Vetsch Architekturにより開発されたスイスのディーティコンにある自然と一体型の建築物「Earth House Estate Lättenstrasse」。
現代的な家とは全く異なる建築構造をしており、まるで大地と一体化したかのような建築物となっています。
自然と溶け込んでいるかのような建物の外観
周囲の自然と溶け込み、一体化しているのがこの建築物の大きな特徴。まるで自然と人間、それに建築が強制しているかのような趣を漂わせています。
人工の湖を中心に緑で全てが覆われているこの建築物では、屋上で植物を育てることができます。そのため、上空からは住まいだとは確認することが出来ず、まさしく自然と一体化しているかのような佇まいとなっているのだそう。
ちなみにこの住宅は、9つの住宅からなっているだそうです。
白を基調とした緑とのコラボレーションが住む人の心を癒してくれそう。
こちらが湖です。
家の中心には天窓から日差しが照らすバスルームがあるのだそうで、さらに地下にはパーキングがあり、地下のパーキングには階段から繋がっているのだそう。
素敵な内部空間
まるで室内に居ながらにして星空を眺めているかのような照明がとても素敵。
北向きと南向きの物件があるのだそうで、物件により見える景色が全く異なります。
大きな洞窟の中にいるかのような、ユニークなインテリアが目をひきます。
冬になると雪景色がお出迎え。
もしかしたら今後、こういった自然と共存するタイプの建築物が増えてくるかもしれませんね。それにしても一度はこういった建築に住んでみたいものです。
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▼参考:(外部サイト)
Earth House Estate Lättenstrasse on Architizer