2006年に設立されたトルコ、イスタンブールの建築兼デザインスタジオであるNUVIST。曲線を意識したモダンなデザインが特徴のデザインスタジオですが艶やかなそのデザインは、どの作品にも息づいており見るものの目を奪います。
今回紹介するテーブル「Volna」もNUVISTらしさが漂っており、どことなく近未来的なデザインの作品となっています。
NUVISTのデザインにはルールがないという考えが根底にあり、建築の領域とアートとデザインのアイデアを相互に交換し合うことにより新たなデザインを生み出しています。
上の写真が「Volna」 です。どことなく近未来感が漂う艶やかなデザインとなっています。NUVISTのデザインは曲線の使い方が非常に巧みで、固体が液体に変わった瞬間の形をそのままとどめたかのような、見ているだけで不思議な気分にさせてくれます。
色合いもピンク、ブルー、シルバーとあるようです。
椅子のデザインも曲線的。光が反射することによってできるつやもいい感じです。
近代的なフォルムは私たちに何か不思議な気持ちを抱かせてくれます。
近代的なフォルムのデスクは存在感がかなりあります。
広いお部屋にこのデスクのみ。ただそれだけでも空間に彩りを与えてくれそうです。
反対側から見るとこんな感じ。
近くから見ると何か奇妙な液体が凝り固まってできたかのよう。それでいて空気を這っているかのような何か生き物特有の躍動感を感じます。
少し斜め上から見るとこんな感じ。Macのデザインと非常によく調和しています。
滑らかな曲線、見ているだけで甘い香りが漂ってくるかのような気さえしてきます。
鳥のオブジェもかなり合います。
昼間の顔も良いですが夜の顔もまた素敵ですね。
脚が片側にしかついていないのも大きなポイント。そのため重厚でありながら圧迫感が軽減されています。
この角度から見るとより、色つやがハッキリして見えます。
美しすぎてため息が出そうです。
こうしてみると艶めいた唇のようにもみえます。実際に日本の家屋に合うかどうかと言えば疑問を持たなくてはなりませんが、だだっぴろいオフィス等においてみたら非常に面白い空間となるかもしれません。
優雅なデスクという言葉が非常によく似合うデスクです。
デザイン:NÜVİST Architecture & Design, Ltd.
▼参考:(外部サイト)
Artistic Volna Table by Nüvist