これまで盆栽の作品はいくつか紹介してきましたが、今回ご紹介するのはなんと、ワイヤーで出来た盆栽です。
しかも、それだけではなく、ミニチュア盆栽という特徴を兼ねた見た目にも面白い躍動感溢れる盆栽となっています。
これらの作品をつくったのはアメリカ人アーティストのKen Toさん。
こちらがワイヤーで出来た噂の盆栽。ワイヤーをぐるぐると巻いて出来たワイヤーの筋が躍動感を感じさせます。無機質ななかに、有機的な何かを感じさせる不思議な作品です。
ひとつの作品に使用するワイヤーの長さは、およそ5.48メートルだそうです。
さらに、ワイヤーで出来たミニチュア盆栽をつくるのにかかる時間は、平均して3時間ほどだそう。これほどの作品をたった三時間でつくってしまうとは・・・・すごいですね。
また、ミニチュアの盆栽をたてるための器はJim Barrett氏の作品を使用しているとのこと。アーティストという人種は、自分が直接手がけることのない部分、細部までも拘りをもつ生き物ですね。
こちらの作品もまたかわったおもむきをかもし出していますね。しだれ桜のようにもみえます。
日本の盆栽の特徴をよくとらえていますね。
つくりが非常に細かいです。さらにこのサイズ。素晴らしい。
銅のワイヤーでつくると銀色のワイヤーでつくった盆栽とはまた違った趣がありますね。
小さい・・・。
そそりたつ枝の先が不気味な雰囲気を・・・。
普通だったらあり得ない形も、ワイヤーならこんなに簡単に表現できてしまいますね。素晴らしい。
その他の作品はリンク先よりご覧下さい:KenToArt on deviantART
▼参考:(外部サイト)
Miniature Bonsai Tree Wire Sculptures by Ken To «TwistedSifter