はじめて家づくりをされる方は、一戸建ての家づくりを検討し始めた時、どうやって情報収集をしたらいいのか悩まれます。
そのため、家づくりを思い立ったら、まず住宅展示場に足を運ばれる方が多い印象を受けます。もちろんそれが一概に悪いとは言い切れません。
住宅展示場に展示されているモデルハウスに足を運ぶことで、最新の住宅や住宅設備を体感していただけるでしょうし、好みの間取りや、好みのデザインコンセプトに出会える可能性もあります。
ただ、住宅展示場では家づくりの本当のことを教えてくれません。そのため、新築一戸建ての家づくりを検討し始めた時、何も知らずにいきなり住宅展示場に足を運ばれると家づくりを失敗する可能性が高くなります。
では、なぜ新築一戸建ての家づくりを検討しはじめた時、いきなり住宅展示場に行くと、家づくりを失敗する可能性が高くなるのでしょう。
今回の記事では、いきなり住宅展示場に行ってしまうと家づくりを失敗する可能性が高くなる、その理由と、新築一戸建ての注文住宅の家づくりを検討された方が、効率よく情報を収集する6つの方法についてお話ししてきます。
家づくりを失敗してしまう原因は今も昔もあまり変わりません。
それは十分に時間をかけ、プランの比較検討をすることなく家づくりを進めてしまうことから起きます。
特に注文住宅では、複数社に依頼をかけ、相見積もりを取ることは必須で、はじめから依頼先を絞り混みすぎて家づくりを進めてしまうと、注文住宅では家づくりを失敗をする確率が非常に高くなってしまいます。
家づくりを進める際は、必ず事前に十分に情報収集を行った上で家づくりを進めてください。
また実際に注文住宅で家づくりを進める際は、ネットから利用できる、一括依頼サービスを利用すると便利です。
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Contents
- 1 家づくりを失敗する3つの要因
- 2 住みたい家のイメージを固める(注文住宅の家づくりでは、まずは正確な情報を得ることが大切)
- 3 新築一戸建て注文住宅の家づくりの情報を得る6つの手段
- 4 どの手段を選べば、はじめての家づくりで納得のいく家づくりができるのか?
- 5 住宅カタログの種類
- 6 はじめての家づくりでカタログ請求が効果的な8つの理由
- 6.1 カタログ請求で家づくりを進めるメリット1:注文住宅のイメージを膨らませることが出来る
- 6.2 カタログ請求で家づくりを進めるメリット2:家の好みが把握できる
- 6.3 カタログ請求で家づくりを進めるメリット3:家づくりの間取り作成の参考にできる
- 6.4 カタログ請求で家づくりを進めるメリット4:それぞれの住宅会社の特徴が明確になる。
- 6.5 カタログ請求で家づくりを進めるメリット5:複数の住宅会社を簡単に比較できる
- 6.6 カタログ請求で家づくりを進めるメリット6:建築に対しての知識と理解が深まる
- 6.7 カタログ請求で家づくりを進めるメリット7:それぞれの住宅会社の強みがわかり依頼する住宅会社を絞ることが出来る(技術力・提案力)
- 6.8 カタログ請求で家づくりを進めるメリット8:検討期間を短縮できる
- 7 住宅カタログが「情報共有」「情報整理」「要望整理」の3つの点で優れている理由
- 8 住宅カタログをもらう方法は主に3つ
- 9 一度は利用したい住宅カタログ一括請求サービスとは
- 10 まとめ:はじめての家づくりで効率よく情報収集する方法
家づくりを失敗する3つの要因
家づくりで失敗する方は、ほとんどの場合3つのことが原因で起こります。家づくりを失敗する3つの要因とは、私が他の記事でも何度もお伝えしている通り・・・
「1:住宅業界に対しての十分な知識がないこと」
「2:建築に対して知識が不足していること」
「3:家のコンセプトが明確になっていないこと」
以上の3つです。
これら3つの問題は、家づくりを他人任せにせずに、家づくりをする本人自らが進んで情報収集をし、積極的に家づくりを進めていかない限り解決することはできません。
特に家のコンセプトに至っては、他人に委ねるのではなく、家づくりをする施主はもちろん、そのご家族が決める必要があります。
注文住宅相談サービスなどを利用し、新築一戸建て注文住宅の家づくりの計画書を作成することでも解決に導くことができますが、注文住宅相談サービスでさえも最大限有効活用するためには、事前に、ある程度具体的な「家づくりに対する要望(家づくりのプラン)」が、なければあまり効果的とはいえません。
心から納得し、本当に満足する新築一戸建ての家づくりをするためには、まずは家族で話し合い家の希望を書き出したりしながら具体像を思い描く必要があります。
もちろん、家づくりのプランが明確でなくても注文住宅相談サービス自体を利用することはできます。
ですが、やはりサービスを利用する前提として、建てたい家の明確なプランがなければ家づくりを前へ進めることができません。
やはり、どんな便利なサービスを利用しようが、家づくりのはじめの一歩は家を建てるエリアや建設予定地、住み始める時期などを交えた具体的なプランを、しっかりとご家族で話し合う必要があります。
住みたい家のイメージを固める(注文住宅の家づくりでは、まずは正確な情報を得ることが大切)
では、家づくりの要望をはっきりとさせ、新築一戸建て注文住宅の家づくりのプランを立てるためには何が必要なのでしょうか?
それは「情報」です。
はじめて家づくりされる方は、まず家づくりに関しての「正確な情報」を得る必要があります。もちろんここでいう「正確な情報」の中には、どんな家をつくりたいのかを明確にするための「情報」も含まれます。
家づくりの情報を集める方法としては、これからお話しする6つの方法が考えられますが、どの方法を使っても、情報を集めると同時に、今までの暮らしを振り返り、家を建ててからの暮らしを思い描くことが大事です。
つまり、様々な情報に触れ、あらゆる刺激をもらいながら、家を建てることでどんな生活を実現したいのかを想像し思いを膨らませて行くことが大切です。
例えば、車やバイクが趣味であれば「ビルトインガレージ(インナーガレージ)」のような間取りが検討されるでしょうし、屋上で家庭菜園などで楽しみたいと考えるのならば「屋上のある家」が検討されるでしょう。
また、都心部などで土地が狭い場合は「狭小住宅」や縦の空間を利用した「3階建住宅」が検討されると思います。
繰り返しますが、ここで大事なのはご家族が、どのような家づくりがしたいのかを知ることです。
注文住宅を建てることで、どんな生活を実現させたいのか、もっと噛み砕いて言えば、どんな生活を送りたいのかを情報を集めながら、家族で話し合い明確にして行くことが必要になります。
あらゆる角度から情報を収集し、その上で整理し、新築一戸建て注文住宅の家づくりの要望としてまとめ、打ち合わせ時に提出して、家づくりを進めていってください。
ただし、住宅業界の知識や、建築に対しての知識はそれこそ膨大にありますから、全てを抑えることは不可能です。必要な情報だけを効率的に探し集める必要があります。
では、限られた時間の中で効率的に家づくりの「情報」を得るためにはどのような方法があるのでしょうか。
新築一戸建て注文住宅の家づくりの情報を得る6つの手段
注文住宅をはじめ、新築一戸建ての家づくりの情報を得る手段は主に6つの方法があります。
ここで大事なのは情報収集の手段を1つに絞るのではなく、各自の状況に合わせて手段を組み合わせて利用することです。
なぜ状況に合わせて手段を選ばなければならないのかというと、住宅業界はある意味ブラックボックスに包まれた業界であり、様々な利権が絡み合っているため、一般の方には本当に正確な情報が伝わりづらい状況にあります。
それを回避し本当に正しい情報を得るのは至難の業ですが、状況に合わせて段階を踏み情報を収集していくことで、正確な知識を身につけることができるので、その情報が本当に正しいのか判断しやすくなります。
家づくりの情報を得る手段1:住宅会社に直接相談しに行く
まず1つ目の方法は、ハウスメーカー、建築事務所、工務店をはじめとした住宅会社に直接相談しに行く方法です。
新築一戸建ての家づくりを検討していることを担当者に伝えていただければ、そのままスムーズに話を進めて頂くことができます。
直接相談しに行くメリットとしては、顔合わせの段階で、どんな家づくりを希望しているのかを、様々な角度から質問されるため、割と要望がぼんやりとした状態でも、自分たちが気づかなかった家に対する要望を汲み取れる点にあります。
ほとんどの住宅会社は家づくりに対する知識は不問としているので、思っているよりも敷居が低く利用することができます。
ですが、私はこの方法をあまりお勧めしておりません。
なぜなら、経験上、やはりある程度、お互いに最低限の知識を持っていた方がスムーズに話を進められると感じるからです。もちろん事前知識なしでも家づくりは可能です。ご希望の家を建てていただくことができるでしょう。
ただし、そうして建てられた家が本当に満足のいく家なのか、本当に納得のいく家なのかどうかはまた別問題です。
気分が高揚していることもあり、建てた当初は満足されると思いますが、年月が経つに連れて、間取りをはじめ、家の設備や生活環境など、不満点がどんどん出てくると思います。
これらの問題は、家づくりを失敗する原因である「住宅業界に対しての知識」はもちろん、「建築に対しての知識」もなく、「家づくりのコンセプト」も他人任せになってしまうため起こります。
大事なのは家を建てることではなく、本当に納得のいく家づくりをすることだと思います。
家づくりの情報を得る手段2:住宅展示場や完成見学会に行く
住宅展示場に足を運ぶのも、一つの家づくりの情報を得るための有効な方法としてあげられます。
住宅展示場に直接足を運ぶことで、五感を使って、様々な間取り、設備、外観、コンセプトに実際に触れることができるため、「情報」という意味では、他のどんな手段よりも、多くの「情報量」を得られるかと思います。
ただしそれが「正確な情報」であるかどうかはまた別です。
住宅展示場のモデルハウスは、住宅会社がそれぞれの得意とする家や販売したいコンセプトの家を販売するために建てられた住宅です。言ってしまえば、建物自体が五感を刺激し欲しくさせる要素が満載の「住宅広告」です。
ですから、どの住宅会社も魅力的に見せるために様々な工夫がされています。
一度足を踏み入れれば、モデルハウスを訪問される方に、工法の違いや、構造の違い、素材の違い、住宅設備の違いなど、様々な部分において違いが実感できるように工夫されています。
はじめて家づくりをされる方は、ほとんどの場合、それぞれの明確な違いこそわからないものの「なんだか、すごそう・・・」というような感想を持たれるかと思います。
その中でも「高気密・高断熱」などの性能面に関しては、どの住宅会社もウリにしているので、その効果は実感して頂きやすいかと思います。ただし多くの場合それはあくまで新築時に限ります。
住宅展示場のモデルハウスは多くの場合5年ほどで建て替えられます。現在の建築環境では、標準性能が上がっていますから新築の場合、もはや高気密・高断熱は当たり前です。
また意外な落とし穴としては、住宅展示場に建てられているモデルハウスは、担当者が説明するよりも、意外と大きな維持費が必要になります。
モデルハウスで見られるような一般的な木造住宅では、大幅なリフォーム費用をのぞいて30年間でおよそ600万円のメンテナンス費用が相場ではないでしょうか。
つまり、家を建ててからも住宅の性能を維持するのに600万円余計にかかるということです(ここでは試算しませんが、機械に頼る「ZEH(ゼッチ)」の場合はさらに金額が膨らみます)。
さらに、大手ハウスメーカーに多い条件ですが、リフォームが必要になった時は、住宅会社から指定された関連会社に依頼する必要があるので注意が必要です。
つまり競争相手がいないので何かと理由をつけることで、一般的なリフォーム会社と比べて大きな金額が提示されることがあります。
様々な住宅会社を見て、きちんとした住宅業界の知識をはじめ、建築に対する知識を持った上で判断し、最終的に住宅展示場のモデルハウスの家に行き着くのなら、なんら問題はありません。
問題なのは、家づくりをしたことのない方が、住宅のブランドに安心感を感じて、広告イメージや担当者の印象だけで決めてしまうことです。私自身がモデルハウスに足を運んで担当者から話を伺うと、説明に対して疑問に思ってしまうことも多々あります。
言ってしまえば、担当者は住宅を販売し成績を上げるための説明に終始してしまっており「正確な情報」という意味では、かけ離れた説明をされていることが多くあります。
ですから、はじめての家づくりのはじめの段階で住宅展示場や住宅見学会に行くことで、本当に納得のいく家を建てられるかどうかについては、疑問に思ってしまいます。
やはりこの方法を用いても、「住宅業界に対する知識」の不足、「建築に対する知識の不足」、家のコンセプトが住宅会社に委ねられていることによる「コンセプトの不明確化」が原因で失敗してしまう方も多いのではないでしょうか。
家づくりの情報を得る手段3:WEBで検索する
またインターネットのWEBサイトで家づくりの情報を得るという方法もあります。
今読んでいただいている私の記事もWEBで検索する情報にあたります。
インターネットの便利なところは、いつでもどこでも好きな時間に、気の向くままに情報を検索し、閲覧できる点にあります。情報はそれこそ無数にあり、家づくりに関しても、様々な情報が飛び交っており、その情報量は日々増え続けています。
ただし、全てをWEBサイトからの情報に委ねるのは危険だと思います。
私が見る限り、住宅をはじめ、新築一戸建ての家づくりに対してしっかりとした情報を提供しているWebサイトは個人が運営しているものでも、法人が運営しているものでも非常に少ないと感じています。
企業のホームページでは、それぞれもメリットばかりを強調しており、その建材を使用することについてのデメリットについては特別触れていません。触れていても本当の情報がわからないようにされています。
つまり、それが本当はどのようなものなのか、都合の悪いことについては説明を省いていることが多々見受けられます。
例えば、最近は段々と公になってきた情報で一例をあげるとセメントが主原料の窯業系サイディングは、現在新築の8割〜9割で使われていると言われていますが、基本的には寒冷地には向きません。なぜなら、寒暖差が激しいため、湿潤と乾燥を繰り返し、凍結などにより、素材の劣化が進行するからです。
ですから、ほとんどの場合、企業が提示する耐久性能表示よりも大幅に早く寿命が訪れると思います。
また断熱材はグラスウールや発泡ウレタンがよく見られますが、デメリットも良く確認してください。
じゃあ、セルロースファイバーを使用すれば良いと言われるかもしれませんが、セルロースファイバーにも様々な種類があります。使われているホウ酸の種類も違い、同じ素材で同じセルロースファイバーという名称でありながらモノによって性能は全く違います。
この例に見られるように、企業のホームページは、セールスポイントがほとんどですので、非常に偏った情報になってしまっていることが多々見受けられます。
家づくりについてのWEBサイトも相当数にのぼりますが、私が見た限りでは家づくりについて本物の情報を提供しているWebサイトはそこまで多くありません。きちんとした情報を提供することを心がけているWEBサイト運営者は非常に少ないと感じています。
ですから、インターネットを使って情報収集するのは非常に手軽で便利な反面、なかには不正確な情報もあったり、ある程度の事前知識がないと使いこなすことは難しいと思います。
一つ一つの不明点や、言葉を調べる分には便利ですが、はじめて家づくりをされる方が、事前知識も何もない状態でインターネットで情報を集め、新築一戸建ての注文住宅で家づくりを始めるとなると、何が何だか余計にわからなくなり、家づくりを失敗される可能性が高くなると思います。
やはりここでも、住宅業界に対しての知識がないこと、建築に対しての知識がないことによる影響が大きく出てしまうので、使い方によっては家づくりが失敗する原因となってしまうことを忘れてはなりません。
家づくりの情報を得る手段4:注文住宅相談サービスを利用する
注文住宅相談サービスと一言で言っても、様々な相談サービスがあります。例えばSUUMO(スーモ)が提供しているような窓口での相談サービスもありますし、タウンライフが提供しているようなオンライン上での注文住宅相談サービスもあります。
また、LIFULL HOME`Sの提供している店舗または出張で駆けつけてくれる「すまいの窓口」もあります。
注文住宅相談サービスの大きな特徴としては、はじめて家づくりをされる方に対しての敷居が低く、家づくりについて比較的相談しに行きやすいところがあります。
サービスによっては、家づくりセミナーなども定期的に開催していますし、間取りプランを始め、資金計画や土地探しなどの相談に乗ってもらうことも可能です。
さらに、タウンライフのようなオンライン上で同時に見積もり依頼ができるサービスを利用すれば、時間ができたときに、いつでもどこでも簡単に家づくりの計画を立てることも可能です。
ただし、冒頭でもお話ししましたが、家づくりのはじめの段階である程度、どのような暮らしがしたいのか、家づくりでどのような生活を実現したいのかなど、家づくりに対しての要望がなければ、なかなか話を前に進めることができないというデメリットもあります。
もちろん、多くの場合は、注文住宅相談サービスを利用するのと並行して雑誌や、住宅カタログなどを取り寄せて住宅業界に対しての理解を深めていくでしょうし、建築に対しての知識も補っていくでしょうからそこまで心配する必要はありません。
ですが、やはり注文住宅相談サービスを、最も効果的に利用するためには建築雑誌や、住宅カタログ、またはインターネットなどを参考にして最低限「建てたい家のコンセプト」を明確にしてから相談する必要があると思います。
注文住宅相談サービスの中には、アドバイザーが希望の暮らし方などのカウンセリングをし、要望を整理しまとめてくれるサービスを提供してくれるものもありますが、あくまで最終手段で使うと良いと思います。
なぜなら、家を建てるのはあなたやあなたの家族であり、アドバイザーではないからです。
やはり「家のコンセプトづくり」を他人に依存してしまうと家づくりが失敗する可能性が高くなるといえます。
家づくりの情報を得る手段5:住宅情報誌(雑誌)を参考にする
住宅情報誌も家づくりの情報を得るための一つの有効な手段になります。
多くの住宅情報誌には、ハウスメーカーをはじめ、様々な工務店や建築家が手がけた家が、カラーページでポイントとともに掲載されています。
手がけた住宅会社、または設計にあたった建築家をはじめ、家づくりにかかった建築価格、延べ床面積、工法や構造、間取り、敷地面積などが細かく記載されています。
ページを開いた瞬間にパッと目に飛び込んでくるように見出しなどの工夫もされており、それぞれの家づくりを進めるにあたって重視した点などが非常に読みやすく、わかりやすくレイアウトされています。
特に完成した家のテーマに至っては見出しで書かれていることが多いので、テーマ決めの参考にもしていただくことができると思います。
また、どの住宅雑誌にも、それぞれの家で間取りなどで工夫した点や、その理由、特徴、工夫、建築条件なども掲載されており、注文住宅で家づくりをするにあたって参考になる点は非常に多いと思います。
ただし、そんな便利と思われる住宅雑誌にも忘れてはいけない点があります。
それは住宅雑誌は、住宅会社による広告費で成り立っているということです。これがどういうことを意味するのかというと、基本的に広告主にとって不都合なことは記載されていません。
お金を払って広告を打ち宣伝しているのにも関わらず、それを否定するような情報を載せてしまったら広告主が逃げてしまい、情報誌として成り立たなくなってしまうからです。
ですから、どんな媒体でも言えることですが、それぞれの媒体において、お金がどのように動いているのかは非常に注意してみる必要があります。
例えばTV番組を見ているとどの局でも住宅会社のCMを頻繁に目にしますが、それぞれの番組はスポンサーという広告主からお金がテレビ局に支払われることで製作されていることを忘れてはなりません。
つまり、基本的に広告主にとって不都合なことは放映することは許されません。
どの番組も広告主が離れてしまうような情報を流すことはできないのです。繰り返しますがスポンサーが離れてしまってはビジネスとして成り立たなくなってしまうからです。
一見すると広告がない書籍などでも、同じようなことが言え、出版社に対して影響力を持つ広告主(住宅会社)がいる場合、不都合な事実は流せなくなるというジレンマがあります。
ですから、新築一戸建て注文住宅の家づくりに対するコンセプトは明確にできたとしても、家づくりで失敗する原因である、住宅業界に対しての十分な知識や建築に対しての知識について、本当に正確な情報を得るという意味では若干問題視する部分も出てきます。
ただし、住宅情報誌は取り掛かりやすい情報源でもあるので、一つの有効な手段であることには変わりありません。
家づくりの情報を得る手段6:住宅カタログを取り寄せる
家づくりの情報を集める方法として、住宅カタログを取り寄せるという手段もあります。
住宅カタログには各住宅会社の家づくりの特徴をはじめ、工法や構造などがわかりやすくビジュアルでまとめられています。
またWebサイトはパソコンやスマートフォンを使うため、基本的には一人で閲覧することが多いと思いますが、住宅カタログを使えば机などに並べて、家族で間取りプランなどを話し合うこともできます。
さらに、住宅カタログをただ机に並べておくだけで、家づくりについて話し合う機会をつくることもできます。
住宅カタログの特徴は、住宅雑誌よりも、さらに情報が細かく、各社の色が出やすい点にあります。住宅会社がどのような点を押しているのか、またどのような家づくりに力をおいているのかがハッキリとわかるようになっています。
つまり住宅カタログでは、それぞれの住宅会社がどんな家づくりを目指しているのかがわかりやすく、はじめて情報に触れる方でもわかるように、より具体的に丁寧にまとめられています。
また、住宅雑誌は基本的には住宅会社による広告費で成り立っているため、どちらかというと広告色が拭えないところがありますが、住宅カタログでは、住宅会社のコンセプトや、それぞれの住宅会社の住宅情報を網羅した内容を知ることができます。
もちろん、住宅カタログはセールスポイントにあたるので、不都合なことは掲載されていません。ですから肝心なところはご自身で調べていただく必要はあると思います。
ただしそれを踏まえた上でも、住宅カタログを使って家づくりを進めることは有効だと感じます。なぜなら住宅カタログには、各社が知恵をひねって考え尽くされた、家づくりをするための知識やノウハウが詰まっているからです。
また、地道に調べていく作業は多少面倒に感じるかもしれませんが、その面倒な作業でさえ、住宅業界や建築に対しての知識を得る絶好の機会ともなりますので一概にデメリットとは言いがたいところがあります。
ちなみに、住宅カタログは各社のホームページからでも取り寄せることもできますが、住宅カタログ一括請求サービスを使えば無料で複数社から一気に住宅カタログを取り寄せることが可能です。
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どの手段を選べば、はじめての家づくりで納得のいく家づくりができるのか?
繰り返しますが、家づくりの情報収集の手段を一つに絞る必要はありません。大事なのはそれぞれの状況で、それぞれに必要な情報をできるだけ正確に集めていくことです。
ですから情報収集の手段を一つだけに絞るのではなく、それぞれの情報収集によるメリットとデメリットをしっかりと把握した上で、それぞれの状況に合わせて情報収集の手段を組み合わせて活用していくことが大事です。
例えば、はじめての家づくりで新築一戸建て注文住宅の家づくりを検討をはじめたばかりの場合は、WEBサイトよりも住宅情報誌や住宅カタログを閲覧しながら進めていくことが有効的だと思います。
なぜならWEBサイトは情報量は多いですが、それぞれの情報がバラバラに点在していることが多く、はじめての段階で効率よく情報を収集する手段としては不適切なところがあるからです。
つまり住宅カタログが体系的にまとめられている「線」のイメージに対して、WEBサイトは個々の情報がバラバラに存在している「点」のイメージです。
また並行して注文住宅相談サービスを活用するのも良いでしょう。
情報収集の進め方については、下記を参考に進めてください。
家づくりの情報収集の進め方(3ステップ)
ステップ1:「住宅情報誌」と「住宅カタログ」で暮らしのイメージを固める
まずは「住宅情報誌」をはじめ、住宅会社からもらえる「住宅カタログ」をパラパラとめくりながら、どんな暮らしがしたいのか、暮らしのイメージを固めていってください。
この時にわからない言葉や知らないことなどが出てきたら、同時進行で、「WEBで検索」するなどして住宅業界や建築に対しての理解を深めて行くとなお効果的です。
「WEBサイト」は、そうした個別案件を調べることに対しては非常に優れているツールです。
また、情報収集の段階で気になる住宅会社があれば、実際に「完成見学会」に足を運んでみたり、ハウスメーカーのものであれば「住宅展示場」に足を運ぶなどして頂ければ、さらに理解を深めていただけるかと思います。
(ただし担当者の言葉を鵜呑みにせず疑問に思ったことは自分で調べるクセをつけてください)
住宅情報誌は、書店で購入することができますし、住宅カタログについてはこちらで一括して請求することができます。
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「木の家など自然素材にこだわった家にしたい」「趣味を兼ねた家づくりがしたい」「平屋住宅にしたい」など、家づくりに対するこだわりで住宅カタログを請求できるのが特徴です。また予算・テーマ・住宅会社で分けて住宅カタログを請求することもできます。
特に、カタログを請求することで、もれなくついてくる特典のはじめての家づくりノートは、家づくりを進める上で非常に参考になるかと思います。
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ステップ2:家づくりの要望を要望ノートにまとめる
次の段階では、どんな家に住みたいのか、家づくりの要望を整理しまとめていってください。
もちろん「ステップ1」の段階で、情報収集しながら住宅情報誌や住宅カタログの気になる箇所に付箋を貼ったり、書き込んだり、スクラップにしたりしていっていると思います。
ですから、今度は家づくりの要望をわかりやすく伝えるために、リビングの要望、キッチンの要望などに分け、伝えやすい形にするなど工夫をして要望を整理していってください。
要望を汲み取り実際に設計するのは建築家や設計士ですから、きちんと相手に伝わるような形にして頂ければどんなものでも構いません。
ステップ3:注文住宅相談サービスや住宅会社に相談をしプランを作成する
ここまでで建てたい家に対する要望ノートを整理し終えたと思います。この要望ノートが家づくりの設計図の元となるものです。
設計士や建築士は要望ノートに書かれた家づくりの要望をもとに家の設計を進めて行きます。
この段階までくれば、最低限の家づくりに関する知識は身についていると思いますので、建築家や設計士とコミュニケーションに困ることはないと思いますし、細かいことはわからないまでも意思疎通を図ることができるようになっていると思います。
ですから、要望ノートを作成し終えたこの段階で、注文住宅相談サービスを利用したり、実際にいくつかの住宅会社に行き、プランを作成してもらうなどすればスムーズに話が進められると思います。
ただし、注文住宅相談サービスについては、最初の「ステップ1」の情報収集の段階で利用しても効果的に家づくりを進められるはずです。
なかでも、LIFULL HOME`S(ライフルホームズ )が提供する「LIFULL HOME`Sすまいの窓口」では店舗での相談はもちろん出張サポートで直接担当アドバイザーに相談することもできるので、より家づくりを効率的に進めて頂けるとと思います。
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見積もりを依頼したい場合はタウンライフを利用していただくと、いつでも好きな時間帯に希望する住宅会社、複数社に対して見積もりを投げることが可能ですので便利だと思います。
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住宅カタログの種類
実は、住宅カタログには「総合カタログ」「実例カタログ」「住宅商品カタログ」「技術カタログ」の4種類あります。
それぞれの住宅カタログの特徴を知り、それぞれの住宅カタログを惜しげなく活用していただくことで、より納得のいく家づくりを進めていただけるかと思います。
ここでは4種類の住宅カタログの特徴についてお話しして行きます。
住宅カタログの種類1:総合カタログ
総合カタログとは企業情報を始め、家づくりについて基本的な情報が掲載されているカタログのことを言います。
総合カタログは会社情報が記されている会社案内のようなもので、経営理念をはじめとした会社の全体像を知ることができるカタログになっています。
一般的な総合カタログには、経営理念をはじめ、施工実績、扱っている住宅商品、技術的な特徴や保証内容などが記されています。
住宅カタログの種類2:実例カタログ
実例カタログとは実際の施工事例の写真をはじめ間取り図などが掲載されているカタログのことを言います。
実例カタログには、実際に施工した住宅の写真をはじめ、間取り図などが詳しく掲載されています。また実際にその住宅会社で建てた施主の感想など生の声が掲載されている他、写真なども多く掲載されているので、より実際の家づくりに近い内容としてカタログを活用していただくことができます。
住宅カタログの種類3:住宅商品カタログ
住宅商品カタログとは住宅設備機器などの商品ラインナップやプランや仕様について紹介されているカタログのことを言います。
住宅商品カタログは、それぞれの住宅会社の住宅商品やコンセプト、間取り、技術などを知ることができるカタログとなっており、それぞれの住宅会社の特徴が色濃く現れているため、それぞれの住宅会社の特徴を知ることができます。
住宅カタログの種類4:技術カタログ
技術カタログとはそれぞれの家づくりで採用している工法や構造などデータを交えてわかりやすく解説されているカタログのことを言います。
技術カタログでは、それぞれの住宅会社が採用している工法や構造をはじめ、それぞれの住宅会社が建てる家の性能や家の耐久性についてまとめられています。
5:その他の住宅カタログ
住宅カタログにはその他、設備や家に使用されている建材などを具体的に紹介している「設備カタログ」や、家づくりのテーマに合わせた暮らし方や、家族構成から家づくりを検討する「共働き特集」や「二世帯住宅特集」が組まれた「テーマ別住宅カタログ」などもあります。
以上・・・
このうち、「3:住宅商品カタログ」と「4:技術カタログ」は各住宅会社ごとに違いが出やすいため、依頼先を絞る際にも役立つカタログとなっています。
住宅カタログを活用する上で大事なのは、気になった部分は付箋を貼ったり、切り取ったりコピーをするなどして、わかるようにしておくことです。
住宅カタログの数や参考資料が多くなるほど、どこに何があったのかが把握しづらくなってしまうため、各自わかりやすい形でまとめておくと良いと思います。
家づくりのために、どれくらいの数の住宅カタログを請求しているのか
また住宅カタログ選びに迷ったら、気になる住宅カタログはとりあえず片っ端から請求しておくのが良いと思います。
リクルート住まいカンパニーが行なった注文住宅動向調査(2016年〜2017年)によると、住宅購入を検討する際約8割の方が住宅カタログを請求し、1人当たり平均17社から請求し家づくりの参考にされたという統計が出ているように、家づくりでカタログを請求することは、もはや当たり前となっているようです。
住宅カタログを請求するときは、企業のホームページなどから個別に請求することもできますが、ライフルホームズ などの提供する一括カタログ請求サービスを使用すれば、無料で住宅カタログを取り寄せることができますし、テーマ別に請求することもできますので便利だと思います。
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はじめての家づくりでカタログ請求が効果的な8つの理由
では、住宅カタログを利用することで具体的にどんなメリットがあるのでしょうか?
住宅カタログを使って家づくりをする大きなメリットは次の通りです。
カタログ請求で家づくりを進めるメリット1:注文住宅のイメージを膨らませることが出来る
住宅カタログのいいところは各住宅会社が得意とする家づくりの写真や事例がたくさん掲載されていることです。
一般書籍のような文字情報だけですと、いまいち家づくりのイメージを掴みづらい傾向がありますが、住宅カタログには様々な写真が掲載されているので、新築一戸建ての家づくりのイメージを抱きやすく、生活のイメージがしやすいように整理され工夫されています。
また、多くの住宅カタログには、写真と合わせて間取り図も掲載されているので、そこで実際に生活しているイメージを膨らませやすいメリットもあります。
写真の下にキャプション(説明書き)もついているので写真と間取り図を交互に見ながらカタログをめくることで、家族で話し合いながら生活イメージを共有することもできます。
さらに、住宅カタログはwebの情報と違って紙で出来ているので付箋を貼ったり、ペンを使いチェックしたり、自由に切ったり貼ったりすることも容易にできるため、家族間で情報の共有や情報の整理がしやすい特徴があります。
そのため、はじめての家づくりでも、新築一戸建て注文住宅の家づくりのイメージを自由に膨らませることができると思います。
カタログ請求で家づくりを進めるメリット2:家の好みが把握できる
どんな家を建てたいのか、初めからはっきりしている人はほとんどいません。
ほとんどの人は、家づくりを検討し始めてから情報収集にあたるため、家づくりを始めた当初の段階では、家を持つことでどんな暮らしがしたいのか明確になっていないケースがほとんどです。
住宅カタログはむしろ、そういったはじめて家づくりをされる方と相性のいい情報源です。
例えば、住宅カタログには、様々な種類のカタログがありますし、各家のテーマごとに、カタログを取り寄せることができます。
そのため、はじめは漠然としていても、住宅カタログに掲載されている写真を眺めているだけで、どんな家に住みたいのかが次第に明確になっていくと思います。
例えば「輸入住宅の家が建てたい」といっても、北欧テイストの輸入住宅が好みなのかアーリーアメリカンテイストの輸入住宅が好きなのかで家づくりの方向性は大きく異なってきます。
また、様々な住宅カタログに触れることで、イメージとしてぼんやりとしていたものが徐々に言語化できるようにもなります。言語化することで、打ち合わせの際、設計士に的確なイメージを伝えられるのでより正確な家づくりを行うことができるようになります。
以上の理由から、はじめはぼんやりとした状態でも、たくさんの住宅カタログに触れることで、家づくりの方向性が自然と定まってくると思います。
カタログ請求で家づくりを進めるメリット3:家づくりの間取り作成の参考にできる
一体どのような間取りが自分たち家族にとって理想的な間取りなのか、誰しも悩みながら家づくりを進められます。
どうしたら理想的な間取りにできるのか・・・こちらを立てれば、あちらが立たず・・・そういう状況も出てくるでしょう。そんな時も、住宅カタログを存分に活用していただけると思います。
なぜならそれぞれの住宅カタログに掲載されている住宅は、各住宅会社によって生活動線や家事動線などが考え抜かれてつくられた間取りだからです。
ですから、住宅カタログに掲載されている間取りをたたき台にして、好みに合わせて組み合わせ、自分たちの暮らしに合わせてアレンジするなど変更を加えれば納得のいく間取りに出会える可能性が高くなります。
何もないところからは何も生み出せませんが、参考にするものがあれば、それにアレンジを加えることで好みに合わせて間取りを変化させていくことができます。
また、プライベートで過ごせる中庭を作り「中庭を中心とした家づくりがしたい」のように、家づくりのテーマが絞られている状態であれば、テーマごとに分けて住宅カタログを請求する方法もあるので、より納得のいく家づくりができるはずです。
家づくりの細かいデザインや間取り、設備など、様々な視点から見ることで、思いもよらなかった家づくりのアイデアが見つかることも多いので、アイデアを取り入れるという意味でも住宅カタログを請求するメリットは大きいと思います。
カタログ請求で家づくりを進めるメリット4:それぞれの住宅会社の特徴が明確になる。
住宅カタログには、それぞれの住宅会社が得意としているデザインコンセプトの住宅が多数掲載されています。
そして、それぞれの住宅会社が、どういう家づくりが得意なのか、どういう家づくりを特徴としているのかが写真と共にわかりやすく掲載されています。
住宅カタログを見れば明らかですが、住宅会社によって、家づくりに対する姿勢や家づくりに対する考え方は大きく異なっています。
例えばローコストを売りにしている会社もあれば、コストよりも素材を重視している会社もあります。
自然素材を売りにしている住宅会社もあれば、近代的でモダンなデザインを売りにしている住宅会社もあります。さらに、流行りを取り入れた住宅から、定番の間取りの中にも新しい要素を取り込んだ住宅など様々とあります。
住宅カタログに掲載されている、そうした家づくりに対する考え方や姿勢を見ることは非常に大切です。
なぜなら家づくりを依頼したとして、果たしてこの住宅会社は、感性が自分と合うのか、合わないのかがはっきりとわかるからです。
カタログ請求で家づくりを進めるメリット5:複数の住宅会社を簡単に比較できる
ネットだと画面に限りがあるので並べて比較するのは難しいですが、紙のカタログだと、机の上に自由に並べることが出来るので情報を簡単に比較できます。
また、住宅カタログには、写真や図はもちろん、表やグラフを丁寧に使って、家づくりがはじめての方でもわかるように解説されています。
なかなか家族で家づくりについて話し合う機会が持てない場合でも、取り寄せた住宅カタログを机の上に並べておくだけで、家づくりを自然と意識するようになるので自然と家づくりを検討する機会を持つことができると思います。
特に、家族全員で話し合うときに便利です。住宅カタログは見ているだけで楽しいので、様々な住宅会社から取り寄せた住宅カタログを机の上に並べておくだけで、自然な流れでパラパラとめくられ、理想の家について話し合うことができます。
何よりも住宅カタログは、ただパラパラとめくるだけで楽しいです。ですから今まで漠然としていた家づくりも住宅カタログが手元にあるだけで、前向きに検討するきっかけがうまれると思います。
また、興味のある住宅カタログを取り寄せることで会社同士を横並びで比較できるようにもなります。
それぞれの住宅会社によって得意、不得意な分野ははっきりと分かれており、技術力や提案力の違い、性能の違い、採用している工法や構造の違いなどがはっきりと分かるので、家づくりを依頼する際に失敗する確率が低くなります。
カタログ請求で家づくりを進めるメリット6:建築に対しての知識と理解が深まる
住宅カタログには最新の設備などの情報が写真と一緒に解説付きで掲載されています。
住宅カタログを見れば、会社ごとに採用している標準仕様や、対応設備、オススメのプランや商品情報を具体的に知ることができます。
住宅カタログは見ているだけで楽しく、参考になる部分が多いので、住宅カタログを手元において見ているだけでも無理なく建築に対しての知識や理解が深まっていくと思います。
また、家づくりで実際に使用された施工プランや間取りなども写真付きで掲載されているため、これから家づくりを本格的に始められる方の参考になる点は非常に多いはずです。
実際にそれぞれの住宅会社を通して、新築一戸建て注文住宅の家を建てた人のこだわった部分についても掲載されているカタログもあり、自分に近い人からのアドバイスに触れることで、家づくりを具体的にイメージしやすくなるはずです。
カタログ請求で家づくりを進めるメリット7:それぞれの住宅会社の強みがわかり依頼する住宅会社を絞ることが出来る(技術力・提案力)
住宅カタログには、それぞれの住宅会社の得意とするところや、他社と比べてどこが優れているのかなど、それぞれの住宅会社の強みが詳しく掲載されています。
はじめて家づくりをされる方や、これから家づくりを検討する方が読むことを想定してつくられているため、どのような素材を使い、どのような工法や構造の家づくりを得意としているのか写真を始め図解付きでわかるように詳しく説明されています。
それぞれの住宅会社が、どのような性能を持つ住宅を特徴としていて、どのような強みを持っているのかがはっきりとわかるように工夫されています。さらに、見落としがちなところですが依頼先を決める上で大事な部分である、どのような人が家づくりに関わっているのかについても掲載されています。
もっといえば、住宅カタログを見ることで、それぞれの住宅会社の技術力や提案力の違いも把握できるので依頼先を選ぶ際の一つの重要な指標となると思います。
住宅カタログを取り寄せることで、商品の違いの他、各社の違いが明確にわかるので、どの住宅会社が自分たちの家づくりに適しているのか、相性の良い住宅会社を選ぶ助けとなると思います。
カタログ請求で家づくりを進めるメリット8:検討期間を短縮できる
カタログを請求することで、家づくりの検討時間を短縮できることもあります。
例えば、カタログで情報収集することで、住宅会社に足を運ぶ前に、ある程度候補先を絞ることができるので、気になった住宅会社にだけ効率的に足を運ぶことができます。
家族でカタログを見ながら話し合えば、家族で共有しながら家のイメージを固めることもできますし、自然と知識も増えるので、実際に住宅を見に行った時に理解できる幅が広がり、質問内容も濃くなり、より的確な疑問を投げかけることもできるようになります。
そうしたことから結果的に、検討時間を短縮できることでしょう。
住宅カタログが「情報共有」「情報整理」「要望整理」の3つの点で優れている理由
以上の理由から、住宅カタログを正しく使えば、新築一戸建て注文住宅による家づくりをスムーズに進めることができるほか、より、家族の生活にあった家づくりをすることができると思います。
家づくりの情報は「情報を共有」し、家族で「話し合い」情報を整理し「要望をまとめる」段階に分けられますが、住宅カタログはこの3つの点において優れています。
例えば住宅カタログはWEBと違い紙媒体なので、付箋やマーカーで色をつけてチェックしたり、ハサミなどで切り抜いて簡単にスクラップにすることができます。
この違いは些細なようですが、とても大きな違いです。自由に書き込みを加えられることで、家づくりの要望ノートを作るときに大活躍しますし、何より、担当者との話し合いの時にイメージを伝えやすくなります。
家づくりをしていると、様々なところから情報を集めるため、ごちゃごちゃになってしまい、どこにどの情報があったのかわからなくなってしまいがちですが、付箋やスクラップなどをしておけば、効率的に情報を探し出すことができます。
ある程度、要望が固まってきたら、カタログから写真などを切り抜いたりしてノートにまとめていくと、伝えたいイメージを言葉と共にビジュアルでも伝えることができるので、打ち合わせの際に、より設計士と家づくりの要望をはっきりとした形で共有しやすくなります。
また余談ですが、打ち合わせをするときは、一社で決めず、必ず複数社から相見積もりを取るようにしてください。
建築家や設計事務所に依頼する場合は、設計において管理契約が必要となる場合もありますが、多くの場合は、プラン契約によって持ち出し可能な間取りを作成してもらうことができます。
もしも、建築家や設計事務所に依頼している場合で、相見積もりをとりたい場合は、コンペ形式で家づくりを検討している旨を伝えていただくとスムーズに話が運ぶかと思います。
さらに具体的な住宅カタログの使い方については「無料で貰える住宅カタログを使いこなし賢く家を建てる6つのステップ」を参考にしてください。
住宅カタログをもらう方法は主に3つ
住宅カタログを請求する方法は主に下記の3つにまとめられます。
1:住宅展示場や住宅会社でカタログをもらう
2:住宅会社のホームページからカタログを請求する
3:住宅カタログ請求サービスを使う(雑誌を含む)
このうちどれを選んでいただいても、住宅カタログを請求することはできますが、「1:住宅展示場や住宅会社でカタログをもらう」を利用する方法と「2:住宅会社のホームページからカタログを請求する」方法は、効率の面で見ると「3:住宅カタログ請求サービスを使う」にどうしても劣ってしまいます。
なぜなら「1:住宅展示場や住宅会社でカタログをもらう」を選んだ場合は、一件一件足を運んでカタログをもらわなければなりません。直接足を運んだ場合は、カタログをもらうだけで帰してくれるわけでなく、当然ですが担当者と話をすることになります。
担当者によってはなかなか帰してくれず、また住宅会社によってはなんらかの条件を満たさないと住宅カタログをもらえないこともあります(実際私が経験しました)。
つまりカタログを貰うための手間がかかります。
まだ家づくりの要望が具体的になってもいないのに話し合うのは効率的とは言えませんし、そうして依頼先を決めた場合はなかなか思うような家づくりができないと思います。
また「2:住宅会社のホームページからカタログを請求する」を選んだ場合は、わざわざ住宅会社に足を運ばなくてもインターネットや電話でカタログを請求することができますが、それぞれの住宅会社のホームページから一件一件住所などの細かい情報を入力する必要があるため非常に面倒です。
住宅会社によっては、カタログを請求するために必要な要件が多いこともあり、入力に手間取ってしまたりと、非常に面倒臭いことがデメリットとしてあげられます。
またこの場合、知っている住宅会社からしか請求することができず、カタログ請求先に偏りができてしまうデメリットもあります。
一方で「3:住宅カタログ請求サービスを使う(雑誌を含む)」の方法を選んだ場合は、好みのテーマに応じて複数の住宅会社から、一気にカタログを取り寄せるメリットがあります。
必要に応じて、カタログ請求先を絞ることもできますし、カタログ請求先を指定して選ぶこともできます。
かかる時間も早い人なら数分で済むので、今の時代に合った効率的なカタログ請求の方法と言えると思います。
以上のことから、はじめて家づくりをする場合は、まずは「3:住宅カタログ請求サービスを使う(雑誌を含む)」の方法を選ぶと良いと思います。
もちろん、検討段階から気になる会社がある場合は、直接足を運んで担当者と話をして見るのもありです。
住宅カタログ請求サービスの種類は2つ
住宅カタログを取り寄せるためには、住宅カタログ請求サービスを使うと、一番効率的で効果的だという話をしましたが、住宅カタログ請求サービスは下記の2つに分類されます。
▼住宅カタログ請求サービスを使ってカタログを請求する2つの方法
1:住宅情報誌のハガキを使う(住宅情報誌のハガキに記入し取り寄せる)
2:インターネットの住宅カタログ一括請求サービスを使う
住宅情報誌のカタログ請求サービスを利用する場合
住宅情報誌によっては、住宅カタログ請求サービスがついている雑誌もあります。
住宅情報誌から住宅カタログを申し込む場合は、ハガキかファックスによってカタログを請求できるサービスになっていますが、住宅情報誌に掲載されているカタログサービスの便利な点は、家のテーマごとにカタログが整理されているので選びやすいところにあります。
住宅情報誌の場合、家の性能や住宅の特徴ごとに請求先が分けられていることがほとんどで、個々のカタログを指定して選ぶことができたり、カタログが選びやすいように工夫がされています。
住宅カタログによっては、過去に発行したバックナンバーを選んで請求することもできる場合があります。
ただし住宅会社が住宅情報誌にカタログ請求ページを載せる場合、条件が厳しいこともあり、様々な事情により掲載できない住宅会社もあります。そのため、住宅情報誌によっては、ほとんどの請求先がハウスメーカーで埋め尽くされてしまっているのが実情です。
つまり、ほとんどの住宅会社が住宅雑誌に載せることができず、住宅情報誌ではリーチできない住宅会社があることも事実として存在します。
インターネットの住宅カタログ一括請求サービスを利用する場合
一方で、インターネットの住宅カタログ一括請求サービスを使う方法もあります。カタログを請求するという大枠のサービス内容としては雑誌の住宅カタログ請求サービスと変わりはありませんが、大きな違いは3つあります。
まずエリアごとに指定できる点です。家づくりを行う場合、一般的にどこのエリアに建てるのかを決めていただく形になりますが、インターネットを使ったカタログ一括請求サービスの場合、まずエリアごとに絞り、次にそのエリアの中で欲しい家のテーマによってカタログ請求先を選ぶことができます。
さらに、日々リアルタイムで更新がかけられているため、いつでも最新の情報を手にすることが可能です。
また、インターネットを利用したカタログ一括請求サービスの場合、ハガキに書く手間やポストに投函する手間がありません。そのため、空いた時間を使ってスマートフォンやパソコンなどで簡単にカタログを請求することができます。
カタログ請求にかかる時間も短く、およそ3分程度で一気にお気に入りのカタログを請求することができます。
掲載条件なども住宅情報誌と比べるとゆるいため、実に様々な住宅会社からカタログを請求していただくことができます。
住宅カタログ一括請求サービスには様々とありますが、現在のところ、概ね、下記のサービスを抑えていただければ十分に網羅できる内容となっています。
一度は利用したい住宅カタログ一括請求サービスとは
住宅カタログをまとめて一気に請求できるサービスを利用する場合はライフルホームズのカタログ請求サービスを利用していただくと良いと思います。
ライフルホームズでは予算やエリア、家のテーマごとに分けてカタログを請求することができ、さらに取り揃えているカタログも豊富なため好みに応じて選んでいただくことができます。
ライフルホームズの特徴
ライフルホームズの大きな特徴は、家の予算ごと、テーマごと、住宅会社ごとに絞ってカタログを請求できる点です。
カタログの総点数も多く、現在1500種類ほどのカタログを請求できるようになっており、日々その冊数は増え続けています。
つまりライフルホームズでは住宅カタログの点数が多いので、家づくりの要望に応じて自由に住宅カタログを選ぶことができます。
予算やテーマ、または住宅会社を絞ってカタログを請求したいという方は、まず間違いなくライフルホームズを利用するといいと思います。
予算に応じてカタログを選びたい場合は、1,000万円台の注文住宅から4,000万円以上の注文住宅まで予算の希望に応じて住宅カタログを請求することができますし、テーマ別で選びたい場合は「ローコスト住宅」や「二世帯住宅」をはじめ「輸入住宅」や、趣味を楽しむための「ガレージハウス」木のぬくもりを楽しむ「木の家」など、様々なテーマで絞って住宅カタログを請求することができます。
例えば人気のテーマで絞ると、下記のようなテーマで住宅カタログを探すことができます。
1:住む人に優しい「平家住宅」
2:縦の空間を活かした「3階建住宅」
3:性能重視の「高気密・高断熱住宅」
4:今話題の低エネルギー住宅「ZEH(ゼッチ)住宅」
5:異国情緒あふれる「輸入住宅」
6:外観重視の「外観デザイン住宅」
7:親子夫婦二世帯で暮らす「二世帯住宅」
8:土地が狭い方向けの「狭小住宅」
9:地震に強い住宅の「耐震、免震住宅」
10:お年寄りにも優しい「バリアフリー・シニア向け住宅」
11:ビルトインガレージタイプの「ガレージハウス」
12:建築前に実物が見られる「住宅展示場・モデルハウス見学」
13:若い世帯に人気の「20~30歳代に人気の家」
14:アフターフォロー重視の「長期保証住宅」
15:贅沢な時間を過ごすための家「別荘・リゾートハウス」
16:省エネルギーに配慮した「省エネ住宅」
17:自然素材で健康に優しい「自然素材の家」
18:木のぬくもりや香りを楽しむ「木の家」
以上のようにテーマ別に特化した住宅カタログを選んで取り寄せることができます。
住みたい家のテーマや予算がある程度決まっている場合は、ライフルホームズ を利用すれば効率的に情報収集をし、スムーズに希望する家を建てていただくことができると思います。
住宅カタログ請求特典「はじめての家づくりノート」
さらに今ライフルホームズで住宅カタログを請求すると、「はじめての家づくりノート」がカタログ請求特典としてもれなくついてきます。
「はじめての家づくりノート」には家づくりのはじめ方から、スケジュール、お金の話や、家づくりでのチェックポイントがコンパクトにまとめられており、家づくりの基礎知識などを得ることができます。
家づくりの流れやポイントがはっきりと書かれているため、特にはじめて家づくりをされる方にとっては、この特典を手に入れるだけでも住宅カタログを取り寄せる価値はあるかと思います。
特典はこちらから申し込むと受け取っていただけますので是非、家づくりの参考にご活用ください。
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まとめ:はじめての家づくりで効率よく情報収集する方法
家づくりは検討をはじめてから、情報収集、要望整理、相談・検討をし工事が進められます。
特に情報収集から要望整理、相談・検討までの間で、家づくりは8割型決まり、それは建てた後の満足度にも影響してきます。この流れの中でも、最も重要な工程は「情報収集」です。
いかに正確で、適切な情報を効率よく収集するかによって家づくりが大きく変わってきます。
WEBサイトでの情報収集はもちろん大事ですが、紙媒体である住宅情報誌をはじめ、住宅カタログを通して網羅的に情報を収集することで、家づくりで家族が叶えたい要望を話し合うこともできますし、共有することもできます。
また住宅カタログは家づくりを検討する機会や雰囲気を、家族の間で作ることも忘れてはなりません。住宅カタログを机の上に並べておけば自然と家づくりの話題になるでしょうし、それぞれの住宅を比較することで建てたい家のイメージがどんどん膨らんでいくと思います。
自然とうまれた家づくりの会話の中で、しっかりと情報を共有し、要望をまとめていくことで、家族全員が納得できる家づくりを進めていくことができるようになります。
ですからやはり、家づくりを進めていく上で、住宅カタログの存在は欠かすことのできないものとなるでしょう。
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