この写真は2012年の11月1日にメキシコのCabo Pulmo(カボ・プルモ)という場所でOctavio Aburtoさんによって撮影されたものです。
この写真に写っているのはプロダイバーのDavid Castroさん。撮影したOctavioさんの親友だそうです。
魚がトルネードのようにうずまいて、ひとつの大きな魚のようになっているその姿は、昔、国語の教科書に載っていた「スイミー」を彷彿とさせます。
Cabo Pulmo(カボ・プルモ)の場所
撮影場所となるカボ・プルモはメキシコにあります。
巨大生物のようにうごめく魚たちの写真
まるで海に潜む、別の巨大生物のようです。
魚が弧を描くようにぐるぐると延々連なっています。
この写真の名前は「David and Goliath」。そして、写真をとるまでに費やした期間は3年。ものすごい忍耐です。
3年間、こういった写真が撮れるということをイメージしていたようですが、なかなかチャンスに恵まれず、ようやく巡ってきた一瞬をとった刹那の瞬間をカタチどった素晴らしい写真です。
この写真を公開したところ、「本当に撮った写真なの?」「加工した写真じゃないの?」とまわりの反応は様々だったとのことです。
それらに対する回答は、「もちろん本当に撮られた写真です」とのこと。
Making David and Goliath from Octavio Aburto on Vimeo.
動画もあります。24秒程度の短い動画ですが、まるでトルネードのようにうずまく魚のダンスをご覧頂けます。
▼参考:
Behind the Photo David and Goliath | Mission Blue