我々日本人にとって、「和」とつく文化や習慣や、様式はとってもなじみ深いもの。それら「和」がもたらすものは、海外でも高い評価を得ています。
そんな「和」をどこでも味わうことが出来るキューブ型の和室が今回紹介するトピックス。
風水の専門家Liu Ming氏と日本人建築家Toshi Kasai氏によりデザインされた「Cube」という名のお部屋です。

「Cube」は、二階建てになっており、二階には側面の階段を利用することで昇ることが出来ます。二階ではお茶などを嗜むことができるよう。

左側にあるのが二階に上がるための階段です。右側の部屋は書斎といったところでしょうか。

この書斎はシェードで仲を見えなくすることも出来ます。

ローラーシェードをかけた状態が上の写真。
フレームに化粧ボードと畳を組み合わせており、障子やローラーシェードを設置することで採光にも配慮したデザインとなっています。だから、誰でもとてもコンパクトかつパーソナルな空間として利用することが出来ます。

階段の一番下は引き出しになっており、靴などを入れることが出来るようです。

そして驚くべきことに裏側はベッドになっています。素晴らしい和の空間ですね。さらにキャスターがついているため、お部屋間の移動も容易。
ベッド、書斎、茶室がこのキューブの中に機能として凝縮されています。移動式なのもプラスポイント。

和のテイストが気分を落ち着かせてくれます。

ただちょっとだけネックなのは高さ。8フィート(約243センチ)あり、ある程度の広さがないと設置は出来ない模様。

左側がシェードをかけた状態。右側がなしの状態です。



上の写真が間取りといったところ。
でもお値段はちょっと高め・・・。約二万ドルもするよう。どうしても和が欲しいと言う人にはいいかもしれませんね。
▼ONE PROJECT編集部 オススメ記事:
・世界中の住宅建築を知り尽くした住宅建築のプロによる、世界に一つだけのこだわりの家のつくりかたを探している方はこちらの記事を合わせてお読みください。
>>>理想の家づくりに向けて
・世界中の住宅建築のデザインをお探しの方は合わせてこちらをお読みください。
>>>世界の住宅建築
▼参考:
The Cube – Architecture Linked – Architect & Architectural Social Network
SPACEFLAVOR: Architecture, Interior Design, Feng Shui, Decoration, San Francisco, Bay Area
Portfolio: Home Remodel & Commercial Interiors San Francisco, Bay Area