家に帰ると洋服をどさっと床の上に置く人も多いのではないでしょうか。
服にしわが寄ってしまうにもかかわらず、なぜ、そんなことをしてしまうのか・・・それに対する答えはひとつ。面倒くさいから。
しかし、もし手軽にポイッと服をなげるような感覚で洋服をかけることのできるラックがあったら、どうでしょう。少なくとも床に置くことなどしなくなるに違いありません。
今回は、そんな服をポイッと投げるような感覚で洋服をかけることのできる洋服がけを紹介します。
こちらが噂の洋服がけ「Coat rack」です。コンクリートで出来た土台の上に丸い棒がただささっているだけという簡易的なつくり。
しかしながら、洋服がけとしての機能的な面も失っていない、ユニークなつくりとなっています。
材料はこれだけ。丸く穴の空いたコンクリートの土台に、スティック数本。しかも、スティックを丸穴にたてるだけというつくりも用意な洋服がけとなっています。
実際にスティックを丸穴に立てかけた後に上からみるとこんな感じ。丸穴から放射状にスティックが広がっている姿がとても美しいですね。
こちらが上部部分の写真。下の丸穴からスティックが伸びるように広がっています。デザインとしても申し分ないですね。
おっと。男性が一人家に帰ってきたようです。洋服を脱ぎポイッと・・・
パサッとかかりました。掛ける姿もとってもスマートです。こういうデザインの洋服がけは、お店などで使っても面白いですね。
この作品はリトアニアの家具デザイナーVytautas Gecas氏によってデザインされました。本質的な機能面だけを抽出し、余計な機能を排除するミニマルデザインによる作品です。
デザイナー:Vytautas Gecas on Behance