アメリカ人デザイナー、Scott Jones氏によってデザインされたのは全部で18ピースの四角いクッションから形成されるユニークなソファ。
ソファの構成要素であるクッションをあえて18個にバラバラにすることで利用者のニーズに合わせて形を変えることが出来るソファとなっています。
背もたれに使われる大きなクッションは3つ。中くらいの大きさの縦長のクッションが3つセットになってます。カラーは薄いグレーに、濃いグレー、そして黒とアクセントとして水色が使われています。
クッションとして使用されているほとんどのクッションは正方形となっているので自分の好きな場所にはめ込むことが出来るようになっています。
凹みの部分にクッションをはめ込むだけなので、部分的な模様替えを気分によって手軽に行えるところが大きなポイントですね。
そしてこちらがスタンダードな形のソファタイプです。中央部分に背の高いクッションが並べられており、一番使い勝手が良さそうな並びとなっています。
ちょっと肘掛けが欲しいあなたにはこちらのタイプをお勧めします。大きな背もたれのクッションをソファーの端に配置しひとつだけ倒すことにより、肘掛け部分として使用することができます。
こちらは、よくリゾート地でみかけるローソファーのような形。ねっころがって使用するにはちょうど良いデザインです。
細長いタイプのクッションと、中くらいのクッションをそれぞれ端に並べるとこんな感じのソファーに。
左側にはお父さんやお母さんが座り、右側にはお子様が座る・・・小さなお子様がいるご家庭にはぴったりのソファーかもしれません。
ケンカしたときなどスペースを区切りたい場合は中くらいの大きさのクッションを真ん中に縦に並べてください。
そうすればご覧のように、いい感じで二人の関係を仕切ることが出来ます。
様々なタイプのソファーをご紹介してきましたが、個人的には上の写真のタイプが好きです。理由は、ほどよく閉鎖され、ちょっとだけリゾートチックな気分を味わうことが出来るからです。
その他の例としては、さらに上の写真のようにしてつかうことで簡易ベッドとしても使用することが出来るようです。サイズ感としては、一人用のソファーベッドのような形でしょうか。
最後に、大きなクッションを真ん中に縦に集中させることによって上の写真のような、ソファーの形を作ることが出来ます。
まるで病院の待合室のようです。
現在世の中には、様々なソファーがありますが利用者のニーズによって様々な形に変形できるソファーはそう多くはありません。
一般的な機能だけでは家具が売れにくい時代。もしかしたら機能性と多様性を含んだこういったニーズに合わせて変形することの出来る家具が、これからの時代、主流になるのかもしれませんね。