まさか、こんなところにトイレットペーパーがつくなんて・・・誰が想像したでしょうか。誰もが想像だにしないところにトイレットペーパーがついてしまったのがこの便座です。
イギリスのデザイナーhenry franks(ヘンリー・フランクス)によって、この便座はデザインされました。
ちょうど写真の左下にトイレットペーパーがみえます。これがどこの部分だがあなたにはわかりますか?
この写真ではちょっとわかりづらいかもしれませんが、ある意味便利な場所にトイレットペーパーがついています。
では少し遠くからみてみましょうか。遠くからみるとどこについているのかがよくわかるはずです。
こちらが遠くからみた噂の便座です。
う〜ん、あんなところにトイレットペーパーがついていますね。これはある意味、便利なのでしょうか。遠くからだと利便性についてもわかりづらいので、もう少しアップにしてみましょうか。
こちらは横から見たもの。
トイレに入り、便座に座るまで少々苦労しそうな便座の形です。男性の方で立ってされる方は少々用を足すのにきついかもしれませんね。
少し立ち位置を間違ってしまうと、トイレットペーパー自体に水物がついてしまいトイレットペーパー全部を交換しなければならなくなるシチュエーションが、容易に想像できます。
もちろん座ってされる方なら問題ないかもしれませんが、何かの拍子に上にまってしまうと少々ペーパーについてしまう・・・ということも考えられます。
では、女性の方の視点、また男性の方でしたら大きい方をした時のことを考えてみましょう。
本来はサイドの壁についているトイレットペーパー・・・それをこの便座ですと、前にかがみ込んでガラガラとまわす形になります。しかも手前側にまわすのではなく、奥の方にガラガラとまわす形になります。
そういうことを考えると・・・それほど便利な位置についているとは思えません。逆に不便な位置についていると考えても良いのかもしれません。
デザインとしては非常に面白い便座だとは思いますが、実用的かどうかと問われると、返答には困ってしまいそうな便座です。
いろいろと考えられてつくられたことがわかる、デザインのラフスケッチです。
イギリス人デザイナーのhenry franks(ヘンリー・フランクス)はこの位置が一番適切だと考えたのでしょう。
ある意味、どこに、どのような感じでつけるべきなのか・・・その苦悩が伺えるラフスケッチです。
▼参考:(外部サイト)
bog standard: a surprising toilet seat roll holder by henry franks