金魚絵師の深堀隆介氏と言えば、金魚救いと称し、あらゆる金魚の作品を手がけることで非常に有名なアーティストの一人です。
樹脂を型に流し込み、立体的な金魚の絵を描く作品から、金魚の絵画まで、金魚に関する作品なら彼の右に出る作品は無いのではないかと思うほど素晴らしい作品を数多く手がけています。
以前、ONE PROJECTでも彼の作品は紹介させて頂いたこともありますので、記憶に新しい方ももしかしたらいらっしゃるかと思います。
今回はそんな金魚絵師 深堀隆介氏の作品に感銘を受けて、つくられたKeng Lye氏の作品をご紹介します。
まずはこちらから。深堀隆介氏の作品と同じように、特定の型に樹脂を流し込み多数の層をつくることでつくられたこの作品。
ただ、彼の場合は深堀隆介氏の作品と違い金魚以外の絵も描かれている点にあります。
例えばこちらの亀。深堀隆介氏の作品と同じ技法を使い、非常に可愛らしい亀が描かれています。
もちろん上の写真のように多数の金魚が描かれることもあります。
立体的で、本物の亀のようにも見えますがもちろんこの亀は描かれたもの。
ものすごくリアルに描かれています。
こちらは海老。
亀が二匹描かれることもあります。それにしてもまるで生きているかのよう。
黄金に光り輝く金魚。
金魚の影もリアルに描かれています。
亀が気持ち良さそうに泳いでいます。
なんとタコまでもがものの見事に描かれています。
深堀氏を絶望的な窮地から救ったことにより「金魚救い」と称し、金魚を描き続ける深堀隆介氏の技法は、恐らく今後様々なところに広がっていくのでしょう。
その広まりは国境を越え、お互いの技術を高め合い、さらに今後私たちをあっと驚かさせてくれるような作品が生まれて来るでしょう。
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・金魚の形をしたティーバッグ「Charm Villa」 | ONE PROJECT
▼参考:
kenglye (kenglye) – DeviantArt(https://www.toxel.com/inspiration/2013/05/27/3d-paintings-by-keng-lye/)