「2014 FIFAワールドカップ」の開催日は2014年6月12日で、7月13日までの一ヶ月間、実に64年ぶりとなるブラジルで開催されます。
それに加え、本年のワールドカップは節目となる20回目の開催。日本でも記念グッズが販売されたりと今から盛り上がりをみせています。
今年の夏はサッカーで盛り上がること間違いなしなのですが、ワールドカップが行われるのは日本の深夜の時間帯。それまで起きていられるのか・・・そんな時間までなにをしていればいいのか・・・と悩んでいる方も少なくないのではないでしょうか。
そんなあなたに是非、と思うのが今回紹介するレーザービームで出来た移動可能なサッカー場の話題です。
実はこれ大々的な広告の一種。
このプロジェクトはスポーツメーカーであるナイキのNike FC247 #MiPistaと呼ばれるキャンペーンの一環でおこなわれたものです。
ナイキのこの広告は、スペインのマドリードにて行われマドリード市内を巡回しながら各地でサッカーフィールドをつくることによって行われました。
どのような仕組みになっているのかというと、クレーンでつり上げられた投影機から緑色のレーザービームを放出し、サッカーフィールドを地面に投影しているだけ。
しかしながら、この投影機を使えばサッカーフィールドを設置していない場所でもサッカーフィールドをつくることができ、どこででもサッカーができるようになります。
このレーザービームで出来たサッカー場では特別にデザインされたナイキのシューズを使い、5対5でサッカーの試合をプレイヤーとして楽しむことが出来ます。
完全予約制のサービスだったようですが、この広告は大成功。
各メディアへの広告費を使わずに20万ものビデオ再生回数を実現しソーシャルメディアやブログ等を介し延べ550万人もの人々にリーチ出来たようです。
このアイデアさえあれば世界各国のサッカーフィールドがない地域でもサッカーを楽しむことも可能。とても優れたアイデアですし、それ以上にインパクトのある広告だと思います。
このナイキのキャンペーン広告は、毎年6月に一週間に渡って行われる世界にある数々の広告・コミュニケーション関連のアワードやフェスティバル「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」で賞を受賞した作品でもあります。
カンヌライオンズは世界最大級の規模の広告・コミュニケーション関連の祭典。この広告が受賞したのも頷けますね。
こんなサッカーフィールドで試合が出来たらアドレナリン全開でしびれること間違いなし。個人的にも是非、一度プレイしたいものです。
▼参考:(外部サイト)
nike’s FC247 laser beam soccer field lets you play at night
Nike FC247 / #MiPista – Jesús Revuelta