ローテーブルの上に置いたものが浮いたようにみえるテーブルがあります。 そのローテーブルは「moya」とよばれ、ローテーブルの中身、つまりガラス天板の下がキュ状にくり抜かれている為、ローテーブルの上に置いたものの影がぼやっとした状態になり、まさしく「靄(もや)」がかかったような状態にみえるテーブルとなっています。
こちらがイメージ図。つまりは影の距離感がわからないように設計することで奥行きをだそうという仕組みな訳。
そしてこれが実際のローテーブル「moya」です。テーブルの中の影に、しっかりと靄(もや)がかかっていることがわかります。 靄(もや)がかかることにより影に奥行きがあらわれていることがよくわかりますね。
そして天板の上に何も置かれていない状態のものはこちら。中身が丸くくり抜かれているため(角がないため)、一切の影もなくまるでどこまでも奥深く続いているようにみえます。
非常に美しいですね。
二つのタイプがあるようです。
実際に部屋に置かれるとこんな感じ。ソファー右側に設置されています。
どんな部屋にもあいそうな主張しすぎないデザインでもありますね。
こういったデザインのローテーブルは部屋にひとつ置かれているとガラッと部屋の印象を変えてくれます。 しかも主張しすぎないデザインなので、お部屋との相性も抜群。
ローテーブル「moya」は佐藤オオキ氏率いるnendoによってデザインされました。