大きな岩のような形をした山小屋がスイスのアルプス山脈沿いにあります。
一見すると自然に、もとからそこにある岩にしか見えないデザインのこの山小屋の中にはテーブルや暖炉、ベッドなどが内包されており、一人で過ごすのはもちろん、仲間を呼んで楽しむ事も出来る建物となっています。
この建物の名前はAntoine。bureau Aによってデザインされた建築物です。
上の写真が「Antoine」。一見すると丘の上に置かれた岩にしか見えません。はじめからそこにあるかのような存在感をかもし出していますが、何やら側面にガラス窓のようなものがみえます。
遠くから見ると山小屋「Antoine」は、大きな岩のようにしか見えません。
ちなみに後ろから見るとこんな感じ。入り口のドアがみえます。それでは中は一体どうなっているのか。 早速中に入ってみましょう。
こちらが山小屋の内部。決して広いとは言えませんが何かに集中したり、ほっこりするには十分すぎるほどの広さがあります。また机や椅子、ベッドは壁に収納する事が出来るので、使わない時は比較的広く使う事が出来ます。
ちなみに左上の写真が収納した状態のもの。右上の写真には暖炉も映り込んでいます。
天窓も備え付けられているので外からの光を存分に取り込む事が出来ます。
左が山小屋「Antoine」右が本物の岩です。こうしてみてみても本物と遜色がありません。
「Antoine」の図面はこんな感じ。
ちなみにもともとの山小屋はこんな風。このキャビンの周りを岩状のもので覆う事により今回の「Antoine」が完成しました。
表面をアップした写真。
今まさに塗装されています。
最後に上の写真のように現場へ運ばれていき設置、終了です。
その他の写真をご覧頂きたい方は以下の公式ページをご覧下さい:BUREAU A(http://www.leopoldbanchini.com/projets/dodged-house/)
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▼参考:(外部サイト)
bureau A sites stone-shaped wooden cabin in the swiss alps
Dylan Perrenoud / Photography / home