今までたくさんのデザインのデスクをみてきましたが、今回紹介するデスクも素晴らしいデスクです。
このデスク、デスク自体は台形のような形をしており、片側の脚の部分が引き出しになっています。しかしその引き出しの部分に大きな特徴があり、中のものを引き出す際には脚をねじらなくてはなりません。
右側の写真のように片側の脚をねじることで引き出しの中のものをとりだすことができます。デザインとして、あまりみかけない非常に秀逸なつくりといえるでしょう。
デスク自体もブラウンを基調としたシックな色合いで高級感のただよう仕様。デスクには金属製の素材を用いています。
存在感のあるデスクのため、このデスクをただ空間に置くことだけでもかなりお部屋の印象がかわってくるといえるでしょう。
このデスクの名前は「Torque Desk(トルクデスク)」といい、トルクとは回転している物体の回転軸の周りに働く力のモーメントのことをさします。
このデスク「Torque Desk(トルクデスク)」は、I M Labによってデザイン設計されました。
アップでみてみるとこんな感じのデスクに。脚がねじれることで何か生物のような躍動感を感じさせます。
片側の脚をあえて、細い線にすることにより片側のねじれ部分が際立ち、ほどよいコントラストをみるものに与えてくれます。
また不思議なことに、安定感があるため上の写真のように引き出しを開けておいても倒れることはありません。すべては計算してつくられているという手の入れよう。
こちらはねじれ側の脚を上から見た写真。引き出し部分が綺麗にカーブし、美しい曲線をつくり出しています。
淡いカーブのため、柔らかい印象としてみるものを惹きつけます。
こちらは引き出しを開いた状態の時のもの。デスク備え付けの引き出しとして使用するには充分なほどスペースがありそうです。
机として使用しなくても、ただオブジェとして利用するだけでもいいかもしれません。それにしても、これだけ存在感のあるデスクもめずらしいです。
なんと緑の部分はちょっとした本立てやえんぴつ置きになっているようです。iPad等のガジェットも隙間から充電することが出来るよう。
これはまた素晴らしいですね。
こんな素敵なデスクで仕事や勉強等をしたら、仕事が進みそうです。
難をいえば、ちょっとだけ引き出しの中のものが取り出しにくいところがあるところでしょうか。
▼参考:(外部サイト)