デザインの祭典ミラノのサローネサテライトで日本人デザインスタジオYOYが非常に面白いデザインの椅子を発表しました。
一見するとキャンパスに描かれた椅子にしかみえないその椅子は、クリエイティブな心を非常にくすぐる素晴らしい作品となっています。
こちらがその椅子「hanging canvas furniture」です。その名前の通り、通常は絵画として壁にかけられています。
しかし、キャンバスから外し上の写真のように少し斜めに立てかけると・・・・
なんと椅子になってしまいます。一体どういう仕組みなのでしょうか。
まるで2次元と3次元が混在している世界のようです。空気椅子で座っているんじゃないかと疑ってしまいますが、きちんと椅子として機能しています。
ネタばらしです。実はこの椅子、伸縮性の高い布に椅子がプリントされているだけ。そのまわりを木とアルミで出来たフレームで覆っています。
こちらは2人掛けのキャンバスソファーです。
まるで絵のなかに吸い込まれていっているようにさえ感じてしまいます。
上の写真のように椅子に浅く座ると非常にスマートにみえますね。
現在、スツール、アームチェア、ソファの3種類用意があるようです。キャンパスの上に座る・・・、ただそれだけなのに、今までにない斬新な発想として非常に面白いデザインとなっています。
▼参考:(外部サイト)