ゴシック様式の建築構造から発想を得てうまれたのが今回紹介するローテーブル「CATHEDRAL」です。
「CATHEDRAL」とは大聖堂のことをさしますが、まさしく大聖堂のような脚の形をしたローテーブルとなっています。
今回紹介するローテーブルは成形合板と二種類の固定金具、それにガラス天板から成り立っており、それぞれの部品の強度は最小限に抑えられています。
上の写真が今回紹介するローテーブル「CATHEDRAL」です。アーチ型の脚の部分の構造がゴシック建築から発想を得たデザインとなっています。
上に記載した通り、それぞれの部品の強度は最小限に抑えられていますが、組み立てられ構造が完成し力が加わると、その力が中心部分に向かいます。
さらに、加えられた力が中心部分に向かうことでより安定する力強い構造体に変化するようにデザインされています。
上の写真がガラス天板をのせる前のローテーブルの脚の構造。
必要最低限の固定金具と合板によって支えられているのが図により示されています。それにしてもローテーブルの脚が綺麗なアーチを描いていますね。
こちらが実際に固定金具のひとつを取り付ける際の写真。
こうしてみると頼りないような気もしますが、物理の法則により力が加わると安定度が増す設計となっている為安心してモノを置くことが出来ます。
ガラス天板を置くと上の写真のような感じに。
非常にシンプルな構造ですね。実際にローテーブル「CATHEDRAL」に使われているのは写真右上の道具のみ。
サイズもコンパクトですし、使わなくなったら分解すればいいので置き場所に困ることもなさそうです。