筆で絵を描く人は世の中には五万といますが、指先で絵を描くアーティストはそうはいないのではないでしょうか。
今回紹介するニューヨークのアーティストJudith Braun氏は、一般的に絵を描く時に使う筆の代わりに、彼女の指先のみを使い素晴らしい絵を描くアーティスト。
Judith Braun氏の描く絵は、指先の質感、そして指ならではのタッチが非常に印象的で、筆では決して描くことが出来ない独特な風景を生み出しています。
上の写真のように指のみを使い描く絵。一体どんな作品になるのか・・・以下から紹介していきます。
上の写真が指のみを使い描いた絵。独特なタッチが暖かみのある絵を生み出しています。筆で描くことはできない独特な暖かみのある絵ですね。
指とはいえ、筆のようなタッチで描くことも出来るようです。
指で描くことにより、ぼわっとした暖かみのあるタッチを実現しています。
自分の指であるからこそ自由自在に操ることができる・・・ということなのでしょうか。
まるでファンタジーの世界のよう。
アップしてみるとこんな感じ。指で描いていると言われなければわかりませんが、いわれてみれば確かにしっかりと指で描かれていることがわかります。色の濃いところが指先です。
表現方法も多彩。
こちらは今まさに指先で絵を描いている様子。
ツツツーと指をなぞらせ、その力加減によって線の強弱を現しています。
見たこともない絵ですね。
川辺です。
何を描いているのでしょうか。
中心から何かが広がっているかのような絵。手が届かないところは脚立を使って描いているようですね。
「バン!」と何かの漫画で描かれそうな感じの絵。
こんな素敵な壁画があったら、思わず立ち止まってまじまじと見てしまいそう。指先でここまでの絵を描けるとは誰が想像したでしょう。
指ならではの独特な表現がしっかりと絵にあらわれている素敵な作品です。
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▼参考:
http://judithannbraun.com/462885/fingerings-galleries/