日本のデザイン会社であるnendoが、イタリアの著名ブランドであるトッズ(Tod’s)から依頼されてつくられたのが今回紹介する建築家のためのバッグ。
建築家が使うために便利なあらゆる機能が、nendoならではの視点で見事につくられています。
具体的にはどんなバッグかというと建築家のために「持ち運ぶものに合わせて形が変わるバッグを考えた」のだそう。
つまりは上の写真のようにあらゆる形で持ち運ぶことが出来るバッグと言うわけ。
上の写真のように、広げた状態だと、A3サイズの図面を折らずに入れたり、長さのあるサンプルを運んだりできるようにデザインされています。
また半分に折るとA4サイズの図面や書類が収まるスペースが2つできるとのこと。折り曲げた真ん中の部分には筒状に丸めた図面や重いカタログや書籍、建材サンプルなどを入れられるのだそう。
さらに2つのハンドルは収納可能。荷物が少ないときはクラッチバッグになるのだそう。
ブランドのアイコンである「ストライプ」を中央に入れているというさりげない心遣いもnendoならではの気遣いですね。
左から広げた状態、半分に折った状態、ハンドルをしまった状態のバッグ。
シックなカラーが相性抜群。
様々な使い方が出来るバッグです。
このバッグを使うことで建築家の日常生活が新しく開発されるのでしょうか。
建築からならずとも手元に置いておきたい一品ですね。
どうやらカラーは4色展開のよう。
ロゴもバッチリ入っています。
こうして見るとバッグなようで。それでいてバッグではない・・・不思議な形。
こうした新しい使い方を提案する発想がnendoはとっても得意なデザイン会社ですね。日本ならではのモノ作りの精神がnendoではふんだんに発揮されているような気がします。
▼参考:
architect bag | nendo(http://www.nendo.jp/jp/works/architect-bag-2/?release)