触る前にかなりドキドキするドアノブがあります。それが今回紹介する「ondle」。この作品は佐藤オオキ氏のnendoの作品で、ベルリンで開催された「Handle Couples Project」への出品作品だそうです。
公式ホームページ(http://www.nendo.jp/jp/works/ondle/?release)によると、「二つのハンドルを、時として発生する男女のカップルの温度差に見立て、形状は同一ながら片方のハンドルは「氷結」もう一方は「灼熱」したように感じるような塗装を施した」そうで、非常にユニークなドアハンドルとなっています。
ドアを挟んでドアノブに立つカップル。いったいどんなドアハンドルに仕上がっているのでしょうか。
こちらが「氷結」タイプ。塗装とは思えないほどとってもリアル。触ると凍り付いてしまいそうな雰囲気を漂わせています。
続いてこちらは「灼熱」みるからに熱そうですがもちろんこれは塗装。
「読み取ることができない相手の内面を覗くときの心情と、反対側を見ることのできないドアを開く時のドキドキ感、それに、塗装によって触れることへの一瞬のためらい、という3つの感情を重ね合わせた」そうです。
ちなみにこの「ondle」と言う言葉は造語だそうで、日本語の「ondo(温度)」と「handle」を合わせて「ondle」としたとのこと。
非常にユニークなドアハンドルですね。
▼参考:
ondle | nendo(http://www.nendo.jp/jp/works/ondle/?release)