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家を建て替える時の解体費用の相場と家の解体費用を安くおさえる3つのコツ

「家の解体費用っていくらかかるのだろう・・・」そんな疑問を持たれている方は、今回の記事をぜひ読んでください。

今回は古い家を建て替える時に必要となる解体費用や解体費用の相場とその内訳について解説していきたいと思います。

ただし、ここでお話しすることは、あくまで解体費用の目安(参考価格)となりますので、参考程度にしていただければと思います。



家の解体費用を決める4つの要素

家の解体費用は大きくいって下記の4つの要素によって決まります。

【家の解体費用の決まり方】

1:建物の構造
2:解体のしやすさ
3:解体する建物の規模(坪数)
4:エリア(都道府県や市区町村)

もちろん僻地など解体しにくいエリアに家が建っていればそれだけ費用が加算されます。

家の解体費用の相場はどれくらい?

一般的な広さの一戸建て住宅の場合、家の解体費用の相場は、およそ100万円から300万円程度です。

ただし家の構造が木造なのか鉄骨造なのか鉄筋コンクリート造なのかによって価格は変動するものだと思ってください。

家の解体費用は木造が最も安く、鉄筋コンクリート(RC造)は最も高くなると思ってください。

構造別、家の解体費用の相場(坪単価)

構造別の家の解体費用の相場(坪単価)は下記の通りです。

【構造種別解体費用の相場(坪単価)】

木造の解体費用:3万円〜5万円
鉄骨造の解体費用:4万円〜6万円
鉄筋コンクリート造の解体費用:5万円〜10万円

もちろん解体費用は道路幅はもちろん、近隣との距離、立地環境など様々な要素によって変動するものと思ってください。

家の構造別、家の解体費用の相場(総費用)

家の構造別の、おおよその家の解体費用は下記の表を参考にしてください。

【木造の解体費用の相場】

30坪:90万円〜150万円
40坪:120万円〜200万円
50坪:140万円〜230万円

【鉄骨造の解体費用の相場】

30坪:120万円〜180万円
40坪:160万円〜240万円
50坪:190万円〜280万円

【鉄筋コンクリート造の解体費用の相場】

30坪:150万円〜300万円
40坪:200万円〜400万円
50坪:240万円〜480万円

※解体する延べ床面積が大きいと面積に対してかかる費用が安くなるため、若干調整しています。

木造の家の解体費用はなぜ安い?

家の解体費用は、解体のしやすさによって大きく変わります。

そして木造は解体しやすいため家の解体費用は安くなります。

例えば40坪の木造の家の場合、家の解体費用は120万円〜200万円程度と試算する事ができます。

鉄骨造40坪の場合は、家の解体費用は160万円〜240万円。

鉄筋コンクリート造になると、家の解体費用は200万円〜400万円程度になります。

ただし先にも言ったように家の解体費用はここでお話しした「建物の構造」のほかに「解体のしやすさ」「解体する建物の規模」「解体するエリア」によって大きく変わりますので、ここでお話しした家の解体費用は、あくまで全国平均値だと思ってください。

家の解体費用を安くおさえるコツ

家の解体費用を安くおさえるコツは下記の通りです。

【家の解体費用を安くおさえるコツ】

1:家具はきちんと整理しておく
2:庭木や雑草を撤去しておく
3:補助金制度を利用する
4:必ず相見積もりをとる

ポイントごとに説明していきます。

家の解体費用を安くおさえるコツ1:家具はきちんと整理しておく

家を解体するにあたって、家具などが家の中に残ったままだと解体費用が高くなってしまいます。

家の解体に伴う家具などの廃棄物と建物の産業廃棄物は、廃棄物として処理される方法が違うため解体費用に違いが生まれてくるのです。

そのため家を解体する前に、きちんと家具をご自身の手で整理しておく事が解体費用を安くおさえるポイントとなります。

家の解体費用を安くおさえるコツ2:庭木や雑草を撤去しておく

庭木や雑草を処分しておくと解体費用を安くおさえることができます。

解体に伴う整地・清掃作業で庭木や雑草も処分してもらう形になりますが、家の解体に伴う庭木の伐採費用や抜根費用を抑える事ができるため解体費用が安くなります。

家の解体用費用を安くおさえるコツ3:補助金制度を利用する

家の解体に際し国の補助は現在ありませんが、自治体によっては補助金を利用できるケースがあります。

そのため家の解体をするときは各自治体に問い合わせてみてください。

なお補助金制度の名前は自治体によって名称が違う事があります。例えば下記のような形です。

【自治体によって異なる補助金制度の名称例】

・建て替え建設費補助金
・木造住宅解体工事補助金
・老朽危険家屋解体工事補助金
・危険廃屋解体撤去補助金
・都市景観形成地域老朽空き家解体事業補助金

いずれも名称は異なりますが、家の解体に伴う補助金制度ということには変わりありません。

自治体ではなくとも、家の解体業者に依頼すれば、どのような補助金が解体予定エリアにおいて活用できるのかをアドバイスをもらうこともできます。

家の解体に伴う補助金活用の注意点

ただし、家の解体に伴う補助金の活用には注意点もあります。

【家の解体に伴う補助金活用の注意点】

1:自治体によって補助金制度が違う
2:補助金は後払い
3:審査に時間がかかる

補助金活用の注意点1:自治体によって補助金制度が違う

自治体によって補助金制度は違います。

エリアごとに支給額は違うため、必ずどれくらい支給されるのか確認してください。

例えば道を一本挟むだけで、エリアとしては別になり補助金が1/2支給されるはずが1/3しか支給されないといったケースもあります。

国ではなく自治体が主となり出している補助金であるため、こうした問題が起こりやすいので必ず確認するようにしてください。

補助金活用の注意点2:補助金は後払い

また補助金は後払いになります。つまり解体時に解体業者に支払う工事費用は、全額自己負担になります。

補助金が支給されるのは解体が終わってからになりますので、解体業者に補助金を支払い工事の費用とすることはできません。

解体業者への支払いを終えてから、解体にかかった費用がわかる領収書を役所に提出し、はじめて補助金が降りる形になりますので注意してください。

解体工事でかかった金額に対して補助金が支払われるため、どうしても工事後の支払いになってしまうのです。

補助金活用の注意点3:審査に時間がかかる

補助金は申請したらすぐに支給されるものではなく審査に時間がかかります。

補助金を利用するには、解体前に役所に補助金申請をし、後日担当者が現地に行って家の状態などの審査を行います。

そのため実際に補助金申請の手続きをしてから、解体に伴う補助金をもら得るようになるのは数週間から1ヶ月程度かかります。

以上補助金を活用する際は、注意してください。

家の解体用費用を安くおさえるコツ4:必ず相見積もりをとる

また家の解体業者に見積もりを取る際は、必ず複数者に依頼して相見積もりをとってください。

業者ごとに解体費用が違うためです。

業者ごとに様々な条件(利益率や解体先となる家までの距離)が違い、一般的に現場との距離が離れているとそれに応じて料金が加算されます。

また同じ業者でもタイミング(時期)によっては解体費用が高くなったり安くなったりします。

例えば燃料費が高い期間に解体を依頼するとそれだけ解体費用に上乗せされてしまったり、解体業者に仕事が集まる繁忙期に依頼すると、それだけ解体費用が高くなってしまいます。

家の解体費用が高くなる場合と解体費用が安くなる条件について

最後に家の解体費用が高くなるケースと安くなるケースについてお話ししていきます。

家の解体費用が高くなる場合

次のケースでは家の解体費用が高くなる傾向があります。

【家の解体費用が高くなる場合】

1:家具などが残ったまま家を解体する
2:狭小地で家を解体する

1:家具などが残ったまま家を解体する

先ほどもお伝えしましたが、家具などが残ったまま解体業者に依頼すると産業廃棄物として処理される建物の部分と、家具などの廃棄物は廃棄物としての処理方法が異なるため、家具を残したまま家を解体すると解体費用が高くなります。

2:狭小地で家を解体する

狭小地などで建物を解体する場合、重機の搬入に時間がかかったり、周囲の建物を傷つけないように養生するのに手間取ったり、廃棄物運搬の効率も悪くなるため費用が高くなります。

家の解体費用が安くなる条件

次のケースでは家の解体費用が安くなる傾向にあります。

【家の解体費用が安くなる条件】

1:産業廃棄物処理施設までの距離が近い
2:解体する家の延べ床面積が大きい

1:産業廃棄物処理施設までの距離が近い

解体する家と産業廃棄物処理施設までの距離が近いと、廃棄処理するまでの手間が少なくなるので、作業効率が上がり、費用をおさえる事ができます。

2:解体する家の延べ床面積が大きい

解体する延べ床面積が大きくなるほど解体費用は安くおさえられるようになります。

理由としては、坪数が大きくなっても工事工程は変わらないためです。

まとめ

家の建て替えを検討する際、解体業者に依頼することになります。

住宅会社に依頼することもできますが、中には個人で手配して家を解体する方もいらっしゃいます。

今回は個人で依頼する方に向けて解体費用はどれくらいなのか、その相場と、解体費用を安くおさえるコツについてお伝えしました。

今回の記事があなたの家づくりの役に立つようであれば幸いです。



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