ギリシャの建築実験ユニットcity indexが面白い試みを行ったようです。
太陽光発電システムを使った独立型の再生可能エネルギー充電スポットを、ギリシャのエレフシナ(elefsina)の街中で試験的に展開したとのこと。
この施設の特徴は電動自転車やモバイルデバイスの充電やWi-Fiスポットとして利用することができる独立型パワーステーションとしての設備や、ちょっとした休憩所のような機能を兼ね備えているところにあります。

外観も非常に凝っており、緑のライトが足下を幻想的に染め上げます。

電動自転車が設置されています。上の写真のように電動自転車を設置することで再生可能エネルギーを使い充電を行うことができます。

おやおや、早速、街中に設置された、この次世代型のアーバンファニチャーに興味を持ったひとが集まっています。

アーバンファニチャーを設置している様子です。建物自体はそれほど大きくなく小規模なものとなるので狭いスペースでも至る所に、様々な場所で展開できそうです、

このアーバンファニチャーは「Aktina」と名付けられギリシャの都市環境の向上を目指しているとのこと。将来的には都市部の様々な場所での展開も考えているようです。

上の写真のように建物の一部が溝のようになっており、再生可能エネルギーによって電動自転車を充電できる仕組みになっています。

Apple製品、MacBookが設置されています。

また設置されている、四角い箱は取り外し可能で、様々な用途に応用できるとのこと。例えば、写真のように設置することで、ちょっとしたイベント会場として利用することもできるようです。

お酒を飲む場所や、屋台としても利用できそうですね。

アーバンファニチャー「Aktina」の見取り図です。この写真だけをみるとチャルメラの豪華版のような印象を持ってしまいます・・・が、列記としたソーラー発電システムを用いたアーバンファニチャーです。

アーバンファニチャーの使用例や使われている素材などが記されています。

こちらも同じく使用例や素材。

このアーバンファニチャーが日本の都市部を含めた郊外などで利用できるようになったら非常に便利ですね。
街の中の人が集まるちょっとしたコミュニティーとして機能しそうです。
ギリシャの建築実験ユニット:city index
▼参考
・aktina – new productive urban furniture by city index