草間彌生と言えば世界的に有名なデザイナーの一人です。
草間彌生氏の作品のと言えば水玉模様のモチーフを使うことが特徴的ですが今回紹介するお部屋もそんな水玉模様がふんだんに使われています。
それもぺたぺたとシールを貼ることでデコレートしていく部屋。大人も子供も好きなところにシールをぺたぺたと貼ることが出来るので大人も子供も制作過程で楽しむことの出来るお部屋となっています。
まずはこちらのお部屋から。なんのデザインも施していない為、真っ白な部屋となっています。
Wikipediaによると、草間彌生氏は
少女時代より統合失調症(医学博士西丸四方が診断)を病み、繰り返し襲う幻覚や幻聴から逃れるために、それら幻覚や幻聴を描きとめる絵を描き始めた
のだそう。また、
草間は現在に至るまで水玉(ドット)をモチーフに制作する事が多いが(ドット・ペインティング)、これは耳なし芳一が幽霊から身を守るために全身に経で埋め尽くした様に、彼女が恐怖する幻覚や幻聴から身を守るために、作品全体を水玉(ドット)で埋め尽くす儀式でもある
とされているようです。
この真っ白い部屋がどんな水玉模様の部屋に進化していくのでしょうか。
さっそく水玉模様のステッカーがぺたぺたと貼られはじめています。
なんとテーブルだけではなく少女の肩にまで水玉のステッカーが貼られています。
ぺたぺたと壁に水玉模様のシールを貼り、模様を施しています。
お子様用のデスクにもぺたぺた。
楽しそうにシールを貼っていますね。
こんなに水玉模様のステッカーが貼られました。
どれも色と大きさの統一性はないのですが、不思議なことに見事に空間に調和しています。こんなに様々な水玉模様のステッカーが貼られているのにもかかわらず嫌らしくないデザインとなっています。
まるでカラフルな絵の具を壁にぶちまけたかのよう。
なんだかカラフルでとってもきれい。
目がチカチカしますが、非常に美しい。
なんでしょうね。この調和のとれた感じ。
確かにいろいろな色が入り交じりチカチカしますが、不思議と嫌らしい感じではなく空間全体のデザインが調和をとれています。
これこそが草間マジックといったところでしょうか。素晴らしい。
▼参考:(外部サイト)
Room Covered with Stickers(https://www.toxel.com/inspiration/2012/03/20/room-covered-with-stickers/)
Yayoi Kusama Official Site(http://yayoi-kusama.jp)