通常、画鋲(がびょう)を使い、写真やポストカードなどを壁にはりつけると写真やポストカードに穴を空けてしまうことになりますが、この画鋲「Pin-Bone」を使えばそんな心配をすることなく壁にピンナップすることが出来ます。
大事な思い出の品である写真やポストカードを傷つけることなくピンナップすることが出来るので、はり終わった後も大事に保管することが出来ます。
この画鋲(がびょう)は、形が骨のようにみえることから「Pin-Bone」 と名付けられています。この「Pin-Bone」はピンとマグネットの利点を活かしたつくりとなっており、新しいタイプのプッシュピンとして活躍します。
ピンのお尻と針を収納するキャップ部分の先にマグネットが仕込まれており、写真のように針の部分を壁に刺し、もう一方のマグネットが仕込まれている方のピンの間に写真やポストカードを挟み込みます。
要するに2つのマグネットの力により対象物が挟み込まれる形になるので、大事な写真やポストカードに傷をつけることなく飾ることが出来ると言う訳です。
ピンを使わないときは針部分を収納することが出来るのでとっても安全。
キャップを外す、針を刺す、抜く、といった行為をスムーズに行える形状を目指した結果、この骨のような形になったようでそこから「Pin-Bone」という名前が名付けられたとのこと。
骨のように真ん中が凹んでいるからこそ、キャップを外す、針を刺す、抜くという一連の動作をスムーズにできるわけですね。実用性も兼ね備えた素晴らしいデザインです。
使わないときは必ず針をキャップに。壁に密着することなくちょっと壁から浮いた形で写真やポストカードを貼付けることが出来るので、少しだけおしゃれにみせることができます。
この画鋲(がびょう)Pin-BoneはTAKT PROJECT(http://www.taktproject.com)によりデザインされたものです。
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▼参考:
Pin-Bone / KOKUYO DESIGN AWARD 2006|PROJECTS|TAKT PROJECT(http://www.taktproject.com)