部屋に彩りを与える間接照明 。
ひとえに間接照明といってもそのデザインは多岐に渡ります。世の中にはあらゆるデザインの間接照明があり、用途や好みによって選ぶことが出来ます。
今回紹介するのは竹で出来た間接照明。竹の素材を使い、竹本来の素材感を殺すことなく見事にデザインとして落とし込んだ非常にユニークな間接照明となっています。
上の写真はスイッチオンの状態。ひとつの竹が途中からまっぷたつに分かれ、その間に照明を挟み込むことによって繊細な竹の素材感を失わせず、竹そのもののデザイン性を活かした形として落とし込まれています。
じっくりとみていると、まるで、この竹の中にかぐや姫が眠っているかのようなそんな気さえしてきます。
一本の竹を惜しみなく使用しているので照明として機能していない場面でもインテリアとして部屋を彩ることができます。
土台の部分はシンプル。シンプルがゆえに、そのうえに生える竹の素材感がしっかりと伝わってきます。またきちんと固定されているため、よっぽどのことがない限り倒れることはありません。
ダークグレーといった色合いでしょうか。テカテカとした質感もたまらなく美しいです。
途中まで、まっぷたつに切り裂いた竹の片側だけに切り込みの線を入れ、その間を通して、こもれ出る光により辺りをほのかに照らす。非常におしゃれな竹の照明。
片側はシャギー感を出すことによりデザイン性を追求し、片側では本来の竹の素材感を活かす。
非常に良く考えられてつくられている間接照明と言えるのでないでしょうか。
こういった暖かいデザインの間接照明が部屋にひとつあるだけでその部屋の雰囲気は大きく変わります。
間接照明は一般的な照明と違って、なくても困らないものですが、そういったなくても困らないけれどもあれば嬉しい・・・と言う部分に人々は贅沢を感じるのかもしれません。
▼参考:(外部サイト)
Zhu Guang (bamboo light) on Behance