間取りを検討する際、子供部屋を作るべきかどうか、子供部屋は必要かどうか悩まれるご家族は本当に多いです。
この記事では子供部屋のメリットとデメリットについてお伝えしていきますが、実際は、子供部屋の問題は、簡単にメリットとデメリットで分けられるほど単純な問題ではないと言うことをご理解の上読み進めてください。
間取りは、そこに住まうご家族のライフスタイルや教育方針、家に求めるものなど細かい条件次第でそれぞれの家庭にあわせてプランニングしていくべき問題だからです。
けれども間取りを検討する際は、それを作ることで生じるメリットとデメリットに分けると検討しやすくなるのも事実です。
ですから今回の記事では、これから家を建てる方が間取りを検討しやすくするために子供部屋をつくることでのメリットとデメリットに分けてお伝えしていきます。
またメリットとデメリットを理解するのに役立つ子供部屋の機能としての話や、一体どれくらいの方が子供部屋をつくるのか、子供部屋の広さはどれくらいが適当なのか、子供が増えた時でも対応できる子供部屋をつくる上での工夫についてもあわせてお伝えしていこうと思います。
子供部屋の問題で悩んでいる方はぜひ一読されていただき、お悩みを解決していただけたらと思います。
【いい家を安く建てるために知っておきたい3つのこと】
注文住宅は予算との戦いです。
理想の家づくりを予算内で行うためには依頼する前に抑えておきたいポイントがあります。
下記リンク先の記事では、家を安く建てるために知っておきたい3つのポイントをまとめておきましたので、あなたの家づくりの参考にしてください。
1:いい家を安く建てるための基本とコツ
注文住宅を予算内で建てるためには、家を安く建てるための基本やコツを抑えておかなければなりません。
予算内でいい家を建てるための7つの基本は下記リンク先の記事をご覧ください。
2:家の形の話
家にはお金のかかる形の家と、お金がかからない形の家がありますが、どのような家の形はお金がかかり、どのような形にすればお金がかからないのか、またそれぞれの家の形の特徴については、下記リンク先の記事をご覧ください。
>>>家づくりで覚えておきたい家の形とお金のかかる家とかからない家の違い
3:無料でカタログを請求し理想の家を建てる方法
注文住宅は依頼先で決まります。だからこそ、依頼先は慎重に検討したいところですが、検討するにはまずはどんな家を建てたいのかを知らなくてはなりません。
無料で住宅会社から請求できる住宅カタログを請求して理想の家を建てる方法については下記リンク先の記事を参考にしてください。
Contents
子供部屋の主な機能は3つ
その部屋が必要かどうかを検討する際は、漠然としたイメージを機能別に分けたりメリットやデメリットを言葉にして書き出していくと、その間取り(空間のとり方)を選ぶべきかを比較的検討しやすくなります。
そこでまずここでは、子供部屋とは一体どんな機能を持つ部屋なのか、子供部屋には一体どんな機能があるのかについてはじめにお伝えしていきます。
大きく分けると子供部屋には3つの機能があると言われています。
【子供部屋の3つの機能】
1:学習スペースとしての機能
2:物置としての機能
3:寝室としての機能
つまり、子供部屋は、子供が学習するスペースであり、また同時に学校の教科書や趣味で使うものを置く物置としての部屋であり、そして寝室としての機能がある部屋だと言うことになります。
以上のことを踏まえた上で子供に部屋を与えることのメリットとデメリットをお伝えしていきます。
すでにお話ししたように、一概に子供部屋をつくるメリットとデメリットで簡単に分けることはできませんが、子供部屋を与えると下記のようなメリットがうまれます。
子供に部屋を与えるメリット
一般的に子供部屋をつくる(子供に部屋を与える)と下記のようなメリットがあると言われています。
【子供に部屋を与えるメリット】
1:自分の部屋を持つことで自立心が芽生える
2:モノを部屋で管理する癖が身につく
3:整理整頓の習慣が自然と身につく
4:リビングにモノが散らかりづらくなる
5:友達が家に来るので子供の友人関係がわかる
6:プライバシーを確保できる
いろいろと並べてみましたが、子供部屋をつくるメリットは・・・
子供に自立心を促すことができる。
この一言に尽きるかと思います。
子供に部屋を与えるメリット1:自分の部屋を持つことで自立心が芽生える
子供が部屋を持つと自立心が芽生えると言われています。
小学生くらいの子供だと学校へ行く前に必要なモノをランドセルに詰め込むことになりますが、親が関与せずあえて子供に任せることで自分のものはきちんと自分で用意しなくてはならなくなることが要因の一つです。
自分で必要なものを用意することはもちろん、忘れ物をしたら自分の責任と言ったように、子供に部屋を与えることで子供の自立心を促すことにつながると言われています。
子供に部屋を与えるメリット2:モノを部屋で管理する癖が身につく
子供に部屋を与えることで、自分のものは自分の部屋でしっかりと管理する習慣や癖を身につけさせることができると言われています。
例えばリビングに子供のモノが散らかっていたら、自分の部屋に持っていって自分で管理しなさいと言うこともできますし、その結果として、子供の自立心を促すことにつながると言われています。
子供に部屋を与えるメリット3:整理整頓の習慣が自然と身につく
自分の部屋である以上、自分でものを整理整頓しモノを管理しなくてはなりません。
子供に部屋を与えると、自分でものの配置などを考えてわかりやすい場所にモノを置かなくてはならなくなり、その結果として整理整頓の習慣を自然と身につけることができると言われています。
子供に部屋を与えるメリット4:リビングにモノが散らかりづらくなる
子供が自分の部屋でモノを管理するようになった結果、リビングにモノが散らかりづらくなります。
親としても子供に対して、自分のものは自分の部屋に持っていって管理しなさいと言うことができますし、子供のモノを管理しやすくなります。
子供に部屋を与えるメリット5:友達が家に来るので子供の友人関係がわかる
また子供に部屋を与えると、子供の友達が頻繁に自宅に遊びに来れるようになります。
親からすれば部屋で何をしているのかわからない・・・と言う心配な面もあるでしょうが、遊びに来る友達に会うことで子供の交友関係を知ることができるメリットがあります。
子供に部屋を与えるメリット6:プライバシーを確保できる
子供といえども、年頃にでもなればプライバシーは必要です。
また幼い頃から個室を与え一人の時間を与えることで、子供自身で時間の使い方を考えるようになり、家の中でどう過ごしたらいいのか、一人のときの時間の使い方も覚えられるようになります。
そして結果として子供に自立心を芽生えささせることができると言われています。
子供に部屋を与えるデメリット
一方で、子供部屋をつくるデメリットととしては、下記のようなことがあげられると言われています。
【子供に部屋を与えるデメリット】
1:部屋にこもりきりで親の目が行き届かなくなる
2:部屋で自分の好きなことばかりをする可能性がある
3:かえって勉強をしなくなる可能性がある
4:自分の時間ばかりを大事にし家族との会話が減る
それぞれのデメリットの詳しい内容については下記から解説していきます。
子供に部屋を与えるデメリット1:部屋にこもりきりで親の目が行き届かなくなる
子供に部屋を与えてしまうと部屋にこもりきりで親の目が届かないと言う声はよく聞きます。
実際、学校から帰宅すると自分の時間を自由に使える部屋に引きこもってしまうお子様は多いような気がします。
その結果、家で子供と過ごす時間が少なくなり、自然と子供と距離が生まれてしまう可能性があります。
学校から帰り、部屋に篭ってしまうと、勉強をしているのか、ゲームをしているのか、または他のことをしているのか親の立場からすれば何をしているのかわからなくなり、子供が普段何を考えているのかもわからず悩む親御さんも多いようです。
子供に部屋を与えるデメリット2:部屋で自分の好きなことばかりをする可能性がある
個室を与えられた子供は基本的には、部屋で自分の好きなことをしようとします。
今はスマホなどで、どこでも簡単手軽にゲームや動画視聴などができますから、学校から帰ってきても部屋にこもりきりで、勉強に精を出すのではなく部屋にこもって好きなことばかりしてしまう可能性も高くなると言われています。
子供に部屋を与えるデメリット3:かえって勉強をしなくなる可能性がある
勉強にしっかりと打ち込める空間を与えたいからと考え子供室を与える親御さんは多いですが、子供室があるとかえって勉強しなくなる可能性があります。
親の目が届かないことを理由に、羽を伸ばしすぎてしまうのです(子供にとっては会社などで上司がいなくなると途端に仕事をしなくなる社員と同じようなことなのだと思います)。
子供に部屋を与えるデメリット4:自分の時間ばかりを大事にし家族との会話が減る
以上の結果として、子供との関係がギスギスになったり家族間のコミュニケーションが希薄になってしまうことを危惧されている親御さんは多く、実際、家族間のコミュニケーションが希薄になっているご家庭もあります。
子供部屋を快適にしすぎると子供が部屋に引きこもってしまい、家族間のコミュニケーションが希薄になってしまう可能性があると言われています。
Q.家を建てる際、子供部屋はどれくらいの人がつくる?
A.大体8割くらいのご家族が子供部屋をつくる
新築で家を建てる際、大体8割くらいの方が子供部屋をおつくりになられます。
ただし、子供部屋をつくる際は、子供が家を出て行った後のことも考えてしっかりとプランニングする必要があります。
Q.子供部屋はいつから(何歳頃から)必要?
A.子供が小学生に上がるタイミングが多い
子供部屋をいつから与えればいいのかはそれぞれの家庭によって違いますが、一般的には子供が小学生に上がったタイミング(6歳から7歳くらい)で部屋を与えるというご家庭が多いと思いますし、子供部屋は小学生に上がるタイミングで・・・と言う考え方が一般的なような気がします。
その背景には小学校に入ると本格的に勉強が始まることが大きな理由としてあり、小学校に上がるタイミングで子供に部屋を与えるという親御さんは多いです。
また小学校に入ると子供の勉強のために学習机を購入する家庭も多いので、それに合わせて子供部屋もセットで与えるというご家族もも多いです。
Q.子供部屋はどれくらいの広さが必要なの?
A.一般的な子供部屋の広さは5〜6畳くらいがベター
子供部屋はおよそ5畳〜6畳くらいのスペースであれば問題ないように思います。
子供が小さいうちは子供部屋が広く感じるかもしれませんが、5畳以下だと特に子供が成長するにつれて、部屋が狭く感じられるようになってきます。
子供が成長するにつれて、本、机はもちろん、荷物も増えますからやはり6畳くらいあると良いと思います。
もちろんスペースの問題などをクリアできれば、もっと広い部屋をつくることも検討できます。
子供部屋は必要か?プロの回答
実際問題、子供部屋が必要かどうかの判断は正直難しいです。
それぞれのご家族の子供に対する考え方や育て方、それにそこで過ごす家族のあり方やライフスタイルなどがご家庭によって違うからです。
ですから子供部屋が必要かどうかはそれぞれのご家族次第と言っても良いかもしれません。
また、良かれと思って子供部屋を作ってもそれが、かえってネガティブに働いてしまうこともあるため慎重に検討する必要があります。
子供部屋に対する家づくりのプロである私の考え
数多くの家づくりに携わってきた私の子供部屋に対する考えを主張させていただければ、子供部屋は必要ない、子供専用の寝る部屋だけを別に用意しておいて、子供には部屋で勉強させるのではなく家族共有のスタディスペースをつくりそこで勉強させれば問題ないと言う結論に至ります。
つまり、子供部屋は主に子供の寝室として活用していただいて、それ以外の勉強や物置としての部屋の機能は家族共有スペースとして別につくり、そこでモノを管理するというやり方です。
子供に部屋は与えるけれども、ベッド、本棚、ちょっとしたモノをおけるスペースくらいの広さしか与えず、プライバシーに関わるものはそこで管理する。
それ以外のものは共有スペースで管理する。それが良いのではないかと思います。
子供部屋は広くなくて良い
この時、子供部屋は広くもないし狭くもない、でもどちらかと言うと狭い部屋になります。
子供のためにと思い、子供部屋を広く快適にし過ぎてしまうと、子供と家庭内別居のようなことを招いてしまう可能性があり、ディスコミュニケーション(コミュニケーションの欠如)を招いてしまう可能性があるからです。
家を建てる際に子供を中心に考えるのは良くない
一般的に家を建てるタイミングの多くは、子供が生まれたとき、もしくは子供が小学生に上がるのにあわせたタイミングです。
その頃になると子供が成長し家が手狭になってしまったり、親として子供に部屋を持ってもらい自分のものは自分の部屋で管理するようにいいたくなることも一つの理由でしょう。
ですからどうしても、その時の家族の主役である、子供を中心に家づくりを考えてしまいがちです。
ですが、私は家を建てる上でこの子供中心に間取りを考えると言う考え方は間違っていると思っています。
なぜなら子供はどんどん成長していきますし、いずれ家を出ていき、その後に残る子供部屋は多くのケースで空き部屋となるからです。
ですから、どのタイミングで家を建てようが、家を建てる際に中心となるのは最後までその家に住む、その家の主人である夫婦でなくてはならないと思っています。
持ち家を持つタイミング、もしくは家を建てる際の状況や環境次第で子供を中心に間取りを考えてしまいがちですが、その点は十分に注意し検討するべき事柄だと思います。
夫婦を中心に考えるのはわかっているけれど子供部屋を作りたい・・・
それはわかっているけれどもやっぱり子供部屋は欲しい・・・子供部屋を持たせてあげたい。
そうお考えになるご夫婦も少なくありませんし親心としては当然のことでしょう。
ですから、つづいて、もしも子供部屋をつくるならどのように作れば良いのかについて触れていきたいと思います。
子供部屋をつくるなら一度は検討したい間取りの工夫
共有のスタディスペースをつくり、子供が寝る部屋だけ個室にする
「子供部屋は必要か?プロの回答」でも少しだけ触れましたが、子供部屋をつくるものの、勉強などは家族で共有できるスタディスペースをつくり寝る部屋だけの子供部屋をつくる方法を私は推奨しています。
衣類などのかさばるものはまとめて収納できる家族共有のスペース(部屋でも廊下などの通り道でもいい)を作れば解決できます。
共有のスタディスペースについていえばリビングの隅の方につくったり、廊下につくったり、踊り場を利用するなどの方法があります。
家族が共有するスタディスペースのつくりかたなどは書斎のある間取り(空間の取り方)を参考にし検討していただければいいアイデアが出てくると思います。
>>>書斎のある間取りをつくるメリットやデメリットと狭くても快適でおしゃれな書斎をつくるコツ
子供部屋から学習スペースとしての機能を切り離すメリット
学習スペースを子供部屋と切り離すメリットとしては、寝るときと勉強する部屋が分かれるので、勉強するときは勉強する、休むときは休むといったように生活にメリハリが生まれることです。
子供専用の寝室だけつくるといっても、本当にベッドだけが置ける部屋をつくるのではなく、本棚や簡易的な机を置ける空間的な余裕をつくるため、部屋が狭いなりに、多少の私物(またはプライバシー性が高いもの)は子供部屋で管理できるようにします。
しいて言うなら子供のための小部屋と言って良いと思いますが、そこで過ごすための子供部屋とはせずに子供専用の寝室を作る感覚に近いと思います。
子供専用の寝室とする場合の広さはどれくらい必要?
子供専用の寝室とする場合の子供部屋の広さは5畳ほどがあれば十分です。
5畳もあればベッドと机、簡易的な本棚はおけます。
間取り次第(空間のとり方次第)では子供部屋にクローゼットをつくることもできますが、あえて余計な機能は持たせずつくらず、衣類などの部屋のスペースを占拠するものは家族共有スペースで管理できるようにすると良いと思います。
家を建ててから子供が増える予定がある場合はどうすればいいの?
子供がこれから生まれる、もしくは今後子供が増える予定のあるご家族が家を建てる際は3つの考え方があります。
【子供が増える予定のある方の3つの選択肢】
1:あらかじめ個室をつくっておく
2:後から間仕切りで仕切れる個室を確保しておく
3:後でリフォームで対応する
1:あらかじめ個室をつくっておく
1つ目は家を建てるときに子供の人数分個室をつくっておく方法です。
ただし、このケースだと、子供が大きくなり、家を出て行ってしまった場合、子供部屋がそのまま物置になってしまう可能性が生まれてきます。
ですから子供が家を出て行った後、空き部屋となってしまった子供部屋をどのように活用するのかまで十分に検討しておく必要があります(書斎として利用できるようにするなど)。
2:後から間仕切りで仕切れる個室を確保しておく
2つ目は後から間仕切りで仕切れる個室を確保しておく方法です。
空き部屋になってしまうことが気になるのであれば、ある程度広さのある大部屋を用意しておいて、子供が増えたときに対応できるような部屋にしておくと、子供が家を出て行った時までも用途として使える幅が広がります。
特に、今後ご家族が増える予定のあるご家庭は、ある程度広さのある個室を子供部屋として用意しておいて、ご家族が増えて部屋を与えるタイミングになったときに中央から間仕切りで仕切ることで、それぞれの個室として利用できるタイプにしておくと良いと思います。
この時の注意点としては、窓の位置や出入り口の位置関係をあらかじめプランニングしておく必要があることです。
子供部屋の真ん中に壁を作った際に、部屋の一方にだけ出入口が用意されていたり、一方の部屋だけに窓があったりするとあまり使い勝手が良い部屋になるとはいえません。
ですから、大部屋をつくるにしても出入口は2つ、窓もバランスよく配置するなど十分に検討した間取りにしておく必要があります。
間仕切り(壁)は家具で仕切って対応する方法もありますが、家具を置くだけでは音は筒抜けで子供同士のプライバシーを守ることには限界があるため、後から壁として完全に部屋を分けられるようにしておくことがお勧めです。
3:後でリフォームで対応する
また家によってはリフォームなどで後から個室をたすこともできますので、この辺りは柔軟に考え検討していくといいとい思います。
ただしハウスメーカー系の住宅会社など、関連会社でしかリフォーム対応できない場合があったりしますので、後からリフォームで対応するにしても、あらかじめプランとしてどの位置にどうやって部屋の数を増やすのかまで十分に検討しておく必要があります。
兄弟姉妹がいる場合の子供部屋の作り方を教えて欲しい
子供が小さいときは一緒の部屋が良くても、異性の兄弟姉妹がいる場合は、思春期になってくると別々の部屋を持ちたがります。
子供が小さいうちは仲良く遊びまわるかもしれませんが、ある程度の年齢になってくると、異性の場合は特にプライバシーの問題が生まれてくるからです。
異性の兄弟姉妹の場合は、【子供が増える予定のある方の3つの選択肢】のうち「2:後から間仕切りで仕切れる個室を確保しておく」を選択しておくと良いと思います。
それ以外の方法では、はじめから寝る部屋だけを別々につくっておくと言う方法もあります。
それぞれの寝室だけ個室として子供部屋として仕切れるようにするのです。
子供部屋は、ベッド一つと簡易的なデスクや本棚が置けるスペースがあれば十分で、【子供部屋の3つの機能】のうち「学習スペース」としての機能や衣類などを保管しておく「物置」としての機能は、別に家族共有スペースをつくり対応する形になります。
まとめ
子供部屋の問題は家づくりの際、必ず直面する問題の一つです。
多くの方が子供部屋がある方がいいと考えられ、様々な角度から検討し真剣に悩まれた末、最終的には大体8割くらいの方が子供部屋をつくると言う判断をされます。
ただ子供部屋をつくるときは、子供が家を出て行った後のことまで考えて間取りを検討しなければなりません。
家を建てる際、子供部屋をつくると決めたのであれば、必ず、どうか将来に渡っての計画をしっかりと立てた上で子供部屋をつくるようにしてください。
あなたの家づくりが成功することをかげながら祈っております。