アメリカのバークレーに住む建築家のtai-ran tsengは息子が三歳になり、サンタクロースに興味を持ちはじめた2005年から、古い再生利用可能な雑誌でクリスマスツリーを創り始めることを始めたそうです。
この雑誌で出来たクリスマスツリーは、33種類もの雑誌を利用しつくられているとのことです。
古い雑誌でクリスマスツリーをつくってしまうなんて、ものすごいアイデアだと思いませんか。
ひとつひとつの束は以上の写真のようにまとめられています。
木の幹は何かと言うと厚紙(段ボール)を折りたたみ再現しているそうです。つまり、この古い雑誌で出来たクリスマスツリー全体が、再生紙を利用しつくられているということになります。
いくつかを束ね、上から写真をとってみました。雑誌のページ自体に色がついているので、クリスマスツリーに装飾をしなくとも、様々な色合いを楽しむことが出来ます。
段ボールでつくられた幹を要所要所につなげていけば出来上がり。ものすごく簡単に、低予算で、しかも自作のファッショナブルなクリスマスツリーが 出来上がります。
仕上げに古い雑誌で出来たクリスマスツリーにLEDライトなどで装飾を施せば出来上がりです。
アメリカでは年間数千万本もの生木のツリーが流通しており、環境問題が指摘されています。その環境問題を考慮し、身近にあるもので創り上げるという、アイデアを生かした素晴らしいクリスマスツリーですね。
▼参考
old magazine christmas tree by tai-ran tseng(外部リンク)