なんの変哲もないワイングラス・・・かとおもいきや・・・。
ん?どこか様子がちがう。・・・もしかしてこのワイングラス木に刺さってる?
というのは冗談で、これも列記としたデザイン。主伐や間伐など、樹木を伐採する際に先ず最初にチェーンソーで「くの字」に伐れ込むそうで、その際に出る木のかけらのことを「受口」と呼んでいるそう。
現在はその使用用途がないため捨てられてしまうそんな「受口」。それに命を吹き込んだのがこの作品。
こうしてみると本当に素晴らしい。
何かの本に書いてあったけど、
今現在ゴミだと思っているものは、ただその使用用途がみつかっていないだけで、本当のゴミではない。ゴミはこの世界には存在しない。ゴミだと思う人間のその思いこそがゴミなのである。
のようなことが書いてあったことを想い出す。勝手にゴミだと考えているのは人間の単なる怠惰なのかもしれない。
こんなふうに斜めってつくることも可能。非常に面白い。
公式ホームページのコンセプトによると・・・主伐や間伐など樹木を伐採する際に先ず最初にチェーンソーで「くの字」に伐れ込む。その際に出る木のかけらは「受口」と呼ばれ現在はその辺にポイッと捨てられています。そんな受口を使ったワイングラスです。ワイングラスを木に見立てて受口によって支えられている木を表現しています。どんなに雄大な木でも「くの字」の伐れ込みによって容易く倒れてしまうのです。
いろいろと勉強になるね。