一瞬みるものを戸惑わせる椅子があります。
それが今回紹介する「Shadow Chair」です。この何とも言えない椅子。まずは以下の写真をご覧下さい。
どうですか?一瞬はっとしません?二本の脚で立つ椅子・・・これはどうみてもおかしい。しかし、合成写真でもない。
そう、この椅子は実は影の部分が支えとなっているためたつことを許された不思議な椅子なのです。
ずらっとならぶとこんな感じに。横から見ると影の部分が本物でないことがよくわかりますが、真正面から見ると、まるで本物の影のようにさえうつるというこのデザイン。
よく考えたと思いませんか?
実はこの椅子、「Shadow Chair」は実際に販売もされています。お値段は決して安い金額ではないですが、座る人をあっと驚かすことができそうですね。
「Shadow Chair」をたくさん並べると上の写真のように華やかに空間を彩ります。モノトーンの部屋に非常にマッチしそうな椅子だと思いませんか?
▲ Walnut Tree Shadow chair
こちらはクルミ材で出来た「Shadow Chair」です。木目が非常に鮮やかで影の部分が良いアクセントになっています。
落ち着いた色合いと重厚な木目、重硬で衝撃に強く、強度と粘りがあり、狂いが少なく加工性や着色性も良いという木質をもつクルミ材。
「Shadow Chair」にぴったり。
横から見るとこんな感じ。とても美しい線をしています。
もう一度正面の角度から。
中にはこんな影を装ったものもあるようです。さすがにこれは置き場所に困りそう。ただ、発想自体は非常に面白いと思いませんか?
続いて、影が壁に映っているバージョンの「Shadow Chair」。なかなか「粋」です。
▲Super Light Shadow chair
カラフルな色合いの「Shadow Chair」。
▲Shadow Chair with Shadow Rug
今度は脚が曲がっているバージョン。しかも今までは影が後ろの方に出ていましたが、今回は影が座る側、前の方にぐいっと伸びているデザイン。
影がラグなのでこんなふうに階段に敷くことも可能。
もう一枚。
椅子が黒いとまた違った印象を持ちます。
▲ WOLF WITHIN Shadow chair
こちらでは、椅子の影がオオカミになってしまっています。
よくよくみるとふかふかでとても暖かそうなラグとなっています。
この椅子、ちょっと素敵かも。
壁紙をかえてみるとこんな感じ。影によって縁取られたオオカミがワオーンと吠えている瞬間です。
ここで紹介したShadow Chairは購入することができます。Shadow Chairを購入されたい方は以下から購入してください。
デザイン:DuffyLondon
▼参考:(外部サイト)
Reinterpretations of DuffyLondon’s Shadow Chair – Design Milk