオープンなタイプの階段のため、階段下にものを収納すると雑然とした印象になってしまからです。

ワークスペースとする使い方もありますが、隙間から物が落下してくるリスクを考えると、やはり何も置かないということが基本になってくると思います。

ただしものなどが落下しても危険性がない観葉植物などを置くのは空間に彩りを与えますので、アリだと思います。

5:階段の上り下り時に下から覗かれる

思わぬところで言うと、ストリップ階段は階段の上り下りをする際、下から覗かれるというデメリットもあります。

家族が暮らすため、問題はないかと思いますが設置の仕方次第では階段を歩いた時に下から丸見えになってしまうこともあるので注意しておいた方がいいでしょう。

6:音が響きやすく漏れやすい

ストリップ階段は音が響きやすく漏れやすいです。

これはストリップ階段が原因というよりも、ストリップ階段にすることで、部屋が開放的になるため音が響きやすくなると言ってもいいかと思います。

ストリップ階段はリビング階段や吹き抜けと相性が良く、それぞれの間取りを取り入れると明るく開放的な空間にできる一方で、音が響きやすくなるデメリットが生じることは覚えておいてください。

7:冷暖房効率が下がる

またストリップ階段では、冷暖房効率は下がります。

これもストリップ階段にすると間仕切りがなくなり、開放的な空間になるためです。

8:階段下にホコリが溜まりやすい

間取りにもよりますが、蹴上がないため、階段下にホコリが溜まりやすい傾向にあります。

階段下の空間は、しばらく掃除をしていないとすぐに汚れてしまうので定期的な掃除が必要になります。

9:階段下で頭をぶつけやすい

ストリップ階段の階段下の空間は場所によって階段の高さが違うため、掃除の際に頭をぶつけてしまうリスクがあります。

実際、ストリップ階段を選んだ家庭では一度は掃除の際に頭をぶつけた経験がある方ばかりだと思います。

ストリップ階段で後悔しないための注意点

ここからは、ストリップ階段を選ぶ場合、必ず注意しておきたいポイントについて触れていきます。

対策をおろそかにしていると重大な事故につながってしまいますので、事前にきちんと対策を練っておいてください。

必ず間取りの最初の段階でストリップ階段にしたいと伝える

ストリップ階段にしたい場合は、プラン設計時の要望聞き取りの段階で、「ストリップ階段」を希望する旨を必ず伝えておいてください。

はじめにストリップ階段を間取りに取り入れるとわかっていると、その後の間取りの作成がスムーズになり、家づくりでの失敗を防ぐことができるようになります。

ストリップ階段をつくるときは安全性には配慮する

ストリップ階段は、階段のデザイン、または作り方によっては階段から転落してしまったり、階段の角に頭などをぶつけてしまうリスクが高くなります。

ですので、ストリップ階段を採用するときは、必ず安全に配慮した階段にするようにしてください。

具体的な対策については下記を参考にするといいでしょう。

ストリップ階段まわりでの事故を防ぐ対策

ストリップ階段まわりでの事故を防ぐには下記のような対策を施してください。

【ストリップ階段での事故を防ぐ対策】

1:蹴上を低くする
2:階段の手すりを細かく入れる
3:落下方使用ネットをつける
4:踏み板の角を保護する

ただし、多くの現場で見られるように、安全性を高めるとデザイン性が損なわれるケースが多いので、安全性とデザイン性を両立させるためには各々の設計士と相談の上、バランスの良い解決策を施して行ってください。

ストリップ階段の事故を防ぐポイント1:蹴上を低くする

落下事故を防ぐためには「蹴上」の高さを低くしてください。

階段「蹴上」の高さを低くすると段と段の間の隙間に入れなくなりますので隙間からものがするりと落ちるリスクが低くなります。

もちろん「蹴上」の高さが低くなった分、階段の傾斜はゆるやかになりますが、小さなお子様がいらっしゃるご家庭では事故を防ぐためには必要なことだと割り切ることが大切です。

ストリップ階段の事故を防ぐポイント2:階段の手すり棒を細かく入れる

落下防止を防ぐためには階段の手すり棒も細かく入れてください。

ただし、中途半端な間隔で手すり棒を入れると子供が遊びで手すり棒の隙間に顔を入れた時に抜けなくなってしまうこともありますので、手すり棒の間隔には十分注意してください。

ストリップ階段の事故を防ぐポイント3:落下防止用ネットをつける

階段自体に手を入れたくないと言う場合は、必ず落下防止用のネットを張ってください。

ストリップ階段に落下防止用ネットを張ると、見た目のデザイン性は大きく損なわれますが、階段の安全性が高まります。

ストリップ階段の事故を防ぐポイント4:踏み板の角を保護する(頭をぶつけない)

デザイン性の高いストリップ階段では階段の板が外部に突出した形になることが多いです。

そして、この突出した板が曲者で、慣れていても頭をぶつけてしまったり、家の中で大きな怪我をする原因の元になってしまいます。

角が出ているものだと、階段に頭をぶつけてしまい流血してしまうリスクもあります。

必ず角が立たないように端を丸く処理し、さらに当たっても痛くないように柔らかいもので保護してください。

ストリップ階段を選ぶ空間デザイン的なメリット

ストリップ階段を選ぶデザイン的なメリットについては下記のとおりです。

【ストリップ階段のデザイン的なメリット】

1:モダンな印象を簡単に演出できる
2:階段がスッキリとした印象になる
3:おしゃれに見える
4:リビング階段や吹き抜けと相性が良い

1:モダンな印象を簡単に演出できる

実はストリップ階段を設置するだけで、部屋の印象がガラッと変わり、モダンな印象をもたせることができます。

特に「スチール製」や「鋳物系」の素材を階段に用いると階段がモダンな雰囲気に仕上がります。

2:階段がスッキリとした印象になる

ストリップ階段にすると、階段まわりがものすごくスッキリとした印象になり、明るくなります。

一般的に重たくなりがちだと言われている「黒」で階段を構成しても、階段まわりがシャープでスッキリした印象になり空間全体に軽快な印象を与えてくれます。

3:おしゃれに見える

ストリップ階段は「ああこの家おしゃれな家だなぁ・・・」と感じる家には、必ずと言っていいほど設置されていることからもお察しできるとおり、デザイン的に空間を華やかなものにします。

4:リビング階段や吹き抜けと相性が良い

ストリップ階段は空間に広がりを持たせることができます。

同じような広がりを持たせる間取りとして「リビング階段」「吹き抜け」がありますが、そのどちらとも相性が良く、ストリップ階段+吹き抜け+リビング階段などと組み合わせると、空間が広く見えるようになります。

>>>吹き抜けの家にする13のメリットとデメリット

>>>リビング階段のある家の10のメリットとデメリット

ストリップ階段の作り方は2つ

ストリップ階段を設置する方法は「造作」で階段をつくる方法と「既製品」のストリップ階段を使う方法の2通りの方法があります。

【ストリップ階段をつくる方法は2つ】

1:造作でストリップ階段をつくる
2:既製品のストリップ階段を使う

1:造作でストリップ階段をつくる

まず1つ目、造作でつくる方法があります。

わかりやすく言い換えれば「オーダー」でストリップ階段をつくる方法です。

「手すり」や「踏み板」のデザインを空間の雰囲気に合わせて自由に選び階段を作り上げることができますが、「素材」などに応じて階段設置コストは高くなります。

強度の高い「スチール」を階段の手すりと階段の骨組みに使い、「踏み板」を「木」でつくると言う方法が一般的ですが、全てを「スチール」にしてしまう方法もあります。

「スチール製」のストリップ階段にすると骨組みの厚みがなくても強度を保つことができるため、見た目が重たくならず。軽快な印象を持たせることができるからです。

2:既製品のストリップ階段を使う

オーダー(造作)ではなくメーカーから販売されている既製品のストリップ階段を使う方法もあります。

既製品のストリップ階段は造作と違い、カタログを見ながら実際の見た目を確かめながら階段を選ぶことができます。

例えば既製品のものでも「強化ガラス」を利用したデザイン性の高いストリップ階段から、「アイアン製」の「手すり」に遊びを持たせてデザイン性を高くした階段など、様々なバリエーションで展開されています。

設置費用は素材などによりピンキリですが、既製品のものは造作と違い価格もおさえられていることが多いです。

そこまで階段にこだわりのない方であれば満足できるほど豊富なラインナップで用意されているので選択肢の一つに入ると思います。

費用を抑えてストリップ階段を作りたい場合

コストを抑えてストリップ階段をつくる方法についても少しだけ触れていきます。

木製のストリップ階段にする

費用を抑えてストリップ階段を作りたい場合は、木製のストリップ階段にすると価格をおさえてつくれるケースが多いです。

強度を保つために、木材に厚みを持たせる必要があるので見た目こそ無骨な印象になりますが、空間デザインによっては相性が良いこともあるので、コストを抑えてストリップ階段を設置したい場合は、一度検討してみてください。

もちろん素材によっては効果なものもありますが、予算との兼ね合いで選ぶといいと思います。

踏み板だけを見せるストリップ階段にする

ストリップ階段にコストをかけたなくないのであれば、踏み板だけを張る繊細でいてシンプルなタイプの階段にする方法もあります。

踏み板だけを見せることでストリップ階段の軽快な印象はそのままに、視線の抜けを生み出すことができるため「魅せる階段」とすることができます。

おしゃれなストリップ階段をつくるときのポイント

最後におしゃれなストリップ階段をつくるときのポイントについても触れていきます。

おしゃれなストリップ階段をつくるときのポイントは4つです。

【おしゃれなストリップ階段にするポイント】

1:リビング階段と組み合わせる
2:吹き抜けと組み合わせる
3:玄関から見える場所に設置する
4:暗くなりがちな廊下やホールに設置する

ただし、ストリップ階段は「間取り」と「要望」次第で、階段の良し悪しは変わってきます。

いずれにしても、ストリップ階段をおしゃれにする最大のポイントは「視線の抜け」を利用することだと思ってください。

1:リビング階段と組み合わせる

おしゃれに見せたいときは、「リビング階段」の間取りでストリップ階段を組み合わせていてください。

リビングがおしゃれで非常にスッキリとした印象になります。

またリビング階段の間取りと組み合わせることでダイニングやキッチンとゆるやかにスペースを分けると言った使い方もできます。

>>>リビング階段のある家の10のメリットとデメリット

2:吹き抜けと組み合わせる

さらにおしゃれなものとするためには、吹き抜けの空間にしストリップ階段を作ってみてください。

吹き抜けの空間にストリップ階段がある、ただ、それだけでおしゃれな空間が出来上がります。

>>>吹き抜けの家にする13のメリットとデメリット

3:玄関から見える場所に設置する

玄関から見える位置にストリップ階段を設置する方法も効果的です。

ストリップ階段によって視線の抜けが生まれるため、空間に軽快なリズムを与え空間が広く感じられるようになります。

>>>玄関を吹き抜けにするメリットとデメリット、玄関をおしゃれにするコツ

4:暗くなりがちな廊下やホールに設置する

家の中で暗くなりがちな場所は廊下やホールです。

そうした場所にストリップ階段を設置して見てください。

空間に広がりが生まれる上に、自然の光を取り込むことができるので、暗くなりがちな廊下やホールが明るくなります。

>>>注文住宅の窓で失敗しないために抑えておきたい21種類の窓と配置のコツ

まとめ

今回はストリップ階段のメリットとデメリットをはじめ、ストリップ階段の特徴、ストリップ階段を設置する上で注意しなければならないこと、安く設置する方法、デザイン的なメリット、おしゃれなストリップ階段をつくる上でのポイントなどについて触れてきました。

ストリップ階段を採用したい場合の参考にしていただけたら幸いです。




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